ルアーの歴史はパクりの歴史
聞こえは悪いが、事実。
でもそれは、先人達へのリスペクトが土台にあるからであって。
昔の人はよく考えたもんだと感心します。

大まかなジャンルがあり
今じゃ細かく枝分かれしているけども
基本的なことはほとんど変わらない。






商売だからしょうがないけど
目新しいものを取り入れたり、付加価値をつけたり、〇〇プロデュースだの、コラボだの、パターンだの次から次へと新製品の宣伝ばかり。




魚の側は昔から変わってません　笑




それでも新しいものや話題のものを使ってみたいと思うのも釣り人の性
男心をくすぐるコレクション的な面もあるから、買ってしまうんですよねー。
夜な夜なタックルボックス開けてニヤニヤしながら酒をやる。変態ですねルアーマンて。








最近は、中古釣具を扱ってるところが増えました。
ルアーも中古がずらーっと並んでる

掘り出し物を探したり、廃盤になった好きな物を探したり、転売目的でガサゴソしてる人もいます。

所狭しと並んだルアーを見ながら、
せっかく買ったルアーを皆さんが売る理由を考えてみました。
お金に替えたい
あまり使わなくなった
増えすぎた
まぁまぁ普通はこんなところ。
いたって健全です。


ですが、明らかに不自然なものも沢山ある。
未開封のものや、同じものが何個も、とかとか。
これは個人ではないな、と思うものもありますね。
中古だから安い、当たり前。
安いにはもちろん理由がある。
それを承知で買うか、買わないか。





ルアーって、小さいものほどバランスがシビアです。
ボックスに放り込んでちょっとガチャガチャやると、すぐ泳ぎが変わる。

見た目新品同様でも泳がせると。。。。(^^;)

それは本当に製作者の意図した泳ぎですか？

塗装の下はサビサビかも
小さなヒビ入ってるかも
アイぶつけて疲労してるかも
ぱっと思いつくだけでもこれだけ。

それでもって、せっかく釣れるって聞いた人気ルアー買っても、これ釣れねーじゃん！となる。　　
あーた、それ中古でしょ(-_-)


ロッドも然り
しばらく使ってると、その人の釣りのクセが付いてくるし、「抜け」てくる。
抜けてからの方が好みって人もいるけども。
自分は全く同じロッドを3本持ってるんですが、使ってる時間が違うと結構違います。使い分けたりしてます。
リールも。。まぁ精密機械ですから、ね。。



ホントに気軽に買えるけど、見る目がないと意外とリスク高いんじゃないかと思います。
メーカーさんもかわいそうだし(^^;)



盗難されたものって可能性もあります。
周りでもありました。傷の場所も同じで、本人曰く間違いなかった、と。
あとの祭りですけどね。
悪い人はいるもんです。

それと、
又聞きですけど。。
あくまで噂の話ですけど、、、
とある地方の中古釣具店の店員さんが
甲状腺癌、発症したと。それも一人じゃなく。。

まぁ、そういうことです。


なにが言いたいかというと
あらゆることを想定して危機管理。
可能性はゼロじゃない、
まずは疑ってかかる。
意外と死角はあるよ、と。







冒頭でルアーの歴史はパクりの歴史って書きましたけど、
それならまだ全然良い。
〇〇風バイブ、〇〇風ミノー
かわいいもんです。

現代の技術があれば、作ろうと思えば
これと全く同じものよろしくね。
わかたよー。
数日後には、
できたよー。
パッケージも寸分違わず、ロゴも同じでバーコードももちろん。誰が見ても本物の新品の未開封ルアーが大量に出来上がってくる。

偽造ルアー。

冗談じゃなく、流通してると思います。
いやホントに。


クリックひとつでなんでも手に入る時代になりました。
本当に便利ですが、よーく考えてみると結局は

信頼の置ける店で、正規のルートで仕入れた物を店主と世間話しながら対面で購入する。

これがやっぱり1番なんじゃないかと思いますよ。




以上
最近思ったことでした。
ではでは。