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アオノン

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魂が震えるビッグファイト

ヤツは左側に向けて突進している。
僕は切れるかどうかギリギリの強さでハンドドラグをかけファーストランを20メーター程で止めた。
ヤツは安全圏に居るので今度は僕が反撃する。
魚に全体重を預け、全力でポンピングする。
昨日の魚よりトルクがあり重量感が明らかに違う。
僕の体力の消耗が少し激しいが右手、左手でポ…

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朝マズメの黒い閃光

翌日は朝マズメから釣りを開始するために船長に無理言って5時半から渡船を出してもらう。
磯の前に船が着くと緊張が走った。
太く力強い潮が沖に向かって走っていたからだ。
今日はとんでもないのが来るかもしれないと少し不安になった。
そしてお互い準備を済ませどこの足場で投げるかを決めた。
僕は魚が出るであろう沈…

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磯の上の栄光

僕はまた足場を変え絶対に引き剥がすという強い気持ちをロッドに乗せて渾身の力でやつの頭をこちらに向ける。
そして観念したかのように右に旋回し右側のテラスの際に走る。
僕はベールを返しラインを少しずつ送り出しながら足場を右に変えラインをフリーにしてやつが沖に走るのを待つ。
そしてゆっくりと沖にヤツが走り左…

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僕の全てを

僕とは少し離れて投げていた友人のロッドが絞りこまれる。
友人の足場は海苔だらけで足場が悪いがなんとかファーストランを耐えやり取りする友人。
そして安定した足場に移りファイトする。
なんとか魚の姿が見えて来た瞬間。
ラインがとびブレイク。
立ち尽くす友人
そしてポツポツとカスミの反応があるなか夕マズメを迎…

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孤高の岩

奄美からの上りの船に乗り仲間が朝7時に到着。
二人で準備を済ませ渡船に乗り込む。
船は港を出ると加速して僕らの気持ちも「これからトカラの超が着くほどの1級磯に乗るんだ。」と感じ高ぶっていた。
そして磯の前に着くと猛々しいまるで要塞のような磯がそびえ立っていた。
期待と少しの恐怖を感じながら荷物を磯に上…

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