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あっすぃー

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失意と雨の中で

昨日のビギナーズレッスンを終え、疲れも残る中に渓流へ足を運んだ。

状況が良いわけではないが、僕は雨に打たれたい気分で一杯だった。

ただ打たれるだけじゃ悔しいので、釣りをしてやろうと思ったのだ。

出発してすぐに雨脚は強くなった。

水に足を入れたころには濁りがやや強くなってきた。

水も昨日の雨で多めである。

僕はファットローチ弾丸を結び、まずは表層をガツガツと探る。

飛びついてくるのは小ぶりなイワナばかりだった。

次いでボトムまで落としてリフト&フォールで誘う。

鋭い走りと精悦な飛翔が、濁水の水面を揺らす。




泣き尺だったがコンディションのいいニジマスだった。

こんな日に、美しいオリーブバックを眺められるとは思ってもいなかった。

僕の心は失意から強い欲求へと変貌していった。




その上の瀬から出たのは、ようやく今年300匹目となった小ぶりなニジマス。

水中の僅かな反射を逃さずに、しつこく叩いてようやく掛けた。

サイズはどうあれ、狙った通りに出てきた魚ほど、嬉しいものはない。

それから小ぶりなニジマスやイワナが続く。

濁りもきつくなって来て、今日はこれまでかと諦めかけていた。

このポイントを最後にしよう。

たどり着いたのは、このエリア一番の淵だった。

上流の肩に沿うようにファットローチ弾丸を送り込む。

緩やかにリフトし、フォールは出来る限りフリーに落とす。

こうすると、ジョイントミノーの効果が最大限に発揮される。

そして、夏場のニジマスには特に、縦のU字効果が効果覿面だ。

一瞬の間でミノーを咥えたニジマスは、そのまま水面を破り、華麗なテイルウォークを披露してくれた。

それから再びボトムにへばりつき、力強くラインを引き出す。

S.O.S-520Bも気持ち良く曲がり、土砂降りの中だということも忘れそうなくらい、

愉しいファイトをしてくれた。




この渓流ではアベレージより少し上。

そんなサイズでもこれだけ愉しませてくれたので、すっかり僕の心は晴れてしまった。

気がつけば雨も一度あがり、カメラも振り回しやすくなった。




40cmには少し届かず。

誰も居ない盆明けの大雨の日。

今日はこれくらいにして、明日に備えようと思えた。


 

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