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つぶら君の冒険(7) /朝飯は中華飯

  • ジャンル:日記/一般


<<ノンフィクション小説>>
つぶら君の冒険(7)



前回までのあらすじ。

釣りが大好きな少年
つぶら君は、
残雪の春の川に
釣りに出た。

そして、
つぶら君は、
滝壺で大型のヤマメを
見事に釣り上げ、
滝を超えて上流を目指す。

はたしてそこに、
魚がいるのか?!




つづき

滝を囲む大きな岩は、
まともには昇ることが
できない。

つぶら君は
山側に大きく迂回して
やっとのことで、
滝の上にたどり着いた。


滝の上は以外にも
なだらかな地形だった。

でも、
川幅はぐんと
狭くなっていて、
1メートルほどしかない。
水深は20センチ位か。


つぶら君は、
少し拍子抜けしながら、
上流へと向かう。


ヤマメは鮭の子供で、
海から遡上してきた鮭が
上流で卵を産み、
卵から孵った稚魚が、
海に還らず
川に居ついたもの。

つぶら君は、
父親からそう聞いていた。

あんな滝を
鮭が昇れるはずがない。
ヤマメはきっといない。
そう思った。

じつはつぶら君が、
苦労して滝を超えたのは、
魚を釣るというより、
滝の上が
どうなっているのか
それを見たかったのだ。

その目的は達成した。
でもヤマメのことも、
確かめたい。

上流に向かって
しばらくすると、
前方に、
ヤマメがいそうな
溜りが目にはいってきた。


「あそこならいるかも…」


つぶら君は、
身をかがめ、
物音をたてないように、
静かに近づいていく。


エサのついた針を、
竿の弾力を利用して
ポイントに投げ込んだ。



つづく



.:*.・☆・,,・〇..・☆*.゜・
本日の朝飯








自己流中華飯。

簡単に短時間で作れて、

グッドマイウ~!ヾ(^▽^)


合掌

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