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”衝撃の磯ブリ爆発劇”




お疲れ様です。

Blast代表 石谷です。




忙しくてなかなか釣行記が書けませんでした。

長文で一気にいきます!






とある休日。

いつも通りに房総磯の様子を見に行くと

全くダメ。静かな海。






黒潮は近く、

その他条件もまずまずだったはず。









「近々チャンスが来る。」








そう見込んだ数日後、

Blastメンバーの大石を連れて

再び磯に赴く。







釣り仲間の青物キラー

よしフィッシュも別の磯に。







時を同じくして

Blastメンバーの勇次も

遠方他の磯に向かうとの話。







海況的にはダメだった数日前と

然程大きな違いは無い。






潮が高い状態で

ザブザブ暗闇の磯を歩く。






大石と少し離れた立ち位置。

スズキ系狙いで

シモリ根が点在するエリアに立つ。






近くにアングラーはいない。







凪磯のスリットを強引にいく。


水面から頭を出した岩に立ち、

キャストポイントを見極める。






まだ時刻は3時すぎ。







暗いうちのスズキ狙い。

岩礁帯を

スカッシュで広く探るも

当たりは無い。







すると大石が薄暗い中

魚を持ってこちらを向いている。

全然見えない。





なんだあれは?

後に聞くとデカいイサキだったそうな。









今日はベイトが寄るかもしれない。





いつもポジティブが信条、

そんな予感がした。





何より潮がかなり走っている。






なんとなくそんな考えで

キャストを繰り返した。











空が白み始め、

ライトが要らなくなってきた頃。














「沖が爆発した。」












沖一面が凄まじいボイル。

全然届かないけれど。








すると足元が騒がしい。

ライトで照らした。










!!!???










カタクチの大群が押し寄せていた。



15cmはあろうかというカタクチの群れ。










ヤバイ。


これは祭りになる。











再度沖を見渡した。





ボイルが近づいている!!












そして水面から

カタクチが跳ね飛ばされている。








いやそれだけじゃない・・・・









トビウオだ。


トビウオが空を逃げ回っている。









鳥肌が止まらない。









思った通りに

どんどんボイルが近づき、

ショアに追い込んでくる。








それは恐怖にも似た感覚。



それほど広範囲、

しかもデカイ水柱が押し寄せてきた。











大石の立ち位置の左前方、

ボイル帯が射程範囲に入った。










「きたぞっーーー!」








波の音でかき消される声を絞り

思い切り叫んだ。








大石が北西SPでフルキャストする。








瞬間!!




フルベント!!!!










ファイトを見る余裕はなかった。



気づくと自分の前方も射程圏内に。











いや違う。











海全体、

100m以内全てが

スーパーボイル。









決して大げさではない。

とにかく圧巻の光景だった。







あとはかけるだけ。




ただシモリ根がヤバイ。


また立ち位置が微妙だ。










ブリットペンシル33gを近距離キャスト。





魚はどうだ。

小さいか。









ジャーク・・・



めちゃくちゃに追ってくるぞ・・・











ドンッ!!











臨戦態勢でポンピング開始!








ん?!


デカイぞ!


ワラササイズは間違いない。









足元までは順調。




そしてシモリ根上で最後の抵抗。







また水面に引き込まれるような

強烈なパワー。








「うぉ~~~~!」








パンッ!!








呆然。






根ズレ。

シモリをかわし切れず。



スプールを返して沖に出すべきだった。

頭が見えたのでいけると過信した。







魚くんゴメン。

すぐに替えスプール。







あのサイズ。。

ココは無理だ。。









立ち位置を換えた。



大石の元へ向かう。











D-CLAW社

MARINO125をセット。





次は獲る。










近距離キャストで

ジャーク開始。







もう足下は青物で溢れかえり、

魚は逃げ惑う。








着水から・・・・・



バシャッ!・・・バシャッ!・・・・







水面を幅広くダートした

MARINOの背後で

水柱が追ってくるっ!!








くるぞ・・・くるぞ・・・くるぞ・・・くるぞ・・・・













ドッパァ~ン!









ゴンッ!!!












うぉっ!!









遅めに渾身のアワセ!


乗った!!











パワーの無い自分は

一刻の猶予も許されない。







無心で寄せた。








モスリミテッドがフルベント。







さすがに前よりは楽だが

かなり曲がっている。







全力のポンピング!


