『河川』の鱸 (2014.6月)①

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入梅の6月後半。


といっても梅雨らしい雨模様は最初の数日だけで、

湿度も気温も伸び悩んでいる感覚。

至って過ごしやすい、釣行しやすい『前夏の終春・6月』。

そんな感覚。


そんな『感覚』も大切にしたい。


実際、

昨シーズン以前も6月の降雨は意外にも少ない。

3~4日/月ってところか。

なんだかんだ『入梅』たって、

これといった梅雨らしさを感じさせないもののようで。


降雨の少ない、

『助かる』ようで『寂しい』ような6月・夜の河川ゲーム。






2014.6月後半

そんな少ない降雨状況の中でも貴重な雨後の大河川。


上流には河口堰。

その河口堰・左岸側に『放流中』表示+赤ランプが戦々恐々と点灯中。

轟々と流れては無いものの、

前日降雨の影響は濃厚。


そこに小さな上げ潮がゆっくりしっかり入る。


昨日までに流れきった浮遊物は放流中の割に少ない。

濁り過ぎず、濁り入り。

シャロー帯にはココ最近で一番しっかりベイト量を確認出来る。

上空の東風は2~3、

地表は風裏1前後。

そして先行者無し。


股下まで入水、

サイドからややアップ気味のクロス、

真っ暗なストラクチャーのヨレ・極力向こうに極力上流をイメージ・着水。

あっと言う間に押し流されるけど、

ギア2の着水カウント10までが一番HOTな中距離戦。


『パンチラ80』で、

獲れたハズのショートバイト+HITヘッドシェイク・アウトの後、

ドラグ1/8締めてじっくりやって1HIT。


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00:55 さっきのバラシよりは随分いいサイズ、60後半。


雨の影響を受けて魚の活性は非常に高い。

暗部とストラクチャーとそのヨレと、

喰いたいが為の本能は確実に魚をそこに引き付けている、

そんな印象の位置。


そんな群れをバラさず、崩さず、

どうやったら1本ずつうまく獲っていけるか?

本日一番の『面白さ』はココ。

頭ん中のイメージ映像フル回転で撃つ。


着水瞬間は見えないけど強ブレーキサミングで、

極力着水音消した『パンチラ80』に、

『ガンっ!!』とかでなく『ヌンっ』って噛み付く感じで追加HIT。


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01:11 蘇生にじっくり時間掛けてリリース後の2投目、70前半。


着水音がどこまで影響するのか判らない。

けど、

少なくともこのキャスト精度ではヨレ直上にも着水している。

今回のような中距離戦、

そのピンポイント撃ちなら有るより無い方が良い、と判断。


好調の『パンチラ80』に飽きられる前に『マリブ78』、

スマートに撃ってしっかり流れていった明部側でHIT。

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01:31 文句なしの50UP…が小さく見えるから人間は欲深い。


入水から1時間弱。

まだ時合いは真っ最中で、場荒れも無い。

けど作戦成功なのか、

魚の数が半端無いのか、

それはまだよく判らない。


とりあえず『マリブ78』に追加HIT。

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01:43 群れが移行したのか?マリブのせいか?同じく50UP。


『マリブ78』に反応無くなって、

『パンチラ80』にショートバイト1。

いよいよ反応なくなって十分楽しんだTIME OUT…を、


『ヨレヨレ』で最後の1匹が出ないものか、と。




『ヨレヨレ』の強サミング着水は特別。

着水音ほぼ無く『シポュッ』と水面下に消える、

非常に気持ちのいい着水。


その直後、

中距離からのキャストなので水深およそ60~80cmの位置。

テンっ!…テンっ!…と小さく『ヨレヨレ・跳』してじっくりギア1。

その小さく2回跳躍したヨレヨレを運悪く見てしまった1匹が、

残念ながらゆっくり追っ掛けてきて最後のHIT。


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02:23 本日最大。ヨレヨレは…


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02:23 見事にガップリ。即対応の蘇生・リリース対象。


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ノットのすぐ下から3cmはボロボロ。即交換対象。


運が良かった最後の1匹。

本当に反応なくなって03:00 TIME OUT。




数少ない『入梅』の6月ナイトゲーム、

今回は幸運にも好状況に恵まれた。

ただ、

この『好状況』は何なのか?

『雨』降れば…なのか?


『雨』のみに頼ることなく、

『雨後のゲーム』も楽しめるようにしなければ意味が無い。


 

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