プロフィール

SHIMANO

その他

プロフィール詳細

リンク先

fimo
fimo
fimo
fimo

検索

:

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:62
  • 昨日のアクセス:210
  • 総アクセス数:2262320

【開発風景】 飛距離計測テスト! 8/365

  • ジャンル:日記/一般
エクスセンスルアーって、パッケージに

こんなシールを貼ってある事、ご存じでしょうか?


9k4mz2b46riiimc6837a_475_336-91e87d9a.jpg


このシール、SHIMANO内で「スペックシール」と呼ばれる

ルアー性能を表すインジケーターなのですが、

実は、フィッシングショーでお客様から

本当に沢山お問い合わせ頂くのが

このスペックシールの情報に関してなんです。




そこで今回はまずこの、

uexfh8u3ya8og656dng7_477_330-d44aeb73.jpg

飛距離に関して、どんな数字なのか、

詳しくご紹介させて頂きます!



まずこの数字は、私(ルアー担当)が無風の条件下で、

キャストした実測飛距離の平均値になります。



タックルは基本的に、

Rod: EXSENCE S900MH/R
efh44p45n66ynx2z47zu_480_86-dd883cc2.jpg
Reel: STELLA 4000XG
kv2voctbz5r2jtr246m3_473_473-37b76e2b.jpg
Line: Mission Complete #1.0

(画像は0.8号ですが、テストは1.0号で行っています)
5o752udzty4kmnof76pm-2af7c086.jpg




これにリーダーフロロ20lbを100cm取った、

通常のシーバスゲームに使用するタックルで


行っています。



ちなみに私の身長は173cm、体重は70kgですので、

一般的な中肉中背体型
(痩せたい!!)です。



飛距離の計測方法は、直線に引いた100mメジャーで、

実際の落下地点までの飛距離を計測しています。




テスト環境は、某多目的ドームをお借りする事で

安定した無風の環境を確保しています。

7k5xuw5oyfbkrk36h957-32c175a7.jpg

こんな感じで足元に見える白線が100mメジャーです。


実際に野球大会が普通に行われるところなので、

観覧用のベンチが作業スペース♪

ng64eephekzp96xg8k2v-add7e5cf.jpg

投げて、計測して、調整して、また投げて・・・の繰り返し。

このデジタルな時代に、何ともアナログな作業ですが、

これをしなくてはAR-C重心移動システムのパフォーマンスを

最大限に発揮するセッティングが生み出せないので、

猛暑や厳寒期にも頑張ってしこしこ作業しています。



当然、地面が土なので、落下でルアーはどんどん破損しますが

どんなところが弱くて壊れやすいかをシミュレーションする事が

できるので、これはこれで良いのかな??(汗

ca6rvvk323ttctxoeo2m-b752c842.jpg

壊れたサンプルを持ち帰って、壊れる切っ掛けになっている場所を見つけ、補強します。


と、話がそれてしまいましたが、こんな感じで

一般体型の男性が無風下で、直線距離の計測で

実測した数字である事が分っていただけたでしょうか?



投げている私はごくフツーな釣り人ですから、

ミスキャストしたり、5投目には決まって握力が抜けて

飛距離が低下する事もありますが、それもありのまま

数字に反映されています。(爆




尚、スペックシールに表記してある飛距離は

5投の平均値となっております。


また、タックルバランスは計測するルアーに応じて

本来変えるべきなのかも知れませんが、

この飛距離計測では一切変えずに、

全ておなじ、S900MH/R/ STELLA4000 /PE1.0号の

組み合わせで行っています。



その最大の目的は、ユーザーの方がこの数字を見て、

「前に買ったアサシン140Fは63mであの橋脚に届いたから、

今度のレスポンダー149Fは68mだからあの橋脚の裏に

入れられるな!!」

なんていう感じで、実際のご自分のポイントに使えるか

どうかの判断基準にして頂く為に、

一律の指標として、計測する為です。



多分、辺見さんや松岡さんにキャストをお願いしたり、

ライトラインを使用して一発最長飛距離を表示すると、

インパクトのある宣伝効果を期待できるのかもしれませんが、

それでは自分が使う立場として考えても

あんまり意味が感じられないので、

こういった方法を取っています。




釣具店さんでEXSENCEルアーを見かけられましたら、

「あ!このシール・・・」

と改めて手に取って見て頂けますと、

酷暑の夏や、大雪の真冬に頑張ってドームに通った

努力が報われます(^^;;

コメントを見る