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月下美人MXがモデルチェンジ!

皆様こんにちは。
担当の多賀です。

ライトゲームロッドのスタンダードモデルとして強い支持をいただいております月下美人MXが、この9月に、アジング、メバルモデルともにリニューアルいたします!

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Dベック部分がゴールド色なのがメバルモデル、ガンメタ色アジングモデルです。
見た目もグーンとシャープになっております。


ここからは長文になりますが、ぜひ、お付き合いください。


NEW月下美人MXですが、形にするのが非常に大変でした。
と、言いますのは、嬉しいことに、多くの方にご指示いただき、前作の真っ赤なMXが今もなお、数多く売れ続けております。
それだけに、皆様の期待は裏切れない!と、どうせやるなら、ライトゲームロッドを根本から見直してやろうと、設計と企画が一丸となって取り組みました。

そのため「上位モデルを超える」意気込みで製作した「上位モデルを超えた」アイテムになっております。

そもそも、現在のライトゲームロッドをとりまく環境は、目まぐるしく変化しております。

これを理解している方と、していない方では、きっと大きく釣果に差が出ているはずですよ!
どんなかといいますと、

1.アジングロッドの登場。
これにより、メバルロッドにもさらなる操作性が求められています。ライトゲームアングラーの方のなかには、アジングロッドでメバルを楽しまれる方もいらっしゃるようです。

2.エステルラインの急速な普及。
ナイロンはもはや過去のライン。フロロでさえも使用される方がかなり減っているのを皆さんも現場で体感されているのではないでしょうか。今やエステルとPEが二強。どちらも共通なのが、超低伸度で細く、リーダー(ラインシステム)が必須なことです。

3.釣法の変化です。
いままで、アジはフォール、メバルはリトリーブと言われることが多かったです。今でも間違えではないのですが、潮流に仕掛けやルアーをなじませるドリフトの釣りの発展も大きくロッドに影響しています。

これらをベースに、アジとメバルの魚としての性質も加えて、NEW月下美人MXのアジングモデルメバルモデルのコンセプトをご紹介いたします。

まずは、共通の ポイントです。
今回、両モデルともに全体の軽量化と、パワーバランスの最適化についてとことんこだわりました。
軽量化において、最も簡単だったところは、ガイドセッティングです。今までの月下美人MXはアジングがフルチタンガイド、メバルは穂先がチタンで、部分的にステンレスフレームを使用していましたが、今回は、すべてチタンフレームの薄肉SiCに変更しました!

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超フィネス系のアジングのジグヘッドリグモデルは、バットに一本足のATガイドを搭載しています。

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一方、負荷の大きいキャロやジグを投げるアジングのロングモデルや、プラグの使用機会が多いメバルモデルは、あえて二股で丈夫なT-KLSGガイドです。

超軽量ルアーをセットしたロッドをスタンドに立てる場合、トップガイドの所までルアーを巻いてしまうか、元ガイドにフックをかけるか悩むのですが、それも踏まえてベストチョイスをさせていただきました。
また、ガイドサイズも徹底して見直しました。その結果、穂先はあえてやや大きめ。こちらは重くはなりますが、一般的なロッドよりも0.5㎜大きな4㎜径となっております。それにより、あらゆるキャスト時、ラインシステム使用時もラインシステムの結びコブが引っかかったりすることなく、スムーズに飛んでいきます。エステルやPEはリーダーが必須なので、非常に重要なところですよね。また、ルアーを沈めている途中でラインを出したいときなども、ガイドに水が張りにくいので抵抗が小さく、ラインの出がスムーズです。さらに、なにより嬉しいのは、夜でもガイドにラインを通しやすいことです。風のある日なんかは、特に差が出ますよ。
また、ガイドの数も減らすことなく設定していますので、ブランクのパワーをしっかり使えます。お手持ちのアジング・メバルロッドのガイドの間隔が広く感じる方や、バットが殺風景に感じる方は、自己責任となってしまいますが、+1個カスタムをすると、バットパワーが豊かになったり、ロッド操作がリニアになったりと、自重は増えますが、操作の軽快性は大きく差がでますよ!
 ガイドバランスは、それほど大切なんです。

