高知遠征でキャッチ!憧れの...

  • ジャンル:釣行記
いつか釣りたいと思っている魚はたくさんいますが、その中でも私的絶対上位にいるのが、アカメです

見た目の格好良さもさることながら、あの引きを一度経験してしまうと虜にされてしまいます

私は5年程前に高知県内の河川でアカメと思われる魚をバラしてから、どうしてもそのことが忘れられませんでした。

そのため、遠征の時間が確保できると、夏場においては他の魚や他の場所を一旦候補から外してアカメ優先でやっていました





今年も遠征の時間が確保できたので、7月22日から25日まで、アカメを狙って高知に行ってきました

アカメは、じめっとしてどんよりした天気が好きといわれているようですが、遠征中の天気は全日曇りとなっていて好条件
さらに、潮回りも新月の大潮回りでしたから期待大でした

...ただ、遠征とは上手くいかないもので、釣り以外の面でも度々問題が起きます

今年、対馬に行った時は、上陸早々虫歯が疼き始め、歯医者探しと治療で丸一日が潰れました

今回はというと、すでに出発前から患っていた夏風邪と、当日かかった胃もたれです
遠征前に、根詰めて働いたのが良くなかったみたいですね

こんな体調不良を伴っての釣行でしたが、初日に感動の一尾と出会えたので、以下に状況を記載します




初日、終電で高知に着いた私は、まずタクシーを頼んで、目星をつけていたエリアに運んでもらいました

そこは、川縁が護岸化され、魚の付き場がいくつもありそうな汽水域エリアで、レンタカーのない私でも歩いて回れそうな場所でした

初めの30分くらいは、歩いて様子を見て回りましたが、少しすると何人かいたアングラーがいなくなったので、川のほとりに降りて釣りを開始しました

1箇所目

ベイトはイナッコでしょうか
たくさんいて、時折アカメやシーバスのボイルがありましたが、ルアーに反応はなく、また、10分もしない内に上げ潮で足元に川の水が押し上げられ、濡れてしまったのでポイントを変えました

2箇所目

午前2時頃、ちょっと歩いて次のポイントです

ここは、橋脚、明暗、ブレイクによる複合的なポイントです

ベイトはイナッコ。
数は先程のポイントより多く、時折あちこちでナブラが湧いています

ルアーには、140mmのフローティングミノーをチョイスし、クリア系でシルエットをぼかしました

1投目
ダウン気味に攻めますが、ゴツゴツとイナッコに触るのみで反応はありません

2投目
アップ気味に攻めますが、これもイナッコを驚かせるのみで反応なし

3投目
アップで明暗の際に落とし、デッドスローでブレイクを引いた時、


ガツン


ときてリーリングを止められました!!

即座に合わせを入れると、魚から派手なエラ洗いとテールウォークが返ってきました

ゴリ巻きで、すぐに手前まで寄せてくることができたのですが、やはり水際がキモのようで、際にくると、魚はドラグを勢い良く引き出して走ります

寄せては走りを3度程繰り返し、体力を使わせる内に、しっかりとフロントフックに針がかりしていることがわかったので、強引に足元へズリ上げました

すぐにライトを照らし魚体を見ると、そこには
うちわのような大きな尻尾
体に比べて極端に小さな顔
そして、赤く輝く目が!!

待望のアカメです!!
やり取りは1、2分程だったと思いますが、短時間で奇跡の瞬間を迎えたので、足の震えが抑えられませんでした

いつまでもそのままにしていられないので、その後は蘇生、計測、撮影を同時進行で進めました

計測結果は、62センチ

小ぶりだけど、体高がすごいので、釣り上げた当初は80センチくらいだと思っていました(縮んだかもしれません笑)

撮影時は水から出しましたが、後は体力を落とさないようにしっかり蘇生させ、リリース
アカメは、ゆっくり深みに戻って行きました

まだ明るくなるまで時間があったので、その後も追加・サイズアップを狙いましたが反応はなく、また、釣行は当初の予定では3日間のナイトゲームを予定していましたが、体調が回復しなかったので、ほとんどを寝て過ごしました

結局、遠征目的が高知の漫画喫茶で寝ることのようになってしまいましたが、狙ってとった1匹のアカメは今後も忘れることができない良い思い出となりました

今度は9月に遠征できそうな雰囲気なので、次はどこに行こうかと考えています

まずは、未だ引きずる夏風邪を完治させたいと思います

皆様も体調には十分注意して釣りを楽しんで下さい





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