ホームエリアでの春のエギングシーズンも一段落し、
アジングが盛況になってきました。

私のホーム大阪泉南エリアでは例年なかなか釣れにくい中アジ（20～25センチサイズ）の数釣りが出来た週があったり、各所で例年よりも？豆アジが沸いていたりと大変賑やかになっています。

今年の泉南エリアは２月ごろにマイワシが沸いて、それを追ってイルカさんが迷い込んでくるレベルなどベイトも豊富で例の中アジさんはそのイワシについて迷い込んでいたのかな？と思います。

全国的にみてもそこそこ釣り人の多いだろう大阪エリアでアジングしていると同じ場所で釣っていても釣果の差も大きく、
今は豆アジ（10～15センチ程度）の数釣りが多いのでその際に見ていて面白い事でも書いてみようかと。

■釣法
アジングはフォールの釣り！フォール中にコツンと出たバイトを即上アゴフッキング！
なんてメディアでは書かれていますが、フォールに反応悪いこともあるし即フッキングってのも条件がそろっての物。
私も直面しましたがリフトフォールの釣りで反応が悪いが一定速度で巻いてくると反応の多い時もあります。
縦の釣りは楽しいけれど、こだわり過ぎると釣れないことも。
ざっくり言うなら巻く釣りなら柔らかめの竿で魚のついばむのを弾かないような竿を、縦の釣りなら固くとも柔らかくとも、張らず緩めずの微テンションの状態で反響と抜けアタリが感じられる道具が求められるようです。

■フッキング
即合わせとか、送り込んでとか、巻き合わせとか色々ありますが
自分の思う用に決まった時が一番気持ちいいものです。
もともと縦の釣りはある程度ラインスラッグを出しているので
魚の吸い込みが良くコツンとかの反響アタリが来たら口の中に入っている事が多いと感じます。
対して巻いてくる釣りに関しては糸を張っているため、ワームのテールをついばむような状況で反響アタリや違和感を感じることが多いのでは？と考えています。
この辺りは自分の釣り方に合わせたフッキングをしていくことで釣果を伸ばせると思います。
豆アジでも２５センチクラスでも口の硬い部位にしっかりかけれていれば少々ゴリ巻きで抜きあげても口切れでのばらしはありません。

■ライン
フロロ・ポリエステル・PEからの選択になる事と思いますが、各種のラインの特性を把握し、自分の釣り方に合ったラインを選択することが重要なようです。
巻いてくる釣りだとフロロorエステル、縦の釣りならエステルorPE＜フロロといったところでしょうか？
PEラインでの軽量ジグヘッドでの釣りはテクニックも要求されますがバチッとはまるととても面白い釣りになりますｗ
但し、巻く釣りとなるとデメリットが目立つ様になりますし、細PEと言っても他のラインの同外径のものよりも風の影響をもろに受けます。
その他のラインも持って釣行するしないと釣りにならないこともｗ
私はPEorエステルでの釣りです。


■ジグヘッド
２０センチ以上の魚がターゲットになるなら
好きなものを使えば良いというレベルですが
昨年ごろから多数のメーカーから豆アジをターゲットにしたものが発売されています。
何種類か使いましたがどれも釣れます。
自分のお気に入りを見つけ出してみるのも楽しみの一つですし、比較的ローコストで色々試せますので
私が使用したもののインプレでも。

◆アジメバアーミー/ヤリエ

こちら結構前からあるヤリエさんのアジメバアーミー。
フックが＃14と市販のものでは最小？のクラスまで有り
フッキング性能も細軸のおかげか問題なし。豆アジにアシストフックなしで挑むなら吸い込みは一番かも。
細軸故に、フグをフッキングしてしまったら外す際に折れてしまった経験も。
また、ヘッド（鉛部）が他の同重量の物より小さく見えるので引き抵抗も小さく感じる。デメリットとしてもう一つあるならば重りの接着が弱くシンカーがぐらついてくる。


◆アジスタSS/TICT
TICTさんが昨年だったか発売したアジスタのSSサイズ、SとMがオープンゲイブ形状なのに対し、こちらは針先ネムリ形状。
ゲイブ幅とかのフック形状は餌釣り用のアジ針に近いです。
個人的にこのジグヘッドはヘッド形状が秀逸で軽量JHでも操作感がわかりやすいように感じます。
また、ネムリ形状のおかげか他社のオープンゲイブの物よりもフックアップしてからのバラシが少ないようにも感じます。
デメリットとしては金針のメッキが弱く感じ、錆の発生が早く感じます。

◆豆アジ弾丸/オーナー

こちら1つもらったのを30分程度の使用なので何とも言えませんが
上記二つよりもややロングシャンク。
ワームキーパーも付いてお値段も控えめな設定ｗ
オーナーらしいやや太軸のフックで不意にチヌやスズキ等の大型外道が来た際の安心感は随一と思います。
ちゃんと購入して試してみようと思うものです。

◆レンジクロスフック/土肥富
こちら土肥富さんのレンジクロスフックS、豆アジ狙いにはやや大きいですが、刺さりは群を抜いて抜群、耐食性も今のところ問題なし。
耐久性も中型のアジを40匹程度であればなんら問題ありませんでした。
これからアジのサイズが15センチを超えてくればこちらが私のメインフックになっていきます。


その他にも多くのメーカーから豆アジに推奨のフックが出ていますし、開発ちゅうですが未使用な物のコメントは差し控えますｗ

仲間内でたくさん釣る人でも人それぞれ釣り方は別で、真隣で釣っていても釣り方で大きな差がでるアジング。
秋エギングが始まるまでのんびりと遊んで行きましょう～