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▼ LightなLineのお話 Ⅰ (^_-)
これまでもちょこちょことライトリグ用のラインの話を書いては来たのですが、ここで少しまとめておこうかと思いまして (^^;)
そうして見ようと思ったきっかけは…最近いつも通ってる場所でアジ狙いにナイロン及びPEを使われてる方があまりに多いのを見て…です。
初めに言っておきますが、アジ狙いに於けるナイロンやPE使用を全否定するつもりは毛頭ありません。
ただそれぞれのライン素材の特性を理解した上での使用かな?と気になったもので (-_-;)
また、今回まとめる内容につきましてはマイミクでありソル友でもある、現在、オフィス ユーカリのアジングロッドを開発中のwackyさんとラインについてのお話をする中で「なるほど!」と気づかされた事も含まれています。
さて、それでは本題へ (^^)/
現在、ソルトのライトリグで主に使用されているライン素材は以下の4つかと思います。
①PE ②ナイロン
③フロロカーボン ④ポリエステル
この各ライン素材の一般的によく言われている特徴を下に簡単にまとめてみます。
※各メーカーさんからは特殊な加工をしたラインも出ていますが、これは一般的なものに対する意見だと思ってください。
①PE
・同じ太さならもっとも強度がある。
・低伸度。
・ブレイデッドライン(撚り糸)のため表面が滑らかでなく、張り(コシ)もない
・比重が軽い。
・比較的高価。
②ナイロン
・強度はそう高くない。
・伸度は高い、初期からもっとも伸びる。
・モノフィラメントライン(単線ライン、以下モノフィララインと省略)のため表面が滑らかで、最もしなやか。
・比重はモノフィララインの中でもっとも軽い。
・価格は最も安価。
③フロロカーボン
・PEほどではないが、その他より若干の強度が高い。
・伸度あり(初期伸度は低い)。
・モノフィララインのため表面が滑らかで、張りが少し強く太くなると固い。
・比重が最も重い。
・PEに次いで高価。
④ポリエステル
・強度は他のモノフィララインより若干低い。
・伸度は他のモノフィララインより低いと言われている。
・モノフィララインのため表面は滑らかだが、張りがあり固い。
・比重はフロロに次いで重い。
・ナイロン並みに安価。
他にもライン素材はありますし、それらをすでに使われている方もいらっしゃるかとは思いますが、今回からの一連のログはこれら4つの素材を取り上げて書いてみます。
まず今回は、それぞれの素材の比重の違いに拠るライン特性の違いについての詳しい考察をしてみようかと (^^;)
で、各素材の比重 の数値は、
① PE 0.97
② ナイロン 1.14
③ フロロカーボン 1.78
④ ポリエステル 1.38
※ SUN LINEさんのHPを参考にしました。
この数値から見ると、PEは水に浮き、後の素材は沈む、特にフロロは速く沈むということが容易にイメージできますよね。
なので、ラインの太さが同じ位(例えば0.3号位)としたら、リグの着底を速い順にいうと、③フロロ、④ポリエステル、②ナイロン、①PEとなるのもすぐに理解できると思います。
では、それぞれのラインで軽量(1g程度)のJH単体リグをキャストし、ボトム付近までテンションを掛けて沈めた時のラインの様子を横からイメージするとどうなるでしょうか?
私は下の図のような感じになると思います。

※ この図はイメージしやすいよう、けっこう極端に描いています…
すべてが直線にならず水面に多少沿っているのは表面張力の関係からです。
デイでエギングをされる方は「なるほど!」って思うと思います (^^;)
着底をラインの動きで目で確認するデイエギングではよく見かける光景ですもんね♪
この表面張力のため、同じ位置にあるリグに対してリールから出ているラインの量が素材に拠って異なってきます。
比重の軽いPEはもちろん、ナイロンだって比重は水(海水で比重は1.024位)より重いのですが、この表面張力の関係でかなり水面に浮いている部分が大きくなります。
おそらく最もリールから出るラインの全体量が大きいのがPEで、次いでナイロン、そして逆のパターンでフロロ、ポリエステルの順ではないかと思います。
アタリの感知に関わって、この影響って意外に大きいんですよね…(-_-;)
結局、リールから出ているラインが長ければ長い程、感度は鈍くなるから…
※ そうなるのは次回述べる伸度が関わってるんですけどね…
それと海面に入っていない部分が多ければ多くなる程、風の影響を受けやすくなるんです (>_<)
したがってPEとナイロンは海面に入っていない部分が多く、風があればその影響を受けやすいラインといえます。
軽いリグを使用するライトリグでは出来るだけ風の影響は受けづらい方がいいので、PEやナイロンよりフロロ&ポリエステルが向いているといえるのではないでしょうかねぇ?
それとラインの漂い方はリグの動きにも影響を及ぼしますね。
水中のリグ周辺を拡大すると下の図のようになります。

