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▼ オオニベ生息域・調査釣行
- ジャンル:釣行記
- (ダイワ, オオニベ, Palms, 釣り, オーストラリア, ライトショアジギング, ショアスロージギング)
釣行記をUPする暇がないっ(笑)
クソ忙しい業務と、絶対に手を抜けない家事&家族サービスの合間を縫うようにして、出社前釣行を続けてると、目の下にパンダ並みのクマが出来ます。
僕はそんなにカワイイ見た目じゃないので、単純にガイコツみたいな見た目に変化。
会社で刮目したまま熟睡する奥技を習得しました。
お前はもう、死んでいる…
無想転生
釣り基地です。
ここ最近、シドニー湾地下を突っ切る地下鉄工事とかなんとかで、海底トンネルを掘ってる湾内はあっちこっちがほじくり返されてます。
で、何故か湾内の海水がミルクティーの様に泥水と化す、意味不明な現象が時折起こるシドニー…
普段
「環境保全!クジラとイルカとお魚を守れ!」
「サンクチュアリを広げる為、釣り禁止区域を拡大しよう!」
等、声高に叫ぶ政治家達は、事利権が絡むと一斉に口を閉ざすようになり、
工事現場を撮影していると、どこからともなく近づいて来て、言葉を選んだ脅し文句を耳元で呟いてゆく工事関係者。
ええ。
どこの国も同じなんです。
彼らにとって、環境保全や野生動物保護などは、自分たちの利権と得票を維持する為のコピーに過ぎません。
で、水際最前線で環境変化を肌で感じる我々アングラーは、「見るな!聞くな!近寄るな!」と、追いやられてゆきます…
美しい小さな浜と、歴史的遺構のあった、絶景スポットのレストエリアは、無残に掘り返されてます。
『環境や水質には影響ありません』という看板が張られてますが、
前の海はミルクティー色に濁ってしまってる…
作業と海を交互にを動画撮影してると、どこからともなく工事関係者らしき人が背後にやって来て、
傍で呪いの言葉をつぶやき始めます。
こういう場合、日本同様に長居は無用です。
後日
この海底トンネル工事のルートが、自分の良く行くスポットのJewfish(オオニベ)ポイントの真下を通ると知り、工事の影響の有無を調査する為に釣行しました。
その場所で最も大型のJew(オオニベ)がHitする可能性が高いポイントは、岬状に突き出た場所にある灯台脇から沖に80~100m超の海底。平均水深25m
で、そこには何故か知りませんが、直径約45m・深さも約45mという、まさに「孔(あな)」と言うにふさわしい深みがあり、底に大型のJewが潜んでいる事が多い。
で、先ずその一級ポイントから調査を開始する為、40gのメタルジグをド遠投!
Run-Outの潮流に乗せ、120m程度沖の凹みに落とし込んでゆきます…
通常このアプローチを取ると、着底まで最短でも28~29カウント。デントの深みに上手く落ちると、40カウント以上。
5…
8…
9… スコっ フワァっ
…え?
幾ら何でも着底早くね?
最初、フォールで何かバイトしたのかと思い、から合わせ決めてみたものの空振り。
で、その後も直ぐに着底してしまう。
?????
2mづつ投角をずらしつつ、20キャスト
ほぼ確信に近い、そして絶望的な結論に至る。
『海底に何かDump(投棄・埋め立て)されてる』…
このポイントの左側
約80mの所には、地下を掘り進む海底トンネルからボーリングマシンと切削した岩石を取り出す為の竪坑が掘られており、その横には、その岩石を運ぶためのバージを停泊させる為の桟橋が、突貫工事で建設途中。
桟橋の支柱を立てる為、巨大なボーリングマシンが、
直径1.5m/深さ約30m位の砂岩を地下から堀り抜いてる。
バージ(はしけ運搬船)はまだ横付けされていない。
“後日分かった事だが、
自分の知人の餌釣り師がこの場所で徹夜釣行してた際、真夜中にこの浮きボーリングマシンが海底の大穴の場所まで移動し、掘り抜いた岩石をマシンから海に投棄してるのを目撃したと…”
やってくれるじゃねーかクソ野郎…
こんなのや
こんなのや
こんなのを
育んできたスポットが…
朝昼仕事後、
事有る毎に散歩しては、酔っ払いが捨てたビール瓶や、
心無い者達が放置したゴミを拾ってたこの場所。
インフラ整備と公共事業による予算うんぬんの前に黙殺され、海底の方から殺された。
何が環境保全に厳しいオースト行政だクソったれ!
