▼ わてのアマゾン釣行③アスーとの出会い

はじめて迎えるアマゾンの朝。

日が昇る前の四時に起床。
朝ごはんを無理やりお腹に詰め込みます。
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チーズとハムを挟んだサンドイッチトーストと、サラダ、スポンジケーキ。
意外と、ブラジルのご飯美味しいんです。日本人の舌に合う。って、このマザーシップが日本人の舌に合わせてくれてるのかもしれないけども笑

ただ、フルーツだけ、当たり外れがある。笑
独特なコクがあるスイカとかは微妙だった笑
オレンジやグレープ、パイナップルは日本と変わらずバクバク食える。

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さあ！今日は待ちに待ったフルタイムフィッシング。

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ボンジーア！アマゾン！

昨日の釣果はどのボートも貧果となり、大きく移動したようで、雰囲気が少し変わる。

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少し肌寒い中、朝まずめのチャンスタイムを目指してブラックウォーターを滑走します。

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めぼしいポイントに到着。

今日はシマダが前に乗り、僕が後ろ。
つまりシマダに優位な日。

基本的に船首のアングラーがトップウォーターやスイッシャー等、攻撃的な釣りをして、後方のアングラーは、メイアアグア=水中 を攻める、ミノーやダートベイトで食わせの釣りを展開します。

ともかくガイドのアビの言う通り僕は水中戦を展開することに。

雰囲気は最高。ジャークベイトを左右に飛ばす。気持ちいい。いかにも出そうだなと感じた数投目。

ゴッツン！！！
「ペイシ！！！」キターーーーー！！

「うお！強え！！昨日とは違う！」

ブラックウォーターから黄色がかった魚影が見えてくる！！

まあまあサイズ！！

アビがネットイン！！

「オブリーガーーード！！モイトオブリガード！！」

やった！！最高！！！
１日目は幸先の良いスタートを切りました。

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美しい！！

この個体は「パッカスー」と呼ばれていました。
アスーで有名なキクラテメンシス種ですが、アスーと呼ばれる個体は性成熟し、婚姻色になった者。そして、パッカと呼ばれるのは茶色がかった性成熟していない者。
パッカからアスーに移行する期間の、両方の特徴を持ったのがこのパッカスーというわけです。

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夢に見た黒色の縦線・・・
最高！次は憧れのアスー種を目指し、キャストを続けます。

中々バイトを得られない時間がつづく中、シマダもまだピーコックバスを出せず少し焦り出します。。

が、シマダが叫ぶ！！

うわ！！デカそう！！

シマダのPEラインが横に走る！！

これは！！これは！！

ついにお出まし。

「ツクナレ・アスー」

あんまり大きい声を出さない嶋田の「やったー！」が響く！

しかも良型じゃないか！！
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かっこよすぎる！！！！

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黒々とした体色の一匹。
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素晴らしい・・・
はじめてアスーを見れた喜びと、羨ましさと、逆転ヒットを打たれた焦りを感じる笑

僕はヒットさすも、バラしてしまったりとリズムに乗れない。

そんな僕を慰めてくれたのが、この子。　pu7cf3tz94ont97a9xur_480_361-c88fdbad.jpg
「ツクナレ・ボーボレータ」
水没林の奥の奥から、リップレスミノーに食ってきました。

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ボーボレタ＝蝶
もっと綺麗になる魚。
でも始めての魚で僕とシマダは大騒ぎ笑

そしてこの直後、、、

シマダが


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めっちゃくちゃ美人なボーボレータを釣り上げます笑
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これ！！これです！！
最高に美しい。。

画像加工一切無しです。まじです。
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赤い目・濃いグリーン・黄色と黒の斑点。

もうこれは悔しいとかではない。こんな綺麗な魚を見せてくれてもはや感謝です。笑

ツクナレボーボレータをネット画像検索しても、ここまで発色の綺麗な魚は見たことありません。

あまりの美しさに惚れ惚れ。

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ちなみに、ネグロ水系で釣れる中ではダントツに美味しいとのこと。実際食べる機会がありましたが、臭みのない、アマダイと鱸を足して割ったような、、、日本の海魚どころではない美味しさでした！



やはり、バックシートは中々厳しい。しかし、僕も釣らねば。

自分の全力のキャストを入れ続ける。

「ここ、なんかやたら釣れそう、、、。」そう思った時。
そこでアビが「グレイト」と認めるキャストが決まった時。
そしてルアーが気持ちよく操作出来た時。

必ず何か起こる。

ドスッッ。

「食ったあああああ」

すげえ力で左右に突っ走る！！

ジャンプした瞬間、美しいアスーの体色が目に焼きつく。
昨日に増して足が震えだす。。。
ネットに魚が収まった！叫びまくる笑

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獲った！！！夢に見続けていたアスー！！

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この美しさ！！サイズも悪くない！！

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青 緑 黄 橙 赤 黒
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夢みてた通りの姿。。

そして、そのパワー。情熱的なファイト。
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赤い目は力強く僕らを睨みます。

リリースしたくない。けど長生きして欲しい。

僕らの後ろでは、僕らが釣った魚を横取りしようと、でっかいカワイルカが何匹も待ち構えているので、ボートを水没林の中に突っ込みリリースをします。

「オブリガード」とお礼を言って、バイバイ。

シマダとアビと握手。

本当に最高の魚でした、、、！


その後もその日は気持ちが楽になり、アマゾンフィッシングを堪能できました！

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ピラニアが釣れたり
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もう一本小さめのアスーが釣れたり

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ビックーダチビが釣れたり
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シマダにめっちゃ綺麗なパッカスーが釣れたり

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僕にもパッカスーがまた釣れたり

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「アマゾンってええとこやな」
と思える一日となりました。

始まったばかりなのにもう帰りたくない釣行。

明日は今日を超えるグランジなペイシが釣れますようにと爆睡。

つづく。多分笑


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