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【凄腕 チヌ王決定戦】年間チャンピオンに至るまで/加藤光一氏インタビュー

いつもご利用いただきましてありがとうございます。
凄腕担当の大西です。

凄腕チヌ王決定戦全3戦が8月20日をもって終了しました。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。


3戦の激闘の末、2018年の年間チャンピオンは加藤 光一氏に決まりました。


 


始めに説明させいていただくと、凄腕の年間成績はポイント制になっています。



1戦毎に優勝が100pt、順位を一つ下げる毎に99、98ptとなるため、3戦の合計、299ポイントを獲得した加藤氏は(第2戦のみ2位)で他は優勝です。



2位は同じく関東エリアの凄腕であるisshou氏で、昨年2017年の大会では加藤氏と1pt差の接戦でisshou氏がチャンピオンに輝いてます。今年は3ptという近差ではあったが、王座を加藤氏が奪い取った形です。





■凄腕(チヌ王戦)で年間チャンピオンになることとは?





昨今のチヌのルアー釣りと言えば、釣り人の開拓とそれに伴った道具の進化で誰でも楽しめるルアーフィッシングゲームとなってきた。


平行して最近では凄腕でも3本の総長が150cm(平均50cm)を超えないとトップ10に入れないということも多くなってきた。


大きく見てチヌのルアー釣りは、関西の底ズルゲーム(チヌ専用のラバージグをボトム中心で狙う釣り)、九州のトップウォーターゲーム、そして関東のボトムのバイブレーションゲームとエリアによって特徴的なのだが、


出れば大型という傾向が特に強い関東のアングラー同士のせめぎ合いは顕著で、その結果として優勝を手にする3尾のサイズが今年はついに全戦165cm(平均55cm)を超えた。




□結果として加藤光一氏の優勝

2018年大会
1戦 168cm 1位、2戦 165cm 2位、3戦 172cm 1位(2013年 はるっち氏と歴代タイ記録)
 

今年チャンピオンになった加藤氏もその関東のチヌゲームの最前線にいる一人で常にチヌのルアー釣りを探求していると言う。


この度、偶然ではない釣果をたたき出した加藤氏にインタビューをして、如何にしてトップに上り詰めたのか、その真相に触れてみたいと思った。




Q)2018年チヌ王戦をチャンピオンとして終えた、率直な感想は?


加藤氏今年の目標の一つがチヌ王戦の年間チャンピオンだったので嬉しさと安堵感があります。


TSSTというシーバスのワンナイト大会のシリーズ戦にも出ていますが、チヌ王戦第1戦の始る春頃から、TSSTの大会当日以外は全くシーバス釣行を行わないほどチヌ狙いに集中していたので、今は解放感も大きいです。


また、凄腕期間中にシーズンを迎えるテナガエビ釣りも止めてまでチヌ王戦に真剣に挑んだ数ヵ月間でした。




Q) 釣りを始めたきっかけまたチヌのルアー釣りとの出会いとは?


加藤氏父親が釣り好きだったので物心つく前から父親の釣りに連れられていました。


ウキを使った小物釣りで、赤や緑の綺麗なキュウセンベラが沢山釣れた時のことを今でも鮮明に覚えています。



海で投げ釣りやウキ釣り、淡水ではオイカワやハヤ、フナやバス等その季節に釣れるモノは何でも節操なく釣る子供でしたね。


クロダイのルアー釣りはずいぶん時間が経ち、今から10年以上前ですがシンキングミノーでボトムのシーバスを狙っていたらたまたま釣れたのがきっかけでした。


当時はビーフリーズ78Sのロングビル等をウエイトチューンして、ただ巻きやジャーク&トゥィッチで狙っていました。


現在僕の主流であるバイブレーションゲームを始めたのはさらに最近で5~6年前です。

 



ここからは具体的に加藤氏にとっての凄腕、またそのあり方について掘り下げていきたい。



Q)生活の中で如何に「凄腕」と付き合っているか?