一通りそのスポット周辺の海底の変化を確認し、納竿。
そのまま出社。
体が…超重い…
…心も…
会社で色々考える。
あのデント(海底の凹み)に投棄したのは、切削した砂岩だな。
水質を著しく・不可逆的に汚染するものでは…恐らく無い。
ただ、変わってしまった海底が再び漁礁と変化するまでは、年単位の歳月が必要とされる筈。
その間、あの場所に生息していたJew達は何処へ行く?
まだ調査は終わっていない。
彼ら(Jew)を見届けなければいかんっス。
僕はあの場所のJew生息スポットを、恐らく在豪日本人アングラーの中で一番知ってる。
彼ら(Jew)の引きこもり場所は計4か所。
その内2箇所が失われている事を今朝確認した。
残る2か所は、工事現場から数百メートル離れている。
午後、仕事帰りに調査を継続する事に。
5:30pm.
ビジネスシャツにスラックス
あまつさえアスコットタイをしたオッサンが、ロッド片手に海に向かう。(笑)
釣りバカ浜ちゃんを超える、
リアル釣りキチ
Crazy Japanese (笑)
幸運な事に、その日は他のアングラーが誰もいなかった。
残るJew生息ポイントと思われるスポットに入った時、周りは無人。
誰の目を気にする事無く、
思う存分フォース覚醒できますん。
僕はJewを本気で狙う時は、仕事の時の100倍位の覚醒状態にある為、
潮の動きや海底の状態、ターゲットが「フックを縦に咥えたか・それとも横に咥えたか」まで感知するレベルにイッちゃう事がある。
冗談抜きにホント。
僕を知ってる人は知っている。
で、その覚醒状態で目前の潮をメタルジグを使ってスキャンし、潮の流れの渦が海底まで到達してる一点を確認。
おもむろにルアーをメタルジグから、ジグミノーに。
Palms・GIG100Sに変更。
コレはシンペンと呼んで良いのか、
はたまたジグと呼ぶべきなのか…
メタルジグの飛距離と、シンペンのリアルな泳ぎを兼ね備えたブツ。
ミノーシェイプの為、当然メタルジグより沈降は遅く、潮の効いてる場所だとピンで狙い所に持ってくのは至難の業。
ただ今回発見したようなダウンワールプールに乗せると、底まで一直線に送り込みが可能。
【潮に巻かれてしまったヒイカを演出できるんジャマイカ?】
耳の中に住む覚醒ヨーダが囁く。(笑)
で、
結果はそう時間も掛からずに出た。
着底から間髪入れずに入れたトゥイッチ
そのままゆるゆると、急激な水圧の変化に朦朧とするヒイカをイメージしながらシミーシンキングさせてると。。。
はむっ♪
キシャぁぁぁーーー!!!
鬼合わせ&同時に発狂するドラグ
その後、暫しロッド・ライン・ターゲットの全てが拮抗し、動きの泊まる双方。
思わずアンニュイな声で呟く
…Jew来たぁ…(愛)
71㎝
この場所では全然大きくないけど、元気なJew(オオニベ)
回遊性の個体はこういう色合いになります。
居着きはもっとグリーンやメタルブルーを帯びます。
計測・撮影後は速攻でネットリリース。
オオニベは青物と違い、それほどタフじゃないので、ランディング後は細心の注意を持って扱い、易しくネットリリースを心がけて戴けると恐悦です。
ファイトや獲物のサイズは問題じゃない。
今日自分が確かめたかったのはソコじゃないんだ。
コイツらがこの人為的環境破壊から生き延び、ちゃんと残る住処に移住・逞しく生き延びているという事実。
それを確認できた事が何より嬉しかった。
人間の便利性と利己で破壊してゆく水系
絶滅危惧種と言われるこの魚種。
Jewfish(オオニベ)
僕ら人間のエゴで、君達の住処を奪っちゃって
本当ごめんな。
もっと居心地の良い所に行ってしまっても良いんだぜ。
それでココで君らに会えなくなっても、それは僕らの責任だ。
マジごめん。
逞しく生きてくれぃっ!
