4月23～25日の三日間、久米島に行ってきました。

ターゲットはパヤオのマグロ類と根回りのカンパチ・ハタ。
お世話になったのはいつものあかね丸さん。
とても熱心な船頭さんです。

土曜日、昼頃に久米島に到着。
午後からスーガマと言われる根回りでのジギングから釣りを開始しました。

ここはハタやカンパチ、磯マグロが多い。
ジグを投入する度に歯形やリーダーの傷が増えるけど、なかなか針掛かりしない。
潮が流れておらず、あまり食い気を感じない。
やっている内に時合いが到来するかと思ったけど、時合いは来ずに初日は終わってしまった。
船中5名で3キロのヒレナガカンパチが1尾に、シロブチハタ？が1尾のみの貧果で終わってしまった！

陸に戻ってからみんなで居酒屋に行ったけどさすがにみんな元気が無い。
反省会みたいな空気になってしまった(笑)

なんとか気を取り直し、二日目以降のパヤオのマグロ狙いへと気持ちを切り替えて初日は終了しました。


さて、二日目。
パヤオでのキャスティングとジギング。
仲間たちはジギングから、私はキャスティングでスタート。

表層は今一反応がなく、カツオのハネすら見えない。
ジギングではポツポツとキハダが上がっている。

キャスティングで押し通すか悩んだけど、今回はジグがよく当たっているのでそのパターンに乗ってみた。
ジグを投入し、指示棚でややゆっくり目のジャカジャカ巻きをしていると、ズゥンと重みのあるバイト。
優しく巻き合わせをし、マグロの機嫌を伺いながら巻き上げる。

お前走るのかい？

　走るよ！


マグロはランしたけど、15m程で止まった。



巻いても良いかな？

　イヤイヤ。

嫌でも巻いちゃうね。

　嫌だよ～

おっと、頭は上に向けといてね。下は向かせないよ。


そんなやりとりで50mまで巻き上げる。
このくらいの棚より上に行くのをマグロは嫌がる。
嫌がってランをするのもこの辺が多い。

だからもう一度、

お前走るのかい？

と聞いたけど走らないので、マーフィックスのレバードラグを更に2ノッチ締め込み浮かせに掛かる。
巻き上げると残り20m程でマグロは円を描き出す。

もう走る力はあまり残っていないけど、最後っぺでひとっ走りする事もある。
だから念を入れて、もっかい、

お前走るのかい？

と聞くけど、マグロはもう走れない様子。

じゃあドラグ締めちゃうね(･∀･)♪

レバードラグを更に2ノッチ締め込むと、マグロは頭を下に向かせることが出来ずに1周半回ったところで水面まで浮上してしまった。
すかさず船頭がギャフを掛け、ゲームセット。
ファイトタイム、計っていませんでしたけど
10分くらい？　もうちょい掛かったかな？
まあまあ、サクサク上がった部類かと思います♪








推定25キロオーバー。
ぼちぼちサイズです。

この後仲間が一本追加し、二日目は終了しました。


さて、三日目。

一投目から4人同時ヒット！

私はキャスティングしていてノーヒット(笑)
仲間のサポートに回ります。
一本はブレイクしてしまったけど、ラインクロスもうまく交わして3本ゲット。







三日目もジギングに分が有りそうです。
次の流しで自分もジグでヒット。

残り50mから30mほどランしたけど、ランが止まったら魚を休ませずにグイグイ寄せて、ドラグを締め込んでサクッと浮かせます。
この魚も10分くらいでゲット。






推定20キロちょい。


その後は食いが止まり、キャスティングをしてもマグロカツオは出ずシイラオンリー。

ルアーを浮かべとくだけで何匹かで奪い合いを始めて勝手に興奮してしまうシイラたち(ﾟДﾟ;)

これじゃルアーのテストにはなりません(笑)

最後まで諦めずにキャスティングをしたけど、結局トップではマグロカツオはゲット出来ずにストップフィッシングとなりました。

帰港後、普段はあまり愛想のない船頭が、
にこにこしながら、
「皆さん上手でした、大したもんです。」
と言ってくれたのが印象的でした。
あかね丸さん、お世話様でした。
おかげさまで良い釣りをさせて貰いました。


今回は怒涛のキハダラッシュとなりましたが、パワースローでやることにより、ヒット率・キャッチ率が高かったように思いました。

今回の釣りの模様は同行の丸山氏によりディープライナーブログにもアップされると思いますので、そちらも是非チェックしてみて下さい♪


仕様タックル
ロッド：スロー用4オンスクラス
リール：マーフィックスW6
ライン：スーパーファイヤーラインカラード3号 1200m
リーダー：ガリス　ナイロン20号
ジグ：ディープライナー　スパイV250g、スロースキップVB200g等々