サラリーマン稼業、つらいことは多く、釣りに行けない時期もあります。

今月になってようやくそこそこ釣りに行けるようになりました。

やってもやっても終わらない仕事
投げても投げても釣れない釣り。

冬の時代に釣れた一匹はうれしいものだ。

１月下旬の寒波のあたりになんとか行けたときの話。
なんだか久しぶりだなあと竿を振ると、感覚がおかしい。
寒くて風も強めなのもあるが、なんかおかしい。
疲れていたのである。
今日はリハビリに徹しようと決め、とりあえず引き味のプルプルを
感じようとバイブレーションを装着。
とはいえ、そんなまともに動かせるような感じでもなく、
魚っ気も全く無く、まぐれしか狙っていなかった。

そしたらあっさりヒット。
完全に狙い通りのまぐれがでた。
ひさーーしぶりの引きを楽しもうと、ドラグを緩める。
大きくない。40台といったところ。
そしてすぐにバレる。

しかしなんなのだこの嬉しさは。
バラしの喪失感は無く、充実感が残った。
結局この日はこの後反応なし。
だがこの日から今日までずっと残る感触。
やりとりの時間およそ10秒。
釣り上げることすらできない、それもたった10秒ではあるが、
このために頑張れると思った。
病んでいたのだろう。

具体的には、アタリは弱く、ハムっと食いついた感じ。
あくびしているときにたまたまルアーが口の中に入ったような
とも感じるそんなイメージを持った。
重くなっただけ。
魚からしたら焦ってじたばたしたら針が外れただけの話。
これがアタリだと判別できたことだけ、今後の自分に期待しよう。

そして今日。2017/02/19
上記と同じ場所。
多少魚っ気が出てきたと思う。
釣れない理由は寒さではなく、よく聞く産卵旅行による
個体数減少ということが少し納得できた。（釣具屋でも聞いた。）
ちゃんと帰ってくると思うとシーバスもかわいく思える。

ルアーはヨレヨレ。
明暗をゆっくりと通す。
ボトムが怖い。ときどきズルズルするとひやひやする。
まあどうせ釣れないよと思っていると、
グン、グン！とアタリ。
焦ってアワセ。まさかのヒット。
新調した竿の入魂である。
ドラグどうしようかな、と先月のことが頭をよぎるが、
わりと糸は出ていかない。
とにかくゲットしたい。
ついでにタモも初使用。
福袋で買っておいたものだが、念のため毎回背負ってはいた。
本当にどうせ釣れないと思っていたのか、我ながら怪しいものだ。

ゲットしてみると、50～60といったところ。

なかなか良い。嬉しい。
どうしても釣ったシーバスは口の中を見てしまう。
どれどれ今回は～、と見ると、


つぶつぶ・・・。米・・・？
いやアミだろう。
以前飼ってたエビの生まれたての頃に似ている気がする。
というか消化されてゲロしたものならもうわからん。
バチは見えなかったが、消化されるとこうなるのかもしれないし。
結局のところ、よくわからない。

リリースして釣り再開。
もう釣れないよと思っていると、ごみがかかった感触。
舌打ちして巻き上げるとカニがついていた。


今日はヨレヨレしか投げてないな。
というかシーバスのベイトはまさかカニ？
さっきのはカニミソか？
そんな気もするが、確かめる術もなく、検証できず。

最後にオーラスとか言いながら投げたらアタリがあり、
欲をかいてもう一投してルアーロスト。
ヒットルアー即ロストの法則は今年も健在だ。

 

 

前向きな次回予告や宣言は不釣のフラグにしかならないので、

以上。