一応動画も張っておきます。
クソ忙しい業務と、絶対に手を抜けない家事&家族サービスの合間を縫うようにして、出社前釣行を続けてると、目の下にパンダ並みのクマが出来ます。
僕はそんなにカワイイ見た目じゃないので、単純にガイコツみたいな見た目に変化。
会社で刮目したまま熟睡する奥技を習得しました。
お前はもう、死んでいる…
無想転生
釣り基地です。
ここ最近、シドニー湾地下を突っ切る地下鉄工事とかなんとかで、海底トンネルを掘ってる湾内はあっちこっちがほじくり返されてます。
で、何故か湾内の海水がミルクティーの様に泥水と化す、意味不明な現象が時折起こるシドニー…
普段
「環境保全!クジラとイルカとお魚を守れ!」
「サンクチュアリを広げる為、釣り禁止区域を拡大しよう!」
等、声高に叫ぶ政治家達は、事利権が絡むと一斉に口を閉ざすようになり、
工事現場を撮影していると、どこからともなく近づいて来て、言葉を選んだ脅し文句を耳元で呟いてゆく工事関係者。
ええ。
どこの国も同じなんです。
彼らにとって、環境保全や野生動物保護などは、自分たちの利権と得票を維持する為のコピーに過ぎません。
で、水際最前線で環境変化を肌で感じる我々アングラーは、「見るな!聞くな!近寄るな!」と、追いやられてゆきます…
美しい小さな浜と、歴史的遺構のあった、絶景スポットのレストエリアは、無残に掘り返されてます。
『環境や水質には影響ありません』という看板が張られてますが、
前の海はミルクティー色に濁ってしまってる…
作業と海を交互にを動画撮影してると、どこからともなく工事関係者らしき人が背後にやって来て、
傍で呪いの言葉をつぶやき始めます。
こういう場合、日本同様に長居は無用です。
後日
この海底トンネル工事のルートが、自分の良く行くスポットのJewfish(オオニベ)ポイントの真下を通ると知り、工事の影響の有無を調査する為に釣行しました。
その場所で最も大型のJew(オオニベ)がHitする可能性が高いポイントは、岬状に突き出た場所にある灯台脇から沖に80~100m超の海底。平均水深25m
で、そこには何故か知りませんが、直径約45m・深さも約45mという、まさに「孔(あな)」と言うにふさわしい深みがあり、底に大型のJewが潜んでいる事が多い。
で、先ずその一級ポイントから調査を開始する為、40gのメタルジグをド遠投!
Run-Outの潮流に乗せ、120m程度沖の凹みに落とし込んでゆきます…
通常このアプローチを取ると、着底まで最短でも28~29カウント。デントの深みに上手く落ちると、40カウント以上。
5…
8…
9… スコっ フワァっ
…え?
幾ら何でも着底早くね?
最初、フォールで何かバイトしたのかと思い、から合わせ決めてみたものの空振り。
で、その後も直ぐに着底してしまう。
?????
2mづつ投角をずらしつつ、20キャスト
ほぼ確信に近い、そして絶望的な結論に至る。
『海底に何かDump(投棄・埋め立て)されてる』…
このポイントの左側
約80mの所には、地下を掘り進む海底トンネルからボーリングマシンと切削した岩石を取り出す為の竪坑が掘られており、その横には、その岩石を運ぶためのバージを停泊させる為の桟橋が、突貫工事で建設途中。
桟橋の支柱を立てる為、巨大なボーリングマシンが、
直径1.5m/深さ約30m位の砂岩を地下から堀り抜いてる。
バージ(はしけ運搬船)はまだ横付けされていない。
“後日分かった事だが、
自分の知人の餌釣り師がこの場所で徹夜釣行してた際、真夜中にこの浮きボーリングマシンが海底の大穴の場所まで移動し、掘り抜いた岩石をマシンから海に投棄してるのを目撃したと…”
やってくれるじゃねーかクソ野郎…
こんなのや
こんなのや
こんなのを
育んできたスポットが…
朝昼仕事後、
事有る毎に散歩しては、酔っ払いが捨てたビール瓶や、
心無い者達が放置したゴミを拾ってたこの場所。
インフラ整備と公共事業による予算うんぬんの前に黙殺され、海底の方から殺された。
何が環境保全に厳しいオースト行政だクソったれ!
