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▼ 秋の川鱸

早朝の秋田は、放射冷却の影響で川は霧に包まれていた。

毎年今の時期にはよく見られる光景だ。


夜、通り雨が降った影響で、川はいつもより若干水位が高い状況だったがポイントへ向かった。


まだ薄暗いがキャストを開始した。

静まり返った川には、時折聞こえる鳥のさえずり、キャストした音、ルアーが着水する音が鳴り響く。



川の流れと流れがぶつかるヨレへ、ペニサクさんを流し送り込む。

鱸が居れば間違いなく反応はあるだろうと…

しかしながら、バイトはあったがヒットまで持ち込むことが出来ず…

ボイルも時折あったのだが…


太陽の日差しが差し込むと、バイトもボイルもなくなりポイントを後にした。






気分転換にカツ丼を食べたり、温泉に入ったり、夕マズメまでゆっくりと過ごした。

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夕マズメとナイトゲームは、大きくエリアを変えるも鱸からのコンタクトはないまま最終日の朝マズメを迎えた。



ポイントに着くと時折ボイルがあった。


常に先発のペニサクさんをボイルがあったヨレへ。



ガバッ‼︎‼︎


早合わせしないようワンテンポおいて合わせを入れた。

ロッドにズシっと重みを感じた。


一発エラ洗いされたがかわし、時間をかけいなす。

慎重に鱸を寄せランディングまで持ち込んだ。

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秋の川鱸。

狙い通りに取れた納得の1尾。

感無量である。



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これから産卵に向け、鮎を食べまだまだ大きくなるであろう鱸に感謝しリリースした。





その後は、友人と朝食をとり、秋田での再会を約束し後にした。

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