加藤氏僕のチヌ釣りのホームは自宅から自転車で15分程度で向かえる恵まれた環境にあります。


第1、2戦は仕事終わりでほぼ毎日行っていました。特に1戦は大会期間最後の1週間は仕事から帰宅して即釣り場に向かい、朝方まで釣りをして、少し寝て仕事に行くというサイクルでした。



睡眠時間は毎日1~3時間でしたね。


ただ毎日のように釣りに行くとは言え、釣り場の環境は様々で、連日強風が吹き荒れるなど釣りにならないこともたくさんありました。


それでもラインに集中して釣りをすることで、釣行回数がかなり少なかった第3戦では集中力が上がり、軽いバイブレーションを使った蛎殻瀬でのボトムドリフトの精度というか感度(勘度)が上がった様に思います。


ちなみに、僕はやせ型体型で通常体脂肪も10%前後なのですが、チヌ王戦第2戦終了時には第1戦開始時に比べ体重は7kgも痩せていました。




Q)2018年大会はウェイイン9匹中、7匹が55cm超えですが大型のチヌを釣るコツとは?
 


加藤氏基本的に僕のチヌ狙いはナイトが9割り以上なので、チヌのサイトフィッシングという概念はなく、全てイマジネーションの釣りになります。


「必ずそこに魚が居る」という自己暗示も含めてですけどね(笑)
チヌを狙う際に大切にしている事の1つに、シーバスを釣って場を荒らさないという事があります。



チヌはシーバスのポイントと重複している場合が多く、特に関東の汽水域ではタイミングによってはシーバスやニゴイ、コチ等がゲストで釣れるのは皆さんご存知だと思いますが、シーバス等を釣ってエラアライなどをされてしまうと近くにいるチヌも警戒してしまうと考えます。


活性が高い時や、活発に回遊している場合はそれでもチヌは釣れますが、シビアな時はその後の『チヌのジアイ』に入ってもチヌは既にスレてしまっていて釣れなくなってしまいます。


大型のチヌは特にそのような傾向があるのではないでしょうか。

 


僕のブログにも書いていますが、シーバス等のゲストが釣れるのはジアイや狙い方がズレている証拠なので、ポイントを休ませる為に移動や休憩をとるようにしています。


ニゴイ、シーバス、チヌは同じポイントで釣れますが、それぞれジアイが少し異なります。


しかし魚が釣れるという事は、その時のそのポイントの『水が良い(流れも含め)』ということであり、その場所に何かしらのベイトが集まり、フィッシュイーターも集まるという考えです。


良い水のポイントには様々なフィッシュイーターが集まっていてジアイの順番待ちをしていると思っています。(順番は頻繁に入れ替わる)なので、大型のチヌを狙う時はなるべくシーバスや他の魚は釣らない様にします。



また、中型や大型を釣り続けていれば、いつか超大型が釣れ場合もあると思いますが、超大型の個体はやはり、それ以下のサイズとは若干狙い方が違うと思っています。


僕の場合は、小型のバイブレーションミノーでボトムドリフトを行う場合が多いです。バイブレーションミノーを使っていてもブルブルと振動させない事が多いです。


バイブの釣りというよりもシンペンなどのボトムドリフトに近いですね。カニが流れに乗って底を移動しているイメージです。根掛かりの多発する蛎殻瀬を通すのでかなり集中力が必要ですが。


でも慣れると根掛かりはかなり減ります。実際にルアーのロストよりも釣果数の方が圧倒的に多いです。

 


また、底ズル系のチニングをすることで、ボトムの質や形状を把握したり、底ズルで釣れるキビレとクロダイのジアイの違い等を把握する事にも役立っています。


更に、大雨後にはボトムの泥が流されて蛎殻瀬の露出具合が変化して超大型のクロダイの着き場が僅かに変わるので、ボトムの地形変化を知ることは超大型のクロダイを狙う上で重要な事だと思っています。


僕のホームポイントについては特別な場所で釣っていると思われがちのようですが、誰でも釣りのできる東京湾奥河川の一般的な陸っぱりです。


東京湾奥アングラーなら誰でも知っているメジャーポイントから徒歩圏内と近いのですが、普段はアングラーの少ない不人気ポイントです。



1級ポイントと比べるとシーバスもチヌも明らかに釣れません。しかし不人気ポイント故にアングラー数も少なく人的プレッシャーが低いのでそこは有利なところかも知れませんね。


ただ、不人気ポイントで釣りするのは狙った訳ではなく、ただ自由に釣りがしたいというだけなんですけど。



数打てば当たるという言葉があるが、加藤氏の大型チヌを釣るコツを聞く限り、大型の固体ゆえに警戒心与えないことまたアプローチする際の丁寧さが必要と言うことがわかった。





Q)凄腕を通して得たものは?