一通りそのスポット周辺の海底の変化を確認し、納竿。
そのまま出社。
体が…超重い…
…心も…
会社で色々考える。
あのデント(海底の凹み)に投棄したのは、切削した砂岩だな。
水質を著しく・不可逆的に汚染するものでは…恐らく無い。
ただ、変わってしまった海底が再び漁礁と変化するまでは、年単位の歳月が必要とされる筈。
その間、あの場所に生息していたJew達は何処へ行く?
まだ調査は終わっていない。
彼ら(Jew)を見届けなければいかんっス。
僕はあの場所のJew生息スポットを、恐らく在豪日本人アングラーの中で一番知ってる。
彼ら(Jew)の引きこもり場所は計4か所。
その内2箇所が失われている事を今朝確認した。
残る2か所は、工事現場から数百メートル離れている。
午後、仕事帰りに調査を継続する事に。
5:30pm.
ビジネスシャツにスラックス
あまつさえアスコットタイをしたオッサンが、ロッド片手に海に向かう。(笑)
釣りバカ浜ちゃんを超える、
リアル釣りキチ
Crazy Japanese (笑)
幸運な事に、その日は他のアングラーが誰もいなかった。
残るJew生息ポイントと思われるスポットに入った時、周りは無人。
誰の目を気にする事無く、
思う存分フォース覚醒できますん。
僕はJewを本気で狙う時は、仕事の時の100倍位の覚醒状態にある為、
潮の動きや海底の状態、ターゲットが「フックを縦に咥えたか・それとも横に咥えたか」まで感知するレベルにイッちゃう事がある。
冗談抜きにホント。
僕を知ってる人は知っている。
で、その覚醒状態で目前の潮をメタルジグを使ってスキャンし、潮の流れの渦が海底まで到達してる一点を確認。
おもむろにルアーをメタルジグから、ジグミノーに。
Palms・GIG100Sに変更。
コレはシンペンと呼んで良いのか、
はたまたジグと呼ぶべきなのか…
メタルジグの飛距離と、シンペンのリアルな泳ぎを兼ね備えたブツ。
ミノーシェイプの為、当然メタルジグより沈降は遅く、潮の効いてる場所だとピンで狙い所に持ってくのは至難の業。
ただ今回発見したようなダウンワールプールに乗せると、底まで一直線に送り込みが可能。
【潮に巻かれてしまったヒイカを演出できるんジャマイカ?】
耳の中に住む覚醒ヨーダが囁く。(笑)
で、
結果はそう時間も掛からずに出た。
着底から間髪入れずに入れたトゥイッチ
そのままゆるゆると、急激な水圧の変化に朦朧とするヒイカをイメージしながらシミーシンキングさせてると。。。
はむっ♪
キシャぁぁぁーーー!!!
鬼合わせ&同時に発狂するドラグ
その後、暫しロッド・ライン・ターゲットの全てが拮抗し、動きの泊まる双方。
思わずアンニュイな声で呟く
…Jew来たぁ…(愛)
71㎝
この場所では全然大きくないけど、元気なJew(オオニベ)
回遊性の個体はこういう色合いになります。
居着きはもっとグリーンやメタルブルーを帯びます。
計測・撮影後は速攻でネットリリース。
オオニベは青物と違い、それほどタフじゃないので、ランディング後は細心の注意を持って扱い、易しくネットリリースを心がけて戴けると恐悦です。
ファイトや獲物のサイズは問題じゃない。
今日自分が確かめたかったのはソコじゃないんだ。
コイツらがこの人為的環境破壊から生き延び、ちゃんと残る住処に移住・逞しく生き延びているという事実。
それを確認できた事が何より嬉しかった。
人間の便利性と利己で破壊してゆく水系
絶滅危惧種と言われるこの魚種。
Jewfish(オオニベ)
僕ら人間のエゴで、君達の住処を奪っちゃって
本当ごめんな。
もっと居心地の良い所に行ってしまっても良いんだぜ。
それでココで君らに会えなくなっても、それは僕らの責任だ。
マジごめん。
逞しく生きてくれぃっ!
一応動画も張っておきます。
- 2019年2月14日
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