釣り人生最高の日?

  • ジャンル:釣行記
今日、釣り人生で忘れられない日になった。

いつもの釣友と、いつもシーバス釣りに行くポイント。

小場所なので、ライジャケも着ず短パンにTシャツ。ロッドだけ持って車を降り、いつものルアーをキャスト。

「おらんなー」
「釣れそうやのになー」
「ちょっと俺ルアー変えてくるわ」
「あれ?もうそこキャストせんの?」
「俺投げるよ」

たわいもない会話して、付け替えたドリフトさせたルアーにワンアクション加えたその時、下から真っ黒、いや、茶色、とにかく魚がルアーをひったくった。

「きたきたー」「よっしゃー」

釣友が「タモとってくるわ」

「頼むわー」

ここまでは、まあまあいつもどおりのこと。

しかし、ロッドがわけわからんとこから曲がり、ガチガチのドラグが出て、ハンドルは空回り。

あら?まあまあデカイかなと思いリフトアップさせて見えた魚体を見ると、

目が赤い。半端ない体高。

うそだろ?

無我夢中で、ガチガチの閉まるはずもないドラグをリール壊れるぐらい締め直し、ファイト。
自分でどんなことをしたかも覚えてない。とりあえず浮いてくれ、釣友が持ってきてくれたタモにネットイン。

もう完全に集中力は切れていた。
どんな写真を撮ろうかまで考えた。

3回程魚と目が合った。
いや、合わせて下さった。

ずっとファイト中わけわからん言葉しゃべっていた僕に、釣友が
「上げよか?自分でやる?」

その時、辛うじて掛かっていたと思われる小さなフックが外れた。ずっとテンションかけっぱなしだった。
外れた勢いで、魚は網から飛び出した。

ロッドを投げて倒れこんだ。
ファイト中叫び過ぎて喉が痛い。

完全に自分のミス。



涙が出そうになった。

あまりにも急すぎる出会いと別れ。


久しぶりにベイトタックルで挑んでいた事がせめてもの救い。

いつものスピニングだったら顔も見れてなかったと思う。

見れてなかった方が良かったのか。。。


後悔しかなかった。
ずり上げれるシャローは横にあった。

魚を舐めていた自分のせい。

例え小さなシーバスだっても慎重にあげるべき。



一生に一度であろうチャンスを逃しました。



別の釣友は、
「メーター獲るときの練習ですよ」
と言ってくれた。

こんな僕に赤い目の魚が2度も掛かってくれる訳がない。

1ヶ月泊まり込みで高知に遠征してたら別の話ではあるが、家から10分の川での出来事。






あーーー

釣りたかったーーーー


急!!!
心の準備させて!
居ると思わんし!
都市伝説ちゃうんけ!


おしまい。











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