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ロックフィッシュのリリース

毎週のようにボートで釣りに出かけると、食する魚には困らなくなり、家族からも食べきれる分だけ持ち帰ってと言われる。

また、基本土曜日に出航して日曜日はタックルの手入れや魚を捌く時間に充てるんだけど、日曜日に出航すると1匹持ち帰れば充分なんです。

そんな環境でのリリースの考え方なことをあらかじめお断りしてお話します。

春から秋の博多湾沖のエリアでは、アコウ(キジハタ)が比較的よく釣れる。

自分の中では30cm以下のアコウと20cm以下のアラカブはリリースをしたいと思ってる。

もちろん、同船している友達に強要することでもないし、釣った魚をどうしようが自由だと思ってる。

例えば、初めて釣ったアコウだから持ち帰って食してみるとか大きさでは決められない、その人の価値があると思っているから。

勿論、資源保護の観点とかあるんだろうけど、自分の中では、食べたいか食べないかです。

40cmのアコウの美味しさを知っているし、小さい魚を調理するのが面倒なので持ち帰らないというのが、正直一番の理由かもしれない。

幸い自分が釣りをしているエリアが水深30m程のところなので、ゆっくり釣り上げてくればほとんどのロックフィッシュは胃袋が口に飛び出すことないが、たまにリリースしても潜れない魚がいる。

浮袋が急激に水圧から解放されて膨らみ、胃袋や腸を体外に押し出してしまって潜れなくなる。

こうなると、リリースするためにはリリーサーで強制的に海底まで送って水圧で浮袋を元に戻すか、浮袋に穴を開け空気を抜いてやるか、もしくは持ち帰って美味しく食べる事になる。


以前、リリーサーを自作して試してみたが、水深が浅いとまた浮いてきたことがあったんで、今回は「山口県水産研究センター」が推奨している注射針で空気を抜く方法を試してみた。

ネットでも方法について記事にしてあったので、同じようにやってみた。

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(写真はエア抜き後の穴の位置を示してます)

道具はDAISOで売ってある化粧品を移し替えるためのポンプの先を刺さるように削ったもの。

それを胸ビレの付け根の後ろから垂直に針を刺して、浮袋のプスっていう貫通した感触がするまで差し込み、ポンプで吸い出すか針だけにして空気を出す。


これだけで、元気に泳いで行きました。

肛門から針を刺す方法だと、腸に穴を空ける事になるんで、胸ビレからの方がダメージが少ないのかもしれない。
それに発達した筋肉の場所なので穴を空けても空気が漏れ出すことがないのかもしれないと思った。

リリーサーももう少し工夫してやってみようと思います。

もしかしたら、こういった行為も目の前から魚を見えなくしただけの、エゴ的行為かもしれません。

針を大きくするとかすれば小さな魚が釣れる事が少なくなるのだろうが、ライトジギングでは大きさが選べない。

自分の中でどうすれば一番いいのか結論は出ませんが、大きくなるのに時間が掛かるロックフィッシュですから、大切にしながら釣りを続けたいです。


山口県水産研究センターだより7号より

山口県では平成25年10月から全長30㎝未満のキジハタの採捕を禁止しています(海区漁業調整委員会指示)。
これは、産卵可能な親魚に成長するまで保護することによる資源の増大と、単価が高くなるサイズになってからの漁獲による漁業所得の向上を目的としています。
しかしながら、漁獲の際に傷付いてしまった小型魚を再放流しても生き残るのかどうか、疑問を持たれる方もいらっしゃることでしょう。
そこで水産研究センターでは建網と釣りで漁獲された小型魚を用いて再放流効果の検証を行いました。
建網で漁獲され傷ついた小型魚を1ヶ月間飼育して治癒度と生残率を調査しました。その結果、漁獲時の傷は治癒し、約99%の個体がその後も生残することがわかりました。

また、釣りで漁獲され胃袋の飛び出た小型魚も、簡易な器具で浮き袋のエア抜きをおこなえば、ほぼ100%の個体が生残すること
がわかりました。
今回の試験を通じてキジハタはとても生命力の強い魚であることがわかりました。漁業者だけでなく遊漁者も含め て、再放流の取り組みを進 めることで一層の資源管理 効果が発揮されるものと思われます。




 

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