【WGK report 】江戸前のマゴチ

前々から気になっていた東京湾のマゴチ釣り。

「ヒラメ４０コチ２０」という格言のある通り、食い込みからアワセまでの独特の駆け引きが面白い近場で釣れる高級魚なのですが、そんなマゴチを今回ルアーにて狙ってみました。

船宿は東京湾の四季の釣りを楽しませてくれる深川吉野屋さん。
基本的には生きたエビによる泳がせ釣りが中心になりますが、ルアーで狙うのもOKということなんです。

中央大橋を抜けて、隅田川を下っていくときにはちょっとしたお花見もできて、お得な気分♪

4月の頭に乗船したのは、じつはコレが目的だったりもするんです(笑)

そして、築地に寄ってサイマキ（車エビの子供）を調達！

築地を海側から眺めるってのも、ちょっと新鮮なものですね！

ポイントは内房の砂地周り水深約15m前後。

潮の流れは大したことは無かったのですが、風が強く船も良く流れることを想定して、少し重めの30g、テンヤでいえば8号程度を中心に探ってみることとしました。

基本的には、シーバスロッド＋ワインドによる素早い誘いと、テンヤロッド＋ジグヘッドのややスローな食わせの釣りの、剛柔2投流にて。

さてさて、周りが餌釣りのお客さんだらけで若干浮き気味の自分ですが、どうなのか？？

そんな心配をよそに、開始から1時間弱で早速1本目を確保。

フォールにて、気が付いたら食ってました…笑

まぁこれこそ、手返し良く広範囲を探っていけるルアーならではのメリットかもしれませんね。

序盤は食いも渋く餌釣りのお客さんも全く当たっていなかったこともあり、他との差別化を図るためにワインドにて。

こんな動きは海老餌では絶対に無理なわけだし、潮止まりの時間はある程度リアクション狙いの早い釣りが有効ではないかという考えです。

そして、見事イカをゲットゥ～～！笑

1キロ近い、良型のコウイカです。

濃厚な墨が危険なのでソッコーでビニール袋に入れて、封印！

餌木同様に、ワインドのダートアクションはイカは大好き…って狙いはこいつではなかった(笑

その後ワインドで探り続けていくも反応がないので、再度シャッドテールのワームによるずる引きに戻してみると、2本を追加。

眠そうな顔はご愛敬ということで…笑

正直なところ当初は1本出せれば良いかと思っていたのですが、ワームやテンヤによる誘いは思った以上に効果的で、決して餌釣りに劣らないことが解りました。

この日の釣果は1人、0～3本ということで、一応は竿頭の1人だったそうな。

もっとやりこんで釣りの精度を上げていけば、まだまだ可能性は広がっていきそうな雰囲気です。

そして、ちゃっかりエビはお持ち帰り。
マゴチでなくて私の食料です(笑)

そして帰宅してからはレッツクッキング！！

上品な白身の刺身は、期待を裏切らない美味さ♪

端材とエビは唐揚げにて美味しく頂きました。

癖の無い白身魚の骨は、お吸い物のダシとしても最高級。

釣って楽しく食べて最高に美味しい江戸前のマゴチ釣り。

テンヤの道具やシーバスタックルで手軽にチャレンジ出来ますので、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

また近々出撃してきたいと思っています(^^)

＜仕掛け①＞

★竿：マコさんのテンヤロッド
★リール：10ステラ4000
★ライン：アバニジギングマックスパワー0.8号
★リーダー：フロロカーボン3.5号
★使用ルアー・ヒットルアー:スイミングテンヤ＋オンスタックルデザイン：タクミノー（紫）　スイミングテンヤ＋パワーシャッド4インチ

＜仕掛け②＞

★竿：エイムスブラックアロー77ML Quay Side Ultimate
★リール：15イグジスト3012H
★ライン：ドンぺぺ８　1号
★リーダー：船ハリスフロロカーボン5号
★使用ルアー・ヒットルアー:ZZヘッド＋マナティー9インチ　※イカ