お隣りの河川にて

  • ジャンル:釣行記
数日前の事、『ザ バチ抜けパターン』を今年も経験する為にお隣りの河川まで行ってきました。

一つ前の潮回りの際は、バチは抜けてもチラホラ程度、ライズはほぼ無しの状況。

ウグイとセイゴが一尾のみに終わりました。


そして、今回のド本命の潮回りがやってきました。
天気予報では風も無く、吹いても1〜3メートルとの事。


行く決心をしたのはその日の朝でした。

道具は車に常に積んであるので、問題は職場を抜け出すタイミング…

地合いに間に合うには遅くとも7時には出発せんとマズイのです。

まー どうにかなるかと思いつつ、月末も近いので何か起きるか?などと不安も有りましたが難なくクリア。急いで首都高を走ります。

道も空いていて、満潮潮止まりの頃に現地に到着し、リーダーを組みます。いつもはフロロ25lbなんですが、このポイントは障害物も少ないのでナイロンの12lbに変更。
流す一方の釣りならばコレかな〜っということでFG改ノットで焦らずに組みます。

心では焦らないようにしてはいますが、ついさっきまで焦りまくりで急いで辿り着いたので何故か手が震えます。

今は仕方ないにせよ、何時かはセカセカした生活から脱却して余裕を持って釣り人生活を送りたいなとつくづく思います。


そんなこんなで釣りを開始。ポツポツとライズも出て来ました。下げの流れもゆっくりと始まりました。



最初のヒットは回収直前の足元バイト。カツオの一本釣り級の抜き上げで、手にしたのはまたやウグイ……

キャストを再開すると、尊敬してやまない、エブリデイ湾奥先輩が何かをキャッチ。

その後もヘビー級の何かを掛けるが、痛恨のラインブレイク。


そんな光景を目にしながら、増加するライズにテンション上がりまくりで、ふとリーリングスピードが速くなっている事、キャストも漠然としたものになっている事に気が付き、それを改めキャストする事数回。



『ヌン』 とした手応えからの下に潜る猛烈なトルクのある引き……

湾奥先輩に『鯉宣言』をして一気に寄せに掛かります。

ドラグも出るけど、手で抑えてガンガン寄せます。

心の中では人間舐めんなよ〜 とか思ったりします。こっちは178㎝の70㎏有んだぞ‼︎とか念じながらファイトというか力比べみたいな事をしていると、ヤツが突然急浮上。そしてエラ洗い…

エラ洗いしても鯉は鯉やねー

なんて思ってたら、本命の鱸さんでした。

しかもデカかったです。多分83㎝。


魚が弱るのは絶対に嫌なのですが、記録級の為
採寸だけ手早く済ませ、リリース。


ランカー級では有りましたが、鯉と思いながらの綱引きと、釣れちゃった感が全開だったので複雑な心境になってしまいました。

まぁ、そんなこんなで今年も
【ザ バチ抜けパターン】
を経験できましたとさ。














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