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山本光夫

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思い出♪ 2本のPALMS Coralstar☆彡☆彡

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きょうは2本の愛竿とお別れをしてきた

2本のパームス コーラルスター ☆彡☆彡


『コーラルスター』は
本来、ボートからのバーチカル・ジギングロッド

ご存知
ボートから垂直にを垂らしジグをしゃくる釣り用。
あれ?キャステイングロッドではない。

どうして陸からのメタルジグのキャステイングで?
コーラルスターを??といえば、長い話になる。

☆彡
☆彡
☆彡

さかのぼって、40年以上まえの話。。

小学生だった俺は
漫画を毎号楽しみにしていた^^

月に2千円のこづかいでは、かなりを占める金額だが
夢中だった俺にとっては、まったく苦にならなかった。
おこずかいをその手にもらうと、
その足で本屋へ。
「子供には長い道のり」も足取り軽く鼻歌交じりだった(^^

その漫画の名は、『釣りキチ三平』!

そのページに度々で出てくる、
『太鼓型リール』と『ピストルグリップの竿』
に釘付けだった。

☆彡
☆彡
☆彡

さかのぼって
小学生のころの話。。
母親の職場の「洋品店」の向かいには
町で唯一、「ルアー用品」を置いてる『駄菓子屋』があって
『ダイワの安いルアー竿』1本、『オリムピックの安いスピニングリール』1個、『ブレットン』と『パンサー』のスピナー1ダースずつ、
『トビー』のスプーンが1ダース。。それだけ?
”なぜだか”その店にはいつも売ってあった。(理由はわからん?)
まあ、もともと「くじ」とかお菓子、アイスクリームおいてる
ほんの「お菓子屋」なんで(笑)

小学3年の夏休み。。
ダイワの”黄色く透ける”『ウルトラライトのルアー竿』
当時三千円ほどだったか(笑)
オリムピックの『スピニングリール』
これも千円ほど(笑)
これをあの『駄菓子屋』で手に入れて、
(※「黄色く透ける」とは当時”透けないグラス”か”竹”が主流だった
じつになんというかガキには魅惑的に映りました。はい。)

「夏休みといえばナマズ」てな具合で
夕暮れになると家の前の大淵に通い
90cmをかしらに「ダイワの”黄色い”ウルトラライトのルアー竿」を弓なりにして、「出来の悪いドラグ」をジイージイー鳴らして、たくさん釣ってナマズと遊んでた^^

☆彡

冬はといえば、
雪の上を自転車の荷台に荷縛りゴムで『ダイワの”黄色い”ウルトラライトのルアー竿』を括りつけ、
ほとんど手押しでww自転車を押し4時間かけてはダムに上がり><
1時間『スピナー』投げてシラメを1〜2匹釣っては♪
4時間かけて夕暮れ間際に凍えて我が家へ><;

親の小言を尻目に風呂の温もりをじ〜んと♨ご満悦で湯船に浸ってたりしていた♨

だから、スピニングの『ダイワの”黄色い”ウルトラライトのルアー竿』にまったく不満もなかったし、
紛れもなく、小学時代の『お宝』だった^^v


☆彡
☆彡
☆彡


しかし中学生にあがって、
『釣りキチ三平』のページのなかで、
なぜか飛び跳ねながらキャストする主人公「三平少年」の
『太鼓型ベイトリール』と『ピストルグリップのルアー竿』
は白黒のページのなかにあって、
なんとも鮮やかな色彩を放っているかのように見えていた。

ここから、ベイトリールへの「あこがれ」がはじまった。
あれから40年以上も流れ流れている今でも続き
やはり俺のなかで
『中2病』?は「冷めないままなのかも(^^ゞ

