ヒラる。

  • ジャンル:釣行記
夜のR136...
見頃を迎えた河津桜が咲き並ぶ川沿いの道を「日課」の如く今夜もフィールドへ車を走らせます

毎夜のパトロール...
もちろん自分が釣果を得たいと言う目的もあるけれど、それよりも大きな理由がひとつ。

この春に伊豆を離れることとなる「ヤツ」に餞別となるような想い出に残る魚を手にしてもらいたい...

そんな事を思いつつ車を走らせながら道沿いの温泉施設から立ち昇る湯煙に目を向ける...

「北東...ほぼ無風か...」
と、独り言を呟きながら車を止めスマホで「とある場所」の潮時をチェックする...
その場所に到着するのが満潮の潮止まりであることを確認し車の向きを変える。


21時15分
「もしかしたら」そんな期待感を持ちながら現地着。
駐車場に車を止め、とりあえず手ぶらで様子見に...
で、常夜灯に照らされた海が見えたときに思いました

「今夜でパトロールも終了だぁ」って(笑)




表層にざわつく大量のベイト。
すぐにタックルを取りに戻り、まずはベイトの正体を確かめます。


「パターン成立となるベイト」ヽ(´ー`)ノ

こいつが入ったなら完璧。

下げの潮が効き始め、散発的ながらも捕食音が出るようになったのを時合いと判断。
昨シーズン、ここでの自分の当りルアーであった120裂波に付け替え本格的に狙っていきます。

ゴンッ!
強烈なバイトと同時にバット付近まで一気にブン曲がる愛竿キャステイシア、あらかじめキツメに調整してあったドラグから容赦なくラインを引きずり出していくトルクフルなファーストランは正しく「ここのヒラ」の引き。

この場所でラインを出される事は危険である事を経験済みなので、すぐさまドラグを締め込み、キャスを信じてロッドを立てて、その走りを強引に止めることに...

つか、ビースト持ってくればよかった(;´д`)
なんて思いながらショートポンピングで何とか魚を浮かせた後はゴリ巻きで足下まで寄せ、レバーを使い魚が落ち着くのを待ってからネットイーン!

で、無事キャッチとなりました(^-^)



長さは80無いもののブリブリでいい魚です。



撮影とリリースを済ませ「ヤツ」に連絡を入れ、しばらくフィールドの様子を観察してから納竿としました。


さて...
とりあえずこれでベイトを探して走り回るパトロールは終了。
おそらくパターンの始まり直後であろうこの場所なら、天候や水温に大きな変化がない限り、しばらくは手堅くヒラが狙えるはず...

あとはのんびりと「ヤツ」のヒラ釣果ログがUPされるのを待つだけですな(笑)

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