シーバスPEパワーゲーム 自由テーマ 比較実験

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今回は家にあった以前使っていた


G-soul Upgrade PE X8とシーバスPEの比較


どちらも#0.8を使用します。


この比較対象のラインはコーティングが強め



①柔らかさ

実験方法


カッターマットに上記ラインを


同じ長さに貼り付ける

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下がシーバスPEパワーゲーム

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分かりやすいようにラインカラーと同じ色で


写真の上からなぞってあります。


そして2つのラインの右端を同じだけ左に寄せる


この時右端のマスキングテープのみを持ち動かす


結果

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アップグレードPEは端を動かすと全体的に


押されて曲がった。


一方シーバスPEは押した付近のラインだけが


曲がった。


この結果から、シーバスPEが一般的なラインに


比べて柔らかい事が分かると思います。


ラインが柔らかい事によってキャスト時に


スプールからラインを引っ張るルアーが


減速した際、スプール内のラインが


慣性(?)で出てきて、余分にラインが出る量が


少し減るためバックラッシュが少ない。


あと糸ヨレが発生した時に真っ直ぐに戻る


力が弱く糸ヨレが発生しても、実釣への影響が


少ないと考えられる。


デメリットは湿気が多い日等に


ロッドに張り付きやすくなる事です。



②切断面


これはシンプルにラインを切った断面や


切り心地の印象について。


切断にはPE用のハサミを使用


結果


・アップグレードPE


同じ号数でも細いからかスパッと切れた


そして切断面からの毛羽立ちが少ない


・シーバスPE


若干太めで切り辛い


切断面の毛羽立ちが印象的


ただ逆に言えば、切り辛さに関しては


強度に繋がっていると考えれば


悪い印象では無い。


デメリットは時間がない時に慌ててノットを組むと


端糸の処理をミスりやすいかも。



③リーダーとの接続


ノットはFGで


編み込み14回+ハーフヒッチ3回


+PEだけにハーフヒッチ3回


+ダブルハーフヒッチのいつも通りで組む。


使用リーダーはグランドマックスFX#3


結果

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太さがある分なのか、端の方の締まりが


若干微妙な気がする。


ただノットを組む時の摩擦によって


ダメージを受けると考えると


少し太いのは安心できる。


真ん中の編み込み部分がアップグレードPEの


方が少し曲がっていて、シーバスPEは


真っ直ぐ結束出来ている印象。


ただ結束部に関しては


そこまで大きい差は無さそう。



結論


ハリの強さが他社製品に比べて弱いので


それによって生まれるメリットも確かにある


個人的にも柔らかめのラインが好きなので


非常に使いやすいです!


切断時に少し毛羽立ちやすいので


落ち着いて切るといいと思います。


結束は遜色も無く、特色も特に無く


一般的なラインやそれ以上の性能を


発揮出来ると思います!



僕から一言、


総合的な結果や、自分の使った感じから


おススメできるラインだなと感じました。


もちろんラインはデメリットもありますが


今の時代のシーバス釣りのスタイルに


ジャストな誰でも使いやすく、


しっかり釣れるというラインです!

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シーバスPEパワーゲーム #0.8

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