まあ感想としては、キャストアキュラシーとルアーの操作性と求められる感度と魚とのやり取りの全てを高い次元で兼ね備えようとするとこういう調子のロッドになるんじゃないかと。

何かに特化はしてませんが、やっぱりトータルで見れば良く出来てるんじゃないかと。

中途半端感は無くて安心しました。

それと1フィンガーでキャストして3フィンガーでパーミングする私には全く困らないバランスでした。

個人的には1ピースで良いんですが、車のトランクや電車や自転車や遠征とか色々考えるなら2ピースも理解出来ます。

最大の特徴はAGSガイドですかね、でもその取扱いには気を付けないとね。

ルアーフックも引っ掛けない方が良いし、タンカー撃ちなんかもロッドをタンカーにぶつけない様にしないとね。

サークル系のキャストが多いボートシーバスのキャストではネジレ対応のX45は無くては成らなくなったし、キャスト数がめちゃ多いのでロッドとリールは軽い方が楽だし、アキュラシーにも優れる。

羽田空港の様に遠投性能とキャストアキュラシーが必要な展開も多々あるし、船のプレッシャーを魚に与えない様な距離を取ったアプローチがガイドからは求められるし、ストラクチャー周りの釣りが増えたので、強いバットパワーと振り抜いた後は軽いAGSガイドでロッドのばたつきを速めに収束させ飛距離を稼ぐ事も必要ですしね。

スピニングロッドの67MLSで8cmの重心移動式ルアーを投げるとその飛距離に驚かされた。

深場から魚を掛ける事も多いので、着底の感度も必要だし、フッキングに必要なある程度の張りやパワーも必要だし、掛けてからは良く曲がって吸収させるロッドはバレ難い。

ベイトロッドの610MBはどうせバレると思う1オンス越えのスピンテールで掛けた魚をキャッチした。

昔はルアーを巻くだけで良かったが、最近はこちらからルアーを動かす方がバイトも多いし、バレも少ない深いバイトが得られる、そんな動きをルアーに与えるにはある程度のティップに張りは無いとね。

そして黒を基調としたデザインはどんなリールも合わせやすく、ロッドエンドは体に当てても痛くなる事は無い。

実は「たかがボートシーバス」ですが、東京湾ではボートロッドに求められる性能やニーズがかなり幅広いので、何かに特化した方が物作りとしては楽なのかもしれません。

ベイトロッドの65MLBは和船洋船問わずフリップキャストでミノーを投げられるし扱えるルアーウエイトも7gから30gと汎用性もある。

ダイワと言えば、ソルティスト エクストリーム ベイキャスティング STX-BC ULTIMATE 72等の過去には5万以上の高性能ボートシーバスロッドを発売していましたが、それ以降はリーマンショック等でリリースされるダイワのボートシーバスロッドには魅力の無い物ばかりとなった…

私も以降はバスロッドの流用を余儀無くされたがダイワがまた本気出した？


もう出ないと思ってたけどね～、16セルテートや16スティーズと組み合わせれば道具への不満はほぼ無くなる。


利便性と性能とデザインと価格、全てに於いてバランスの取れた良いロッドだと思う。



ソーダカツオ、シイラ(ペンペン)、シーバスと釣りまくりましたとさ。


実は下位となったソルティストBSの方が軽く、ラブラックスAGS BSの方が重い。

理由はブランクスが肉厚になっていること、採用してるグリップ部、リールシート部の部品の自重による差なんだとさ。



でもセイゴオンリーとバチパターンは不明からの投稿