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3/23ボートキャスティング

3/23
船をチャーターして沖へ。

メンバーは
遠征S氏
島でのラスト釣行O氏
暇人の私
という3人

やろうとおもえばいつでも沖磯にいける私以外の二人にとってこの釣行は大物を釣りあげる数少ないチャンス。今回の釣り対する思いも並み大抵のものではないだろう。

しかし、自然は、海は、そんな人間の情熱なぞ少しも汲むことはない。

北から来る強いウネリが沖磯へ渡ろうとする我々の行動を拒む。

南北に長い形状の母島は北からの波にとても弱いのだ。


海に出てみて島回りをぐるりとチェックしてみると乗れる磯は入江の奥にあるような潮の通さない場所しかない。

ここで我々3人は
・潮が通さず、魚影の薄そうな磯へ渡礁する
・船の上から釣りをする
という2択を迫られることになる。

私としてはこのまま船上で釣りしても船酔いが酷くなりそうなのでどちらかというと磯へ行きたかったのだが、遠征S氏が可能性の低い磯へいくくらいなら船から投げたいというので、今回の釣行はボートキャスティングをすることに決定した。
いろいろな事を犠牲にして遠征にきているS氏の意見は尊重されて然るべきだろう。

ちなみに寝不足のO氏は船酔いでダウン。
結局最後の5分くらいキャストしただけで後は終始横になっていた。

ロッドは磯の予備に持ってきていた11ft。
ルアーは大型GTに狙いを絞って24cmのダイビングペンシル。ちなみにこのルアーはS氏が作成したもので、S氏自身も本遠征では自作の20,22cmペンシルで釣果をあげている。

まずは本島南部で投げるが反応なし。
ウネリがありミヨシにたっているとすぐに気持ち悪くなるしバランスをとるのも厳しいので胴部に移動するが、ミヨシに陣取った船乗りS氏は平然としている。
その頃O氏は…以下略。

その後、大きく移動して妹島へ。

まずサワラつき根というポイントを流すとサワラのチェイスがある。
少し移動して姪島との海峡にある離れ岩周りで投げているとS氏にヒット。
グイグイ糸を出して行く引きと掛かったポイントの感じ(浅くて流れがある)からGTだと思っていたが、魚の正体は25kgのキハダ。
S氏は磯に続き船からもキハダをあげ、感無量といった様子。
写真を撮ろうと携帯を取り出した時の手は震えていた。


船は姪島周りのポイントを4~5流しくらいでどんどん移動していく。
その過程で、磯釣りの名礁四本岩や夜釣り根といった場所も沖から攻める。
今日は海からだが、いつかはこれらの磯に乗ってみたいものだ。

余談だが、姪島四本岩の内の一つの岩は通称"チ○コ岩"といわれ、その名の通りシルエットは怒張した男性器そのもの。
私も全国各地で様々な奇岩を見てきたが、インパクトはこの岩がダントツ。
姪島にお越しの際は是非とも一目みていただきたい景観だ。

姪島ではサワラ、カスミ、オニカマスなどをキャッチアンドリリース。

再度妹島に戻り先程攻めなかった場所をキャストしていくがここで潮止まりとなり当たりはなくなってしまった。

当日は午前中に釣りを終えなければならないので、
妹島と姉島の間にある海中の起伏が激しい漁場"ドブ磯"でラストとなった。

最後にして最高のポイントでなんとか一匹出したいが、そんな思いとは裏腹にあたりはない。

しかし、付近で唯一海面にちょこんと頭を出した岩の周りを攻めている時ミヨシのS氏が"ヒラマサ!"と叫んだ。チェイスしてきたようだ。

そして次の一投。
ヒラマサの去った方向にキャストしたS氏にヒット。
今日はS氏の独壇場だ。

終了間際にヒラマサを釣りあげヤイヤイ騒いでいるとO氏が起きてきてキャストをし始めた。

しかし、O氏に魚は掛かることなくタイムアップ。


これでS氏の今回の遠征での沖釣りとO氏の島での釣りは終った。


ここまで絶好調のS氏だったが3/25の朝マズメに地磯でラインを出されるだけ出されてラインブレイクという、誰もが通る小笠原の洗礼をうける。

S氏の遠征も残すところ明日3/26の朝マズメのみとなった。
テレビ番組ではないので都合良く最後に釣れるほど海は甘くないのだが、乗りに乗っているS氏は何かやってくれるのではないかと期待せずにはいられない。




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