【WGK report 】入れ替えならずも @荒川

４月９日(土)、天気予報の通り昼に降っていた夕方は雨は止み、予定していた通り釣りに行く。

先日ソル友に港湾部を案内して頂き、その影響で、自分の近所の小場所を攻めてみたいという気持ちもあった。しかも隅田川は比較的好調のようだ。

ただ、４月は型にこだわった釣りをしたい。時間の取れる土曜日は勝負時。

運河の魚を見たい気持ちを押さえて、上げ潮の遡上系ベイトに着いた荒川のシーバスを狙うことにした。

夕方６時現場に到着。

ちょっと季節が違う気もするが、まずは体を暖めるべく明るい時間はバイブでブレイクを輪切りにしていく。

明るい時間は反応を得ることが出来ないまま日が暮れた。遠くで見える橋脚の明暗には釣り人が入っているようだが、自分のポイントには誰一人いない。

満潮は９時前とそろそろ流れが効くはずだかアップ、ダウンともに同じ重さのリーリングで食わせる流れが効いていない。状況はあまり良くないようだ。

手前は流れが効いていないので、30M先のブレイクを狙うべくハイドシャローをフルキャストする。

2011年の冬、宮崎のサーフから使い始めたのだけど、こいつはホントいいルアーだ。釣獲力どうこうより、飛距離と微妙なレンジ設定、そして流れの早さを伝える感度はホント頼りになる。小沼氏は『四番でエース』と表現していたが、個人的には『切り込み隊長の一番』かな。

さて、日が暮れて一時間ほど…
ローラー式にポイントを塗りつぶしていた中、上げの流れが手前とスカッと抜けるポイントを発見。この釣りではブレイクとシャローの流速差を探し、そこを食わせどころとして組み立てていくのだが、差がはっきりしているほど角度のキツイかけあがりになる。

そんな場所には良い魚が着いていることが多い。

ハイドシャローより少しレンジを落としたいので、ローリングベイト88SSSにチェンジ。ブレイク上をふわりふわりとやってると…

コン…

合わせる間もなく竿が曲がる。

すすっと寄ってきたので、まぁ50くらいかなーと思いつつ、近くに寄ったところで急に魚が走り出す！

ステラのドラグが悲鳴をあげる。

おっと、案外いいサイズか？

手前のゴロタにラインが触れないように、一度沖に逃がし、弱ってからずりあげた。

苦しい中、キャッチ出来たのは74センチの良型。
凄腕入れ換えには7センチ足らないが、嬉しい一本だった。

神経を使う釣りが続いたので、この一本が取れて納竿とした。

帰りに食べた家系ラーメンが妙に旨かったです。