☆彡
☆彡
☆彡

そして中学生だった俺は
『お年玉』という『こどもの最終兵器』を握りしめ

学校の規則なので、しかたなくだが、
母親にやっとねだって付き添いを承諾してもらい

あの「町の店」ではなく、はるばる『駅行き』のバスに乗って、
中坊にはちょっとまぶしく感じた『市内』へと向かった。

その『ダイワ』の代理店の看板が誇らしく掲げた『釣具屋』で

『ダイワファントム』ウルトラライトの”ベイトロッド”と
『マグサーボ』の”ベイトリール”を

取り寄せてもらうよう母に掛けあってもらった。

「中学生でそんな高価なものを!?」
「いまある竿でいいんじゃないの?」
と元々は反対していた母親だったが

店主の「まさかそんな高級品を、今はおいてないんです」と
驚いた様子に

なんだかか母はすこしだけ鼻高々だった様子。

そのうちの店員さんは「うちの店にもいいベイトリールありますよ』
と手頃な在庫品をすすめてくる。

すると母は、
『子供のいうのを注文してください』と言い放った(驚)

その帰りのバスでとなりの席。
母は小声で『子供だと思って!あの人。。』と何度も繰り返した。

うーん今も昔も
『母はたくましい』・・

☆彡
☆彡
☆彡

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その時以来

しだいに自分で稼ぐようになって

いよいよベイトロッドを自分で買える身分になり、

40年来いろいろとロッドを試す。。

う〜ん、
納得のいく『道具』にはなかなか辿りつけないもんだなあと思う。

大昔ではエビスフィッシングのMr.DON SEAWORKSとか。。

すこしむかしのabuの(初代)YABAIシリーズとか。。

わずかですがベイト専用でいいロッドが存在してくれてたのはありがたい♪

途中、
よくあったのは、
スピニングのブランクにピストルグリップとガイドだけ交換した”ようなもの”が多くあって、

実際手に入れ振ってみると。。

ベイトロッド”のようなもの”

であることは珍しくない。

いやいや、そのほうがおおいかも(苦笑))

最近の
Fishmanの赤塚さん上宮さん西村さん
TULALA テルさん呉さん小川さん
その他テスターやスタッフの皆さんの手によって
実際の釣りの現場で鍛えられた

『本物』といえるベイトロッドの銘竿達が

手を伸ばせば届くものとして、目の前にあるのは


”物のない時代”の”おじさん”の時代からすると

これはもう”涙モノ”の奇跡なのでありますノ

この場を借りて”ありがとうございます”といいたいですm−−m

☆彡
☆彡
☆彡

表題の件に戻ると

なんでパームスのバーチカルジギングロッド??
をキャスティングロッドで使うの???
てことなんですが。。

そのベイトロッド”のようなもの”と比べて

このパームスのコーラルスターのロッドたちは
俺のなかの理想のベイトキャスティングロッドの要素を備えているからなんです

『バブル時代』に高価な「高弾性カーボン」等が流行してましたが
弾く力だけが突出していたため、
みなさんにも想像がつくとおもいますが
”バッツクラッシュ”を誘発しまくる代物でした

まあ、グラスロッド回帰というか、見直されたりしたのが
その後のことでした。

ただ、リール性能が上がった今日では、意外に高い反発力でも
応じてくれるようには、なりつあるのかも、しれませんね。

ただ、この当時。
しなやかで、”タメ”の効いて、収束性をそなえつつ、
そんなロッドに出会えなかった。(涙)

「バスロッド」があるじゃん♪
と、言う声もあるでしょう^^ノ

当時、俺もそう思い^^

バスロッドを何セットも。。
『これは!?』とおもうものは新品、中古問わず買いあさりました^^b

ただただ近年のバスロッドの「ブランク素材」「セッテング」は
”素晴らしい!!”の一言♪

ですが、なぜかほとんどが半年もしないうちに次々手放していきました。。

どうしても俺のなかで『なにかが違う』という感じでした。。

なぜなのか!?

これまでのなかで、『”良いと長年”つきあえた竿』を振り返ってみて。。
次第にみえてきたこと

そのひとつが。。『グリップエンドの長さ』!

