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ルアーインプレ) 華麗なる名脇役達  ~その9

2月も中旬を過ぎて、そろそろ東京湾湾奥でもボチボチと釣果の聞かれる季節となってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

自分に関して言えば、釣りはするけど、まだまだ自分にエンジンのかかりきっていない時期で、主に近場で時間を見つけては遊んでいるような状態です。



さて、今の時期、実は魚数で言えばかなりの数のシーバスが湾奥にも差してきているのは事実なのですが、ポイントやタイミング、天候状況… など、外的要因に左右される要素が強く、一筋縄ではいかないというのが事実です。

そんな中、潮を読み、ポイントを読み、その中の1点を読み、ルアーに魂を吹き込んで仕留める魚は、至高の1本となることでしょう。



基本的には、そのいずれの要素も高いレベルでの水準を満たしていかなければ安定して釣果を得ることは難しいのですが、そもそも



小難しいテクニックどうこうより、一番大切なこととは?



今回は、そんな基本に立ちかえったうえで、1つのルアーを紹介したいと思います。



~第8回 クルーズ シンキングミノー ~



数々の名品を生み出してきた、タックスハウス社。

そのブランドの1つである、クルーズ。

バイブ・シンキングペンシルが他にラインナップされていますが、その中の、港湾部用の80㎜のシンキングミノーになります。




まず、基本的なスペック関係ですが、80㎜、12gのシンキングミノーになり、潜航深度はおおよそ1.5m~2m程度。いわゆる、3面護岸の港湾部にて最も使用機会の多い小型のミノーです。



では、星の数ほどあるこのジャンルの中でも、クルーズシンキングミノーの差別化のポイントとは何か?



それこそが、最初の質問の答えとなるのですが、

シーバスのバイトポイントをキッチリ通せること

なのです。




具体的にどういうことか、簡単に説明していきましよう。

個人的にこのルアーの特徴を挙げるならば、下記の3つで、


①アキュラシー性に優れた、高いキャスタビリティ

②耐衝撃性に優れたタフボディ

③低速時の可変ダートアクション



です。



まずは①ですが、このルアーはタックルハウス社独自のk-tenシステムを内蔵しており、大型のリップを装着していながらも、抜群に非行姿勢が良く、飛距離を稼ぎやすい構造になっています。

この飛行姿勢という点が肝なのですが、言い換えると飛距離のムラが少ないという意味になります。

飛距離の計算のしやすいルアーは、「この力で投げると、これ位の距離を飛ぶから、ルアーを入れるべきあのポイントには、このくらいの力で…」とキャスト前のシミュレーションしやいため、一発勝負になりやすいピンスポットの釣りにおいては基本でありながらも非常に重宝します。


シビアな場面ではミスキャストの回収時のルアーの波動にて、魚が食わなくなってしまうことも多々あるのです。



また、このk-tenシステムはマグネット式の重心移動構造になりますので、着水後ルアーが水を噛めば、瞬時にウエイトが戻りますので、固定重心のルアーとほぼ同じフィーリングでの使用が可能です。



次に②ですが、このルアーは元々、東京湾の穴撃ち用のミノーとして開発されたものです。

キャストの上手い人でもギリギリに撃ち込むことを考えると、どうしてもストラクチャーへのコンタクトは避けて通れない道になりますので、ルアーの損傷を防ぐため、リップを厚くしたうえで、内部にリブを設けてルアーの後方は樹脂の量を厚くすることで、内部構造を極力損傷しないような頑丈な作りになっています。

勿論、至近距離でぶつければ壊れる可能性が高いのですが(笑)、距離をおいてのキャストでは多少ぶつけても壊れにくいという安心感があります。




かの有名なハチマルも、リップの弱さを懸念して本来狙うべき部分から少し外し気味にしてキャストしてしまうようなことは、よくある経験なのではないでしょうか?

(あの薄いリップが細かいロールアクションのキモなのですが)


多少のストラクチャーとの接触に関しては気にせずガンガン打ち込める安心感。

間接的ではありますが、ギリギリのラインを狙えることは、必ずや釣果アップに結びつきます。




最後になりましたが、③に関して

このルアーは80㎜サイズにしてはヘビーな12gという重量に水を受け流す厚いリップのため、低速の弱い水受けの場合はバランスを崩しながら左右に抜ける動きをします。

軌道変化に関して、これは食わせるタイミングとなることは言うまでもないのですが、実際のところ一長一短。

オープンウォーターで、見せて、追わせて、食わせる…そのプロセス取ることのできるヘビーウエイトミノーであれば、その軌道変化のアクションはメリットにもなるのですが、少ない引きしろの中でキッチリ細かいアクションをさせて食わせるには向きませんので、その点は他のルアーとの使い分けが必要です。

ただ、ストラクチャーの際を左右にフラフラと抜ける動きは、補食のキモとなるストラチャーという「壁」に対して追い込まれたベイトを、オートマッチックに演出することができるということになりますので、状況次第では非常に有効な食わせの手段となることには間違いありません。







さて、釣果についてですが、まずまず …



写真の魚は2008年5月、隅田川にて先代のレッドヘッドで釣れた60㎝アップの1本です。

基本的には橋脚の際に落として、巻き初めに ドン! となることが多いような気はしますが、これも投げやすく、思い切ってギリギリを攻めることができる、という特性ありきであることには間違いないでしょう。




シビアな状況では10㎝のトレースコースが釣果の明暗を分けることもある、港湾部のストラクチャーフィッシング。

ルアーフィッシングにおいて、基本でありながら最も大切な要素、「キャスト」の一助となってくれる性能を持ったクルーズシンキングミノー。

機会あれば是非お手に取ってみてください。


きっとあの橋脚にへばりついてる、あの魚が獲れる…はず? です。




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