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▼ 勘違いから始まる恋…ではなくイカ。BC4 5.10Lで狙う巨大アオリイカ
ハイサイ♪沖縄の照屋です!
先日、勘違いが発端でジギングに続き新たな釣りに目覚めてしまいました。
【ジギングと思ってたら巨大アオリイカのレッドモンスターを狙うエジングだった件】
エジングと言うのはエギング×ジギングの造語で、ショアから釣れる白イカ系アオリイカよりも大型化する赤イカ系アオリイカ、通称レッドモンスターを水深50~100mで狙う釣り。大きい個体は3~5kgにもなり、ハイシーズンは2~6月頃になります。(釣りの後に調べました。笑)
そんな事とは知らず、ジギングメインのつもりでこの日も釣行へ。周りはエギングタックルにPE0.8~1.2号、ワタクシはジギングを想定してPEラインは2.5号、リーダーは一番細いもので10号しか持ち合わせて居ませんでしたが、なんくるないさ〜!(なんとかなるさ)と。ちなみにエギは2本だけ、足りないオモリなどは釣友からお借りしてスタート!
選んだロッドはBC4シリーズで一番ライトな5.10L。釣り方は船をドテラ流しで、船が流れる方向とは逆にシンカー付けたエギを着底させ、数回ジャークしてから止めて数秒アタリを待つパターン(その間エギは船と一緒に水平移動)と、ジャークしてから船の流されるスピードに合わせロッドをゆっくり下げるパターン(その場でエギを止める誘い)。
エギに付けるシンカーはラインセッティングが合っていれば、水深×1~1.5倍との事ですがワタクシのラインは推奨の倍以上。ティップラン用の30gのエギに100gのシンカーでトータル130gのセッティングで何とか釣りになる状況。仕掛けを落とすとラインがどんどん斜めに入っていきますが、フレッシュなポイントは船の真下。ポイントに仕掛けよりも船が先行して入っていくので、仕掛けが後方に流されず船の下をキープできる方が常にフレッシュなポイントで誘えるためヒット率は上がります。
実際、先に釣れた釣友のヒットパターンを見ていると、ほぼ仕掛けを落として誘いすぐのヒット。太糸で後方に流されやすい状況でどう釣っていくか…。
細糸の釣友と同じタイミングで投入すると太糸のワタクシははるか後方に着底し、ヒット率は下がります。水中に仕掛けを入れている時間が長いほど流されラインは斜めに入っていき距離も遠くなります。ならば、投入タイミングをズラし誘って食わせる時間を削ってでもフレッシュなポイントを撃つべし!!後入れ着底後2回誘って反応無ければ即回収、再投入! 時間と手間は増えますが、皆が誘い終わったエリアを後から追いかけるように誘うよりはヒット率は上がるのではないか…、そう考え作戦決行!!
しかし、朝イチのヒットのみで船中釣れない時間が長く皆の士気も低下。ならば!と挽きたて珈琲を淹れ気分転換。
リフレッシュして後半戦に挑みます!
ジャーク後ロッドを立ててアタリを待っていると、クンッ!っと入る。キタッ!…が、なんと!!離した。汗
再度誘い釣友に竿先見ててと言い、視線を浴びながらアタリを待つと…クンッ!グイッ!!皆でキター!!巻き合わせでノッた~!!
水圧の影響もあるので身切れしないよう、水深50mからのハラハラドキドキファイト! そして上がってきたのは、1.9kgの良型アオリイカ!! 勘違いから新たな釣りに挑戦し、不利な状況で掴んだ一杯にシビれました!!
3kgオーバーのレッドモンスターこそ船中で上がりませんでしが、その他小型のイカはポロポロと。
勘違いから始まる恋…ではなく、勘違いからハマるエジング釣行となりました。笑 レッドモンスターを狙うベストタイミングは3~4月と言われているので、次回はベストなラインセッティングと仕掛けで挑みたいと思います!
そして今回活躍したBC4 5.10L。シリーズ中一番ライトなロッドでフィネス系リールと合わせると3gから使えるのにも関わらず、ドテラ流しで太糸の抵抗+仕掛け130g+水深50mの水圧を受けてもグニャンと曲がり込まず、ブリストのDNAを継ぐBC4特有の張りの恩恵で竿先だけ少し入り、繊細なイカのアタリを感知することができました!
キャスティングやファイトなど曲げたい時には楽に曲がるのに、細かいトゥイッチアクションや今回のような負荷が掛かりながらもステイで誘い曲がりすぎずティップでアタリがとりたいシチュエーションにも対応するテーパーデザインと絶妙な反発力。船でのジギングや、今回のエジングのような重量物を水圧を受けながら操作しなければならないシチュエーションでは、キャスティングで磨かれた優れたパワー伝達でジグや重りを付けたエギの操作も軽快!
今まで50cmを超えるスジアラを何度か釣り上げた時も感じていたのですが、掛けてから魚が暴れないのも根を切る際のアドバンテージかと。ジギングエキスパートの先輩方からもテーパーとロッドアクションがジギングロッドみたいだねとのお言葉を一番頂くのも実は5.10Lなのです。
BC4シリーズは使い込んでいますが、その中でも一番使用範囲が広くめちゃめちゃ凄いロッドなんです! それがパックロッドで実現しているという事実。出張や旅行先でのライトな釣から、水深100m以下のオフショアの釣りまで5.10Lで対応可能です!
こんな感動の連続がFishman沼にハマるギミックでもあります。笑 最後まで読んで頂きありがとうございました!
【タックルデータ】
ロッド:BC4 5.10L(Fishman)
リール:OCEA CONQUEST LIMITED 301HG(SHIMANO)
ライン:XBRAID UPGRADE X8 2.5号(YGK)
リーダー:XBRAID FC ABSORBER Slim&Strong 41lb(YGK)
ルアー:エギ王TR30g(YAMASHITA)
ウエイト:エギ王TRシンカー100g(YAMASHITA)
魚種:アオリイカ
フィールド:沖縄
アングラー:照屋聖太
●BC4 5.10L
関連動画はこちら→
製品ページはこちら→https://www.fish-man.com/BC4-510l.html
関連記事はこちら→https://fishmanrod.com/tag/bc4-510l
- 2023年2月17日
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