でした。

じつは
(初代)YABAIIシリーズなんかは
自分のなかで『もうこのシリーズだけでイイんじゃないか♪』
くらいにお気に入り。
そして釣れに釣れまくりましたw^^w
『釣れる竿』です

しかしながら気がついてみると
グリップが短すぎたのです^^;

名誉のため正確に言うと。。^^

バスロッドには最高だと思うんです^^v
YABAI大好きです♪

遠投しないシーバスロッドとしても最高でした♪

ノーシンカーワームや軽量ジグ、メタルジグ、大小プラグ、と

バーサタイル性とアクション&感度、フィーリング感性など最高でした♪

今でも(初代)を見つければ買ってしまいそうなくらいです^^(笑))



ですが、

こと、
『サーフでメタルジグをロングキャストして青物を狙う』となると
この『パームスのコーラルスター』というジギングロッドが
ことのほか理にかなっていると感じるのです

☆彡
☆彡
☆彡


グリップに関しては、テルさんや呉さんの動画のなかで語られてますが
拝見してて、ついつい共感してしまうのです^^


TULALAのテルさんも、
スタイルは違いますが、えんえんとジャークを『千本ノック的に』
とてつもなくやりまくられて、
残ったモノがアレなわけでしょう♪すごい!!
そこから
モレーナのようなついつい手に選んでしまうような銘竿がうまれるのでしょうね♪
まあ、勝手な想像ですが(笑))まちがってたらすみません(*´艸`*)

ブランクも超高弾性でもなくガイドなど
トータルで絶妙ということも素晴らしいのですが
やはりジャークロッドでの『理想のロッド重心』『ガイド選択』
なかでも『絶妙なグリップ長』というがおおきい筈ですね♪

ちなみに、俺の師匠なんて、肘までの微妙な『グリップの長さ』に「異様な執念を燃やつつ、新品のロッドをホームセンターの糸鋸でガリガリ切ってはボンドで貼ってましたな(*´艸`*)ひえ〜



☆彡


とくにTULALAの呉さん♪
モンストロ710の動画だったかな(?)
モンストロ75も(笑))

そこで語られるやり取りスタイルはまったく似ているというか^^
え?なんでまたってくらいに俺も似たやり方♪何度見てもなにか嬉しくなります♪
あと、呉さんは琵琶湖、俺の海はメタルジグなんでですが、
その泳がせかたとか、アタリのきき方なんかも
まったく同じ『やり方』でした♪それってなんか光栄ですよね^^
ただおそらく共通してるのは、
呉さんはとんでもなく回数やりこんでるはずですよね^^
千本ノックのような。。やりこみ♪
そこから編み出された結果。
残ったのが、あのスタイルなんでしょうね^^b素晴らしい!
まあ、これもかってな想像です(笑))ちがってたらすみません(*´艸`*)


この呉さんの長さに近い感じで^^

パームスのコーラルスターの長めの『グリップ長』

というのが効いてきます^^v

☆彡
☆彡
☆彡


ブランクの低弾性、収束性、
タメ、粘り
フッキング
大きめのガイド
ロッドの重心
グリップ長

その点『パームスのコーラルスター』は
この次に手に入れた愛竿Fishman710MHほどには飛びません。
この点は^^あしからず。

でもね♪^^
満点ではなくても。。
俺にとって、まったく理にかなってて
『サーフでメタルジグをベイトキャスティング』にもってこい。
だったんです^^v

※さらにくわしくはまたの機会にでも ノ

コーラルスター。
そのおかげで、
こんな『古い竿』でも釣果実績もすばらしくたくさんの魚と遊べました。
いわゆる『釣れる竿』です♪

何年も愛用してきましたが

カンパチ
ヒラメ
ブリ
サゴシ
アジ
キジハタ
カサゴ
メバル
ヒラスズキ
マルスズキ
コチ
ホウボウ
ダツ
ハゼ
ナナシマ
・・・

数えきれないくらいの”思い出”を

ありがとう(涙)

2本のコーラルスター ノシ


☆彡
☆彡
☆彡

今日、

いつもの『相方』の娘さんへ「結婚プレゼント」として

新婚さんのお二人のもとへ、

仲良く2本お揃いで嫁いでいきました(祝)

可愛がってもらえるといいな^^ー☆



仕事帰りにまちあわせて、海で手ほどきしつつ、手渡してきました。

二人なかよくならんで海辺の外灯の下で

暗くなるまでニコニコしながら

コーラルスターを投げ続けてました。


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( ´ー`)y-~~

かくして帰路についたのは。。その4時間後だった(笑))

2人共ベイト初心者なのに(笑)

とりあえず♪2人とも気に入ってくれたみたいだし♪

(*´艸`*)


おわり☆彡☆彡



おつかれさまでしたmm


ノシ

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