【fimo Staff Log】大野ゆうきというプロアングラー【ロケ裏話】

もうご覧頂けましたでしょうか？モンキー69バイブを使った大野ゆうきさんの東京湾奥シーバス。

今回はロケ裏話として、皆さんに共有したい事がありますので参考にして頂けるとうれしいです。

■普段の釣りを自然に撮りたい

今回のロケの目的は「明るい時間帯にモンキー69バイブ一択で運河、港湾シーバスをいつも通りのスタイルで釣ってもらう」事でした。この時期になると、大野さんが多用するルアーの一つである事は以前から聞いていたので、ロケをお願いしました。

動画をご覧いただいた方はお分かりかと思いますが、大野さんはほとんど喋ってません。

「普段の釣りを自然に撮りたいので、カメラを意識せず釣ってください」とこちらからお願いしたからです。

ただし、見て頂ける方には為になる動画にしたかったので、要所要所に大野さんの知識を共有する意味で、伝えたい言葉をテロップとして挿入しました。

なかなか大野さんのプラベート的な釣りは見れないですし、プロとしての考察力や釣果に繋げる方法など、以前から伝えられたらなっと思っていたのが理由です。

■まったく釣れなかったプラ釣行

ロケ日が決定し、前日にポイント候補を朝マズメから夕マズメまで、調査の名目でプラ釣行に行ってきました。回ったポイントは合計7箇所。結果的にあたりすら無く、大野さんに報告。
　

スタッフ：大野さん、7箇所回りましたが無でした...

大野：やっぱり。ベイトは結構入ってるんですが、そんなにシーバスが付いてないんですよね。

スタッフ：大野さんのスケジュール的に今回逃すと、タイムリーな配信が出来そうにないので、ロケ決行でお願いできますか？

大野：分かりました。やってみましょう！

こんな感じでロケ当日を迎えました。

■プロとしてのプライドと努力

日の出前に集合し、潮位をチェックしながら都内を回りました。なぜ潮位をチェックしながら回るのかは、動画内で大野さんが伝えてますので、是非チェックしてみてください。

ルアーの特性上やポイントの深度のせいで、水中の牡蠣瀬や障害物に引っ掛かってしまうシーンがありますが、回収後の大野さんはほとんどと言っていい程、フックの針先をチェックしてました。
　

正確には数えていなかったですが、10回以上はチェックしていました。この行為が何を物語っているかも動画内で伝えてます。

プロなんだから釣るのが当たり前。と思われてる人がいるのも事実ですが、釣る要素を常に模索しながら、仮説を立て、実行し、検証の繰り返しを限られた時間内でフィールドに出向いて答え合わせする大野さんは、そんな苦労など普段は話さないですが、プロとしてのプライドと日々の努力の積み重ねが、桁外れの釣果に繋がっていると思います。

結果、fimoTVでロケを今までお願いした結果、約８割以上のロケで必ず釣っているのも事実です。