この図からわかるように、PEやナイロンはリグが沈みにくく浮き上がりやすいといえます。
対してポリエステルやフロロは沈みやすく浮き上がりづらいです。
言い換えれば、フロロやポリエステルはより軽い重りで深い所をも通しやすい、PEやナイロンはより重い重りで浅い所を通すことが可能という事になります。
JH単体の釣りに於いては、フロロ・ポリエステルが各レンジでオールマイティに使用OKというのに対して、PEやナイロンは表層攻めのみ特化という感じですかねぇ… (^^;)
普通により軽い重りを使った方が魚の喰い込みは良くなるという事を考えれば、JH単体のいわゆるウルトラフィネスの釣りに於いてはより軽い重りを使用できるフロロやポリエステルラインが総じて有利と言えると思います。
なんかとりとめもない話になってしまいました (>_<)
とりあえず今回の比重編はこのくらいにして、次回は伸度と感度をメインに書いてみたいと思います。
では、また♪
そうして見ようと思ったきっかけは…最近いつも通ってる場所でアジ狙いにナイロン及びPEを使われてる方があまりに多いのを見て…です。
初めに言っておきますが、アジ狙いに於けるナイロンやPE使用を全否定するつもりは毛頭ありません。
ただそれぞれのライン素材の特性を理解した上での使用かな?と気になったもので (-_-;)
また、今回まとめる内容につきましてはマイミクでありソル友でもある、現在、オフィス ユーカリのアジングロッドを開発中のwackyさんとラインについてのお話をする中で「なるほど!」と気づかされた事も含まれています。
さて、それでは本題へ (^^)/
現在、ソルトのライトリグで主に使用されているライン素材は以下の4つかと思います。
①PE ②ナイロン
③フロロカーボン ④ポリエステル
この各ライン素材の一般的によく言われている特徴を下に簡単にまとめてみます。
※各メーカーさんからは特殊な加工をしたラインも出ていますが、これは一般的なものに対する意見だと思ってください。
①PE
・同じ太さならもっとも強度がある。
・低伸度。
・ブレイデッドライン(撚り糸)のため表面が滑らかでなく、張り(コシ)もない
・比重が軽い。
・比較的高価。
②ナイロン
・強度はそう高くない。
・伸度は高い、初期からもっとも伸びる。
・モノフィラメントライン(単線ライン、以下モノフィララインと省略)のため表面が滑らかで、最もしなやか。
・比重はモノフィララインの中でもっとも軽い。
・価格は最も安価。
③フロロカーボン
・PEほどではないが、その他より若干の強度が高い。
・伸度あり(初期伸度は低い)。
・モノフィララインのため表面が滑らかで、張りが少し強く太くなると固い。
・比重が最も重い。
・PEに次いで高価。
④ポリエステル
・強度は他のモノフィララインより若干低い。
・伸度は他のモノフィララインより低いと言われている。
・モノフィララインのため表面は滑らかだが、張りがあり固い。
・比重はフロロに次いで重い。
・ナイロン並みに安価。
他にもライン素材はありますし、それらをすでに使われている方もいらっしゃるかとは思いますが、今回からの一連のログはこれら4つの素材を取り上げて書いてみます。
まず今回は、それぞれの素材の比重の違いに拠るライン特性の違いについての詳しい考察をしてみようかと (^^;)
で、各素材の比重 の数値は、
① PE 0.97
② ナイロン 1.14
③ フロロカーボン 1.78
④ ポリエステル 1.38
※ SUN LINEさんのHPを参考にしました。
この数値から見ると、PEは水に浮き、後の素材は沈む、特にフロロは速く沈むということが容易にイメージできますよね。
なので、ラインの太さが同じ位(例えば0.3号位)としたら、リグの着底を速い順にいうと、③フロロ、④ポリエステル、②ナイロン、①PEとなるのもすぐに理解できると思います。
では、それぞれのラインで軽量(1g程度)のJH単体リグをキャストし、ボトム付近までテンションを掛けて沈めた時のラインの様子を横からイメージするとどうなるでしょうか?
私は下の図のような感じになると思います。

※ この図はイメージしやすいよう、けっこう極端に描いています…
すべてが直線にならず水面に多少沿っているのは表面張力の関係からです。
デイでエギングをされる方は「なるほど!」って思うと思います (^^;)
着底をラインの動きで目で確認するデイエギングではよく見かける光景ですもんね♪
この表面張力のため、同じ位置にあるリグに対してリールから出ているラインの量が素材に拠って異なってきます。
比重の軽いPEはもちろん、ナイロンだって比重は水(海水で比重は1.024位)より重いのですが、この表面張力の関係でかなり水面に浮いている部分が大きくなります。
おそらく最もリールから出るラインの全体量が大きいのがPEで、次いでナイロン、そして逆のパターンでフロロ、ポリエステルの順ではないかと思います。
アタリの感知に関わって、この影響って意外に大きいんですよね…(-_-;)
結局、リールから出ているラインが長ければ長い程、感度は鈍くなるから…
※ そうなるのは次回述べる伸度が関わってるんですけどね…
それと海面に入っていない部分が多ければ多くなる程、風の影響を受けやすくなるんです (>_<)
したがってPEとナイロンは海面に入っていない部分が多く、風があればその影響を受けやすいラインといえます。
軽いリグを使用するライトリグでは出来るだけ風の影響は受けづらい方がいいので、PEやナイロンよりフロロ&ポリエステルが向いているといえるのではないでしょうかねぇ?
それとラインの漂い方はリグの動きにも影響を及ぼしますね。
水中のリグ周辺を拡大すると下の図のようになります。

この図からわかるように、PEやナイロンはリグが沈みにくく浮き上がりやすいといえます。
対してポリエステルやフロロは沈みやすく浮き上がりづらいです。
言い換えれば、フロロやポリエステルはより軽い重りで深い所をも通しやすい、PEやナイロンはより重い重りで浅い所を通すことが可能という事になります。
JH単体の釣りに於いては、フロロ・ポリエステルが各レンジでオールマイティに使用OKというのに対して、PEやナイロンは表層攻めのみ特化という感じですかねぇ… (^^;)
普通により軽い重りを使った方が魚の喰い込みは良くなるという事を考えれば、JH単体のいわゆるウルトラフィネスの釣りに於いてはより軽い重りを使用できるフロロやポリエステルラインが総じて有利と言えると思います。
なんかとりとめもない話になってしまいました (>_<)
とりあえず今回の比重編はこのくらいにして、次回は伸度と感度をメインに書いてみたいと思います。
では、また♪
- 2012年10月14日
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