【keep　casting　story】霧の街から

寒波の襲来が相次ぎ
身も心も冷え切った今日この頃。

いっそ釣れなくなれば良いのだけれど
これからは一発があると思えば
なんかもう行くしかないのである。

行かないという選択もあるハズなのに

釣り行かなきゃ（使命感）

という謎の使命感に突き動かされる筆者と友人T
彼は(´・ω・｀)から友人Tからゲバ棒へと登録名の変遷を経て
現在、米盛太一として登録したらしい。http://www.fimosw.com/f/rated80

「とりあえず鼓舞しとこうぜ！」

とよくわからない事をのたまうT。
そして喜んで車を出す筆者。

しかもこの男、英世を9人ほど送り出しおった

筆「ホントにこれで士気が上がるんですかねぇ…」

かと思えば３つ戦利品を手にしている。いいな・・・ﾎﾞｿｯ

ハイテンションで川内川へ向かう一行。

やっぱり上がってるじゃないか!!

最近は色々なコンディションの魚が釣れるようになり
タイミングやエリアも翻弄されがち。
ベイトも抜けたのか沈んだのか
照らしても姿を現さない事が多い。
ここ最近はシャローを重点的に叩いていたが
今それをやってしまうと当たり外れが大きいハズなので
まずは魚が集まるスポットである明暗へ。

当日は霧が濃く
着水点はおろか着水音さえ分からない状態。
自分のキャストが100%上手くいったと仮定して
操作をするもやはりそう上手くいくものではない。

流れもだいぶ飛んでいるので
明暗を丁寧に攻めるというのは厳しい。
一度下流側のヨレへ回り、手元に感じる情報を頼りに
流れの緩急を流していく釣りへとシフトする。

しかしノーバイト。

ヨレにベイトが着いている様子も無い為
明暗に着いているシーバスを狙う他ない。

しばらくブレイク
攻めやすい流れを待つことに。

その間に冷え切った手を温める。
なんだか生物がしてちゃいけない色をしているのだが・・・

数十分後、ようやく流れが落ちてきた。
少し風も出てきて気持ち視界も良くなった。

そして太一にファーストHIT！！

なにやらすさまじく走っている・・・

掛けた先が目視出来ないので
自分のルアー回収が正しく出来ず
ラインをまたいでしまっている。
自分はベールフリーでしばらくネットを持ち待機。

そしてネットイン！！

彼にとって初めてのランカーサイズ！
80㎝、コンディション抜群の個体。

硬く握手を交わして写真撮影。

計測や写真を済ませた頃には
ほぼ流れは無くなっていた。

つらねば（使命感）

再び謎の使命感に突き動かされる筆者。
彼のHITルアーはシンペンだったようで
ヨレヨレという選択肢もあったが
流れが弱いので流し込めない。

この弱い流れで流すならと
ニーサンを選択。

ダウンクロス気味のキャストから
明暗へ向けて僅かなテンションで流し込み

ガン！！！

こちらは割とスンナリ寄ってきたが
やはりコンディションは良好。

６５ｃｍ

ニーサン/イワシ

ひとまずイイ魚が見れたので満足。
そしてなによりも太一おめでとう！！

こーゆーの見ると筆者も記録更新をかけて
やっぱり冬は休め無さそうな予感・・・(笑)

【タックル】
ニーサン（イワシ）

ミッドウォーター９０２TR
ツインパワー4000
シーバスPE パワーゲーム　＃0.8
ジギングリーダー　２５ｌｂ