暗い九十九里有料を独り走る。左の暗闇に微かに見える穏やかな白いラインが今日は凪だと教えてくれる。



週末の出船前、今日の海は何が起き、そして何を教えてくれるのか楽しみ。


ポイントに到着しジギングからスタート。数度流すが反応は無い。小移動してから、ミヨシに立ちキャスティングに変更。


船長からのアナウンスは20m付近に反応有り。ウネリ幅を見ながらキャストを繰り返すとチェイス確認。数尾の青物がアタックしてくるが、ルアーを弾くばかりでのらない。前回の釣行で見切られていたBRITT、大きなアクションを止め水面を安定的に走るようアクション。


ヒット、しかし、かかりが浅くバラす。再度アタックしてくるが、のせられず。


次のキャストでのせられなければ完全にスレるだろう。勝負の一投、アタックはしてくるがのらない。ここで焦って気張ったアクションをしてはならん、そして単調なアクションだけでも飽きられる。丁寧にそして食わせの間を演出するイレギュラーなアクションを入れるが、船から残り10mも無い距離まできた。しかし、ここでも焦ってはならん、アクションを継続すべし。あっ、一匹ギア変えた、BRITTを猛然とひったくる。少し潜ってからガツンとあわせ、やっとこさヒット。


じっくり寄せようとしていたら、簡単に寄ってきた。



食い方はバッチリだが、サンパク。どうりで簡単に寄ってくるわけだ。


次のポイントへ大きく移動し、キャスティングを継続。
数度流すと、ワラワラと湧いてきた。チェイス、そしてヒット。最初のひとっ走りはサンパクとは異なる、あわせ入れようとしたその瞬間、ヨタ波をくらった船と一緒にフラつく身体…。


やっちまった。


フラついてラインテンションを緩めてしまった。落ち着いてたつもりが、魚しか見ておらず体勢を崩す失態。悔しい、下手。



その後、キャスティングとジギングで攻め続けるが反応無し。





帰路、右に見える眩しい海が夏が近いことを教えてくれる。あえてバイト回避したが外房の海にもシイラがいた。


夏はすぐそこに。しかし、春マサはもう一回行きたい。何度海に行っても新たなことを教わり、そして、やりたいことは尽きない。


サンパクは





刺身と定番？のなめろうに。


なめろうは確実に旨くなっている！盗んだレシピから更に向上している！




また、行こう相棒たち。楽しみだね。