加藤氏僕にとって凄腕は『非日常的な日常』です。当然、一人だけで完結する釣りでなく他者の目線も関わってくる。
真剣にやっている分、精神的に苦しい時もありますがそれ以上に得るものも大きく、刺激的な日々を過ごせます。



結果も大切ですが、それ以上にいつだって『自分自身が納得できる釣りが出来ていたか?』
ということがとても重要なことだと気付くことができました。


また、凄腕を通じてリスペクトできるアングラーやソル友さんとも出逢えました。


全国のチヌ好きアングラーと交流が持てる場でもあるので、初、中級アングラーの方にもどんどん参加して欲しいと思っています。


上位が狙えなくても、仲間との競い合いや自身のスキルアップが目的でも楽しめると思います。


結果的に僕を含めて、凄腕に参戦することでアングラーのスキルが向上してチヌのルアー釣りが飛躍的に進歩しているように感じています。




Q)加藤氏にとってチヌを釣ることとは?
 


加藤氏チヌという魚は幼少期の僕にとって身近な魚であり、また特別な存在でした。


父親は海外でカジキやターポン、ストライパーや、アマゾンの怪魚等もルアーで釣っていた様ですが、家に戻るとひたすらウキフカセでチヌを狙うチヌ師でした。


「親父が本気で狙っている魚」という感覚で見ていたので幼い僕にとっては『高嶺の花』であり、釣りたいと思うには程遠い魚でした。


しかし、現在の僕にとってチヌは1年を通しルアーでメインに狙う魚になっています。チヌを本気で狙っている時は、例えランカーシーバスが釣れても目もくれないほどです。



凄腕に参戦して僕のチヌ狙いのスキルも数年前とは比べ物にならないほど上がったと自負しています。


ただ、あの頃の父親に追い付けたとは思いません。進化したラインやロッド、ルアーの恩恵があり今の僕の釣果があると思っていますから。


それに、狙っている魚は同じですがウキフカセ釣りとルアーフィッシングはスタイルが全く違いますからね。


昨年、ついに自身初の64cm(凄腕の記録は62cm)のモンスターチヌを釣りました。

 


ルアーで60cmを超えるチヌが釣れる事を、あの頃の父親に教えてあげたいですね。



「今のルアーフィッシングは凄いだろ」って。



今回は2018年、チヌ王戦の年間チャンピオン加藤氏にインタビューを行って如何にしてトップに上り詰めたのか、その真相に触れてみた。


一人で釣りをするよりも大会に参加することで良い意味で他者を意識し、妥協の無い釣りを重ねる。そのプロフェッショナリティが結果として優勝に繋がったという。




先ほども触れたが、加藤氏は昨年の凄腕チヌ王戦 第3戦で自己最高の64cmを釣った。当然凄腕至上、最高記録である。


しかし、東京湾奥でさらなる大物70cmを超えるモンスターもいつか釣りたい、きっと居るはずだという。


加藤氏の信念と探究心があれば夢の「モンスターチヌ」に出会える日も来るだろう。


最後となりましたが、優勝おめでとうございます。そして大会参加者皆様、大変お疲れ様でした。





□加藤氏メインタックル&使用ルアー


・チヌ狙い全般用(底ズル系、バイブ、ミノー等)
ロッド:TULALA Staccato 89MLSS-HX
リール: EXSENCE-LB C3000HGM 
ライン:シマノ パワープロZ PE1号(期間中10日で交換)
リーダー:フロロカーボン20lb~25lb
フック:fimoフック#8.10(メイン)



・チヌ/大型狙い用(凄腕参戦時)
ロッド:APIA Foojin' R Best Bower95M (改9.2f)
リール:MORETHAN BRANZINO-LBD
ライン:ピットブル4 PE1.2号(期間中10日で交換)
リーダー:フロロカーボン25lb~30lb
フック:fimoフック#8.10(メイン)







 

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