ヒラスズキ狙いで、またまた磯へ出撃！



予報では金曜日の夕方から南西風が吹き出し、



土曜、日曜にかけて波もそこそこに上がる感じの予報。



「きっとヒラスズキの活性も上がるはずっしょ！」



と、時化予報にまいどまいどの願望を重ね、

いざ出発。







ポイント近くの駐車場で仮眠し、
３時起きで準備を済ませ、狙いのポイントへ…



「今日こそ釣るぞヒラスズキ！」

と、今日も気合いマックス。

朝イチ選んだポイントは、幅1.8メートル程の舟道を泳いで渡るポイント。



この時季とはいえ、
下は1.5㎜の鮎タイツと上はラッシュガード+ウェーディングジャケットで泳ぐと、風が吹く朝イチはまだまだ寒い。





しかし、そんなスリットを越えた向こう側に、

俺が追い求めている銀鱗がもたらす、あの感動と興奮がきっとあるはずだ！



と、気合いを入れ、スリットへドボン！









「しゃあ！しゃあッ！」

水の冷たさを気合いのシャア！で乗りきる。






しゃあッ！レッツ平泳ぎ〜！






水泳選手も顔負けの
ワールドレコードでも狙っているかのような好スタート発進！！





が…




すっかり忘れていた。




このスリットは、そんなに気合いを入れて泳ぐほど距離がある場所ではなかったという事を…




なんてったって、幅はたったの1m半くらいだから




スイ〜ッスイってしたらあっという間に着く対岸も

なんせ、この時の俺は

「気合いMAX、鼻息ポッポ状態！！」


「俺は釣りたいんだよヒラスズキ！」


と、まるで25mでも泳ぐかのような気合いの平泳ぎで発進！




もちろんあっという間にスリットを渡りきってしまった。



そして「アレ！？」っと思ったときは、
時すでに遅し




ゴンッ！！



全力ひざ強打。




あまりの痛さにお皿がパッカーンとなってしまったかと思い超絶悶絶







結局スリットの向こう側にあったのは、感動でも興奮でもなく…



スリットのエッジに全力でひざを強打し、



声も出ない程の痛さにしばし悶絶し…



それでも足を引きずり、狙いの先端まで行ってみたはいいけれど、


行ってみたら手前からは良く見えたサラシも実はそんなそんなのイマイチで(笑)


結局、ものの５分で足を引きずり帰還したマヌケな朝マヅメスタートとなった週末釣行は、



どれくらいの距離を歩き

何回キャストとし、何回リールを巻いただろう…



タンタン麺から神社エリアを行ったり来たりで右往左往。



しかし、たった一度のアタリもない
完全空振り釣行となりました。




それでも、そんな厳しい状況を知りつつも、
集う先輩ヒラ師の方々の背中は力強い活力になります。


ペガサス岩田さん、岡本さん、石井さん
お疲れ様でした！



一尾を追う事に全力を尽くすスタイルは
ヒラスズキを始めた頃の自分の憧れのスタイルで、

それは今も変わらない目指すスタイルで、
今まさに実践している自分のスタイル。





俺は心ブレずにヒラスズキ一筋！


この夏もまだまだスイッチ切らずに全力疾走！




と…

金がなくて違う釣りに手が出せない言い訳しながら、

会心の一尾を目指してまだまだ房総通いは続きます(笑)


一人淋しく焼きトン屋からの投稿