腕が乳酸地獄。。。







もちろんフルロックなので


足元のツッコミをバットで


強引に耐え切り、


なんとか波に乗せてズリ上げた。










デカイ。




魚が暴れて捕まえられない。。








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84cm



この前の72cmのワラサが小さく思えた。

これは何キロくらいなのだろう。






気持ちが落ち着いた頃には

もう息がゼイゼイ言っていた。








まだ1本なのに。。。







でも十分だった。

贅沢な時間すぎる。








浅いタイドプールには

既に何本か魚が転がっている。

もちろん大石の魚も。








どうみても全部80over。

90近いのもいる。








そう。

目の前のボイルは

ほぼ全て80overなのだ。。。。











海を見た。


全然終わらない。







まだまだボイルは繰り返した。

カタクチが可哀想に思えるほどに。













遊びで試してみた。







ヘビーワン28gを水面を

バシャバシャ言わせながら早巻きする。






ルアーの後ろには

ブリが続々とボイルしてついてくる。




パチャパチャついてくるミニサイズじゃない。




全部ブリクラスなのだ。





デカイ水柱が襲い掛かってくる。




ドカ~ンッ・・ドカ~ンッ・・




逃げるヘビーワン。




「やべー喰われちゃうってww」



皆で爆笑した。








もう無我夢中で

大石やお会いしたアングラーさんと

爆笑しながら楽しんだ。




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88cmくらい。

太さがヤバ過ぎる。 

7kgは余裕で有りそうだった。







収まったボイルが始まれば

また誰かが「やってるぞ~」と叫び、

またキャストし、乳酸地獄。。







ただ潮位が低くなってからは

根ズレブレイクも

多発させてしまった。




反省点も残ったので

次があれば活かしたい。






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*MARINO125







発見もあった。

この日ボイル時の手返しを考慮し

上の写真にもあるスナップを使った。



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名前の通り、

強度に問題はなかった。

強いのであればスナップは便利。

ボイル中は焦りがち。

ルアーチェンジは速い。









ちなみに大石という男は

80~88を平気で5本以上は獲っていた。



大石、ブリに取り憑かれたか。



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自分は1本でヘトヘト。。












そうこうしていると

Blastメンバー勇次が

遠方の磯からかけつけた。






もう8時を回っていただろうか。

その時も自分は掛けていた。






ボイルはなくとも

Xestaアムラームのリフトフォールで

ボトム付近で喰ってきた。






ただ、ブレイクしてかっこ悪かったが。








他のアングラーさんが満足して先に上がり、

Blastの3名だけが残った。






せっかく勇次が駆けつけたのだから

彼がブリを獲るまでは帰らないつもりだった。










1時間半後くらい。







10時過ぎくらいの単発ボイルから

通過した魚を勇次は見逃さなかった。





アバリス116Hが曲がった。





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Blastのエース、お見事の80over。

自分事のように嬉しかった。




自分と休みの合わない勇次も

顔の日焼けがスゴイ。

毎週磯通いなのだろう。





それにしても、

やはり80だった・・恐ろしい群れ。







ちなみに

青物キラー、よしフィッシュは

他の磯で更に90upを獲ったようだ。

さすが敵わない。。

常に結果を出している。







もう飲み物も無くなり

若干熱中症気味だったが

それをも忘れるほど、

危険なほどに夢中だった。






入磯から約8時間。

上がりとした。






初夏の思い出として少々・・・

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本日のMVP

大石ブリ男の勇姿

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夥しい数の15cmカタクチ

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とにかくカタクチの量が尋常でなかった。

上のような状態がスリット中に

広がっていた。







つい数日前から大きく

変貌を遂げた海。




数日前は何せ移動時間の方が

釣行時間より長かったのだ。




非効率だが

通い続けなければ分からない。



何が起こるかは現場で

体感しなくてはといつも言い聞かせている。



地元のアングラーさんに教わった。









NEWロッドのモスリミテッドは

青物ロッドとして

頑張ってくれた。。。



当然、ブリサイズ向きでは無いけれど。



このサイズには青物ロッドが

欲しいなと思った。







そして、

ブランジーノ3000は壊れた。

ギアが破壊された。

リトリーブ不可となった。


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ずっとフルロック。

ドラグは1mmも出せない場所だった。




相当数の

ブリと戦ったことは確か。



もう1台あるので大丈夫だけれど

そのうち買わなきゃと思う。

当然番手を上げたいが

新品は買えそうにないorz










夢の一日は去り行き、

またいつも通りに準備をして

次の休みに備える。





前回釣行記で、

「ボウズ上等」と書いたように、

もちろん釣れないことが殆ど。

只でさえ経験も腕も無い。






でもまた、

何かが起こる日が来ると信じて

磯に立つ。






*長文駄文お読み頂き有難う御座います。




石谷



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http://www.d-claw.jp/


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http://www.f-dress.jp/


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http://www.yamaria.co.jp/maria/tabid/76/Default.aspx


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