また、グリップ形状や位置も徹底して見直しました。
市場に出まわっているほとんどの製品を吟味しつつ、ブランクとのバランスを見て最適なポジションを大きく変更しました。
どちらもブランクタッチを意識し、軽くロッドを保持できるようにダウンロックを採用しております。
見た目がグンとシャープになっていますよね。
こちらも、ただ小さく細ければいいというものではなく、いろいろ研究を重ねた結果、あらゆる手に最適にフィットする形状を開発しました。

また、位置も大きく変更!
なぜ、大きく変わったのかといいますと、ブランクの刷新が影響しています。
超軽量化されたことで、有効レングス(グリップよりも先)を長くとっても持ち重りしなくなったことがその理由です。
 

さて、ここからは、魚種別に解説いたしましょう。


まずは、アジングモデルから。
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こちらは、とにかく軽く「ピンシャン」の高感度設計にしております。
そこで非常に軽量で高強度なHVFナノプラスをブランクに使用しました。

その理由としまして、
1.アジングは非常に軽いジグヘッドを使用する傾向にあること。
2.リグによってロッドを持ち替えることが多い(使用するルアーの幅が狭い)
3.とにかく瞬間的にアワセを入れて、上あごにフックをかけることが重要
4.掛けた後は青物らしく暴れまわるファイトが多い
この4つです。
 
そこで、1gでも軽く。そして、わずかな変化(水流やアタリ)を感じやすく、感じた後はすぐに操作を入れられるようにしました。
穂先も、510ULS-Sは1gまでのジグヘッドリグに特に特化し、64.5LS-Sは0.8~1.2gを狙って、とことん突き詰めてトップのテーパーを調整しています。
とにかく掛けるまでを重視し、掛けた後はリールのドラグを積極的に使用する味付けです。
また、アジングの場合、ジグヘッドリグはエステルライン、キャロやフロートはPEで行う方が多い傾向にあります。いままでの主力ラインであったフロロカーボンと比べた場合、伸びが少なくて細いので、いままでと同じ調子を使った場合、張りが強すぎてアワセ切れや、ルアーを過剰に動かしてしまうことになります。そこで、ブランクの張りやパワーを微妙に抑えたセッティングになっています。


また、メバルモデルはいかがでしょうか。
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こちらは「操作性を上げつつ、粘り」にこだわった調子です。
その理由としまして、
1.メバルはやや重いジグヘッドを使用する傾向にあること。
2.一本のロッドで広くまかなうことが多い(プラグ、ジグヘッドリグ、フロートリグなど)
3.流れやテンションの変化を感じとって、スイープにアワセることが多い
4.掛けた後は根に突っ込む
この4つです。
 
そこで、今までよりも軽量なのはもちろんなのですが、特に粘り強くしています。その結果、マイルドなHVFカーボン+ネジレに強いX-45を積極的に採用しました。
これにより、スタンダードなウエイトのルアーも重めのルアーも、また、メタルジグのようなルアーも、太いシンペンのような空気抵抗の大きなルアーも変わらない使用感でキャストできます。
さらに、従来よりも穂持ち(穂先のややベリーより部分)をやや強くして先調子にし、掛かると胴に移るパラボリックな設定にしているので、ドリフト時のラインメンディングやテンションの緩急調整がしやすく、操作性が非常に上がっています。
また、メバルが掛かったあとは、ロッドが曲がりこんでメバルの動きを封じるので、メバルとガチンコファイトを行えるロッドになっています。
良型メバルをアジのように走らせてファイトしたら、根ズレで終わってしまいますからね。


特に、これらのシリーズの特徴の差を体感しやすいのが
アジングモデルの64.5LS-S(6フィート4.5インチ、ライトパワー、スピニング-ソリッドティップ)と、
メバルモデルの68LS-S(6フィート8インチ、ライトパワー、スピニング-ソリッドティップ)です。

ぜひ、店頭で曲げて比べてみてください。
 
1ピース設計で超軽量に設計した月下美人AIR AGS AJINGシリーズや、同じセンターカット2ピースの月下美人AIR AGS(メバルモデル)よりも軽量な、とんでもないシリーズになっております!


リールのNEW月下美人MXも約30gの軽量化を果たし、すごいことになっています!
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さらに軽く、さらに高感度に、さらに操作性のアップした月下美人MX、ぜひ、お楽しみに!

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