イカスイッチ

エギングをされている方は、皆さん口にされるワードとして、“イカのスイッチ”があります。

餌を捕食するモードになるスイッチですね。このスイッチをON!にする要件は、なんでしょうか。

①エギのカラー、テープの色
②エギの動き=シャクり方

イカに与えられる情報は、この2つしかありません。

①については、様々なメーカーが光量の強弱、潮が澄んでいるか、濁っているか、などで推奨されています。

僕は、カラーはピンク、オレンジ、ナチュラル(グリーン系)の3種類。テープは、金と赤の2種類。合わせて6種類のみ使用します。(昼間のエギングに限ります。)

基本は、テープで決めます。マズメや曇りでは、赤テープ。太陽ギラギラで金テープです。

カラーは気分次第ですが、強アピールをオレンジ、通常アピールをピンク、弱アピールをナチュラルとしてます。

カラーについては、周りの釣れている状況によりチョイスします。

②しゃくり方は、エギの動作です。しゃくり方を考えるのではなく、エギをどう動かすか、を考えます。

ここを勘違いしている方が多いと思います。しゃくり方を真似して覚えたと思いますが、肝心なのはエギの動作です。

エギの動作の要素は、次の3つです。

速さ、時間、距離(小学校では、ハジキと覚えた気がします。)です。

素早く動かすか、ゆっくり動かすか、動く距離はどのぐらいか。何回シャクるのか。

この要素を考えつつ、人の心のリズムで刻みます。

このリズムがイカのスイッチを入れます。

よく釣れる方々は、このリズムがイカにスイッチを入れること知っており、どのリズムかを探し、シャクりが変化します。

また、エギを交換して直ぐ釣れることも多く、イカが反応しやすいエギを求めて、交換を繰り返します。

常にイカに与える情報を、アクティブに変更することで、スイッチを探します。

このスイッチは、イカの群れ全体に拡がります。一つのエギを2杯が追ってくるケースは、この為に起こります。

また、このようにあらゆる方法を駆使する方は、スイッチを入れることが出来る人ですから、波止で最初に釣り上げることができます。ファーストヒットが多い人です。また、群れ全体にスイッチが入り、他の方も釣れやすくなります。

初心者の頃は、1人でエギングしても釣れませんでしたが、師匠と同行する時は釣果が高い。

今の自分は、師匠や釣友の中で、ファーストヒットを取れることはまだ少ないですが、誰よりもファーストヒットを取れる=スイッチを入れるのが上手なエギングが出来るよう、更に腕を磨いていきたいと思います。


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