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▼ 服部名人
- ジャンル:日記/一般
- (つぶやき)
お晩でございます~
苫小牧のATX840 でございます~
さて、今日のタイトルを見て「ああ・・・」と思うのは、そこそこの年代。
かく言う僕も、そこそこの年代(昭和)。
金曜イレブンを楽しみにしていた年代だ。
コロナの影響で、ロケに行けない釣りビジョンでは、開局当時の「5畳半の狼」や「Go for it」なんかをやっている。
そこに服部名人が出演されていて、とても懐かしかった。
特に、田辺さん(若い!!)と服部名人が沖釣りをやっている、とても貴重な映像だ。
さて、その服部名人が「5畳半の狼」に出演されていた回の再放送もやっていた。
その回でお話されていたのが、東京湾の今昔物語。
今でもそうだが、昔から東京湾は豊かな海だ。
しかし、その海がどうしようもなくなっていたのが昭和30年代。
そう、公害という言葉ができた時代だ。
水辺で遊ぶのが釣り、その環境(魚が住める)は釣果に直結するので、釣り人が気になるのは当然だ。
ちょっと、その辺を語ってみるが、マニアックな話になるので「へぇ」といったスタンスでお願いします。
※写真と本文は関係ありません・・・ テキストだけでは寂しいので。
僕が小学校低学年の頃(昭和40年代)、公害を題材とした映画を見た記憶がある。
ちょうどこの頃が公害を防止するために、色々対策が始まった頃だと思う。
工場排水の規制や、生活排水を下水処理場で綺麗にするなど公共水域(海や川)に排出する水には、法律の網がかかり(水質汚濁防止法)汚れが出せないようになった。
また、東京湾や伊勢湾、瀬戸内海などの閉鎖性水域(海水の入れ替えが起きにくい水域)には汚れが溜まりやすいことから、これらの海域の規制も厳しくなった。
これは、第1次から始まった水質総量規制といって、閉鎖水域に出す汚濁物質の上限を規制するものだ。
この総量規制だが、現在は8次まできており、途中の5次から窒素・リンの規制が始まった。
そのため、無リンの洗剤を使うようになったり、窒素やリンを除去する下水処理(高度処理という)を始めたりしている。
そんな対策を続けた結果、東京湾を含む海は見違えるようにきれいになった。
めでたし、めでたし・・・
であるはずなのだが、ここ最近困ったことが起きているという。
下水処理場で汚水を綺麗して出すのはいいのだが、綺麗にしすぎて栄養塩が足りない貧栄養の個所が出てきたのである。
栄養塩が多すぎると、特定の生物の異常増殖(赤潮)が発生、他の生物が生きられなくなり、死骸がヘドロになったりと良くない循環が起きるのだが、足りなくても問題がある。
たとえば、海藻にとって適度な窒素、リン=肥料になる。 これが不足すると、海苔の色が足りない(黒くならず、緑になってしまう)などの影響が出る。
東京湾の話ではないけど、その対策として、季節によって下水処理場の運転を変えて栄養塩を除去しすぎないようにしたり、規制自体が見直されてきている水域も見られるようになった。
過ぎたるは・・・ではないけど、自然のバランスってのは難しい、と感じずにはいられない。
※先日、キャンプの間隙を縫って釣ったオショロコマ。これが釣れる環境がいつまでも持続しますように・・・
服部名人の話が、いつの間にか水環境の話になってしまった・・・
以前、僕がRFT(北海道ロックフィッシュトーナメント)に関わっていたころ、会議で「次のゲストは誰にする?」
なんて議題が上がったとき、僕が真っ先に服部名人の名を出したのだが、あえなく却下。
名人は2011年に他界され、もうそれは叶わない夢だ。
服部名人が残してくれた釣りという文化、それが生き続ける環境が持続することを願って・・・
苫小牧のATX840 でございます~
さて、今日のタイトルを見て「ああ・・・」と思うのは、そこそこの年代。
かく言う僕も、そこそこの年代(昭和)。
金曜イレブンを楽しみにしていた年代だ。
コロナの影響で、ロケに行けない釣りビジョンでは、開局当時の「5畳半の狼」や「Go for it」なんかをやっている。
そこに服部名人が出演されていて、とても懐かしかった。
特に、田辺さん(若い!!)と服部名人が沖釣りをやっている、とても貴重な映像だ。
さて、その服部名人が「5畳半の狼」に出演されていた回の再放送もやっていた。
その回でお話されていたのが、東京湾の今昔物語。
今でもそうだが、昔から東京湾は豊かな海だ。
しかし、その海がどうしようもなくなっていたのが昭和30年代。
そう、公害という言葉ができた時代だ。
水辺で遊ぶのが釣り、その環境(魚が住める)は釣果に直結するので、釣り人が気になるのは当然だ。
ちょっと、その辺を語ってみるが、マニアックな話になるので「へぇ」といったスタンスでお願いします。
※写真と本文は関係ありません・・・ テキストだけでは寂しいので。
僕が小学校低学年の頃(昭和40年代)、公害を題材とした映画を見た記憶がある。
ちょうどこの頃が公害を防止するために、色々対策が始まった頃だと思う。
工場排水の規制や、生活排水を下水処理場で綺麗にするなど公共水域(海や川)に排出する水には、法律の網がかかり(水質汚濁防止法)汚れが出せないようになった。
また、東京湾や伊勢湾、瀬戸内海などの閉鎖性水域(海水の入れ替えが起きにくい水域)には汚れが溜まりやすいことから、これらの海域の規制も厳しくなった。
これは、第1次から始まった水質総量規制といって、閉鎖水域に出す汚濁物質の上限を規制するものだ。
この総量規制だが、現在は8次まできており、途中の5次から窒素・リンの規制が始まった。
そのため、無リンの洗剤を使うようになったり、窒素やリンを除去する下水処理(高度処理という)を始めたりしている。
そんな対策を続けた結果、東京湾を含む海は見違えるようにきれいになった。
めでたし、めでたし・・・
であるはずなのだが、ここ最近困ったことが起きているという。
下水処理場で汚水を綺麗して出すのはいいのだが、綺麗にしすぎて栄養塩が足りない貧栄養の個所が出てきたのである。
栄養塩が多すぎると、特定の生物の異常増殖(赤潮)が発生、他の生物が生きられなくなり、死骸がヘドロになったりと良くない循環が起きるのだが、足りなくても問題がある。
たとえば、海藻にとって適度な窒素、リン=肥料になる。 これが不足すると、海苔の色が足りない(黒くならず、緑になってしまう)などの影響が出る。
東京湾の話ではないけど、その対策として、季節によって下水処理場の運転を変えて栄養塩を除去しすぎないようにしたり、規制自体が見直されてきている水域も見られるようになった。
過ぎたるは・・・ではないけど、自然のバランスってのは難しい、と感じずにはいられない。
※先日、キャンプの間隙を縫って釣ったオショロコマ。これが釣れる環境がいつまでも持続しますように・・・
服部名人の話が、いつの間にか水環境の話になってしまった・・・
以前、僕がRFT(北海道ロックフィッシュトーナメント)に関わっていたころ、会議で「次のゲストは誰にする?」
なんて議題が上がったとき、僕が真っ先に服部名人の名を出したのだが、あえなく却下。
名人は2011年に他界され、もうそれは叶わない夢だ。
服部名人が残してくれた釣りという文化、それが生き続ける環境が持続することを願って・・・
- 2020年7月20日
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