もしも事故ったら警察や保険屋への連絡は当然やったとして、その後にもしも車両保険に入っていたならばって話。

損害賠償の損害額については物の価値は残念ながら車の場合は年式と車種でほぼ決まっているので、思い入れは評価されない。

おおよそは日本自動車査定協会が毎月設定している。

もしもその物の価値よりも修理代が下回る場合は損害額は修理代になるし、上回る場合には全損になるので損害額はその時の物の価値になる。

中途半端に古い車は価値が低いので修理代の方が高く、修理するならば自分で金を足さねばならない…

さて修理代が損害額になる場合は、修理代の見積額による所なので、保険屋の認定工場で修理を依頼すれば損害額は安くなるし、ディーラーに出せば高くなる。

新品に部品を交換しても良いし、中古部品を再利用して綺麗に直しても良いので損害額を決めるならば新品に交換してくれる見積の方が高くなるし、同じ作業でも工賃に差が出て来るので工賃が高い見積の方が損害額は高くなるのでディーラーの見積が高い場合が多い。

最終的には保険屋のアジャスターが車と見積を精査しながら損害額を決定する事になるので、見積額が高い方が良い。

そして消費税については認める保険会社と認めない保険会社があるので、100万なら8万も変わって来るんですな…

実はその後の修理の有無に関わらず車両保険は支払われるし、自損事故でも対物事故でも損害額が決まれば対物事故の過失割合に関係なく自分の分の損害額は車両保険で全額振り込まれるので、受取口座は修理工場では無く、自分にするのがヨロシ。

その後にどう直すか？譲渡するか？とかはあなた次第です。


さて、ここからは車両保険による保険金を受け取った後に、その車の修理を止めて売却する話。

売却は沢山の所に依頼して競争させれば買取り額は上がるので良いのですが、実は自動車税とリサイクル券ってのは先に払っているので売却すれば戻って来るお金。

買取り価格に自動車税とリサイクル券の戻り分が含まれているか？いないのか？ここで数万円は変わって来るので、査定された価格に自動車税とリサイクル券が含まれてるか否かを確認する事が大事。

こうして最も高く買い取れる業者に売却するのが良いかと。

但し、車や書類を引渡した後に送金されるというリスクが実は隠れているので、買取業者の世信をしっかり見極める必要もあるし、書類は後とか金が先だとかの交渉はした方が良いでしょう。

まっ少し安いくらいなら有名店と取引するリスクヘッジも良いかと。

また全損認定された車でも部品取り車としての需要があるので、保険屋に無償譲渡はせずに必ず買取業者に見積を依頼するのがヨロシ。


さてさてこれで新しい車の購入資金は無事に確保でモヤモヤは晴れた。