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プロ野球好きにお勧めの本
野球は外でやるものだろ!
球場で楽しむものだろ!
まぁまぁ、そう言わずに。
お勧めの本があったら是非。
小説、自伝、実用書、漫画etc・・・なんでもおK♪
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- 2012年3月30日
- コメント(2)
みんなからのコメント (ログインが必要です)
「監督」
海老沢 泰久 著 (文春文庫)
かつてセ・リーグのお荷物球団と言われたヤクルトスワローズ。そのリーグ初制覇(1978年)の軌跡を描いた半ノンフィクション作品。タイトル通り当時の監督、広岡達朗が主人公。川上監督との確執により、石もて追われたジャイアンツからペナントを奪取するまでの戦いを描いている。
ヤクルト(物語内のチーム名はエンゼルス)の選手のみ仮名が使われているが、チームリーダの高原は若松勉(元ヤクルト監督)、頭脳派キャッチャーの市川は大矢明彦(元ベイスターズ監督)、助っ人ハドソンは赤鬼と呼ばれたマニエル(現フィリーズ監督)など読む人が読めば登場人物が誰かすぐわかるようになっている。
終盤ジャイアンツとゲーム差なしで激戦が繰り広げられ、特に直接対決のない最終戦、雌雄が決した際の最後の一文が秀逸で物語をより印象深いものにしている。著者の海老沢泰久はその文体からかなり好みが分かれるが、私としては文句なくお勧めの一冊。
海老沢 泰久 著 (文春文庫)
かつてセ・リーグのお荷物球団と言われたヤクルトスワローズ。そのリーグ初制覇(1978年)の軌跡を描いた半ノンフィクション作品。タイトル通り当時の監督、広岡達朗が主人公。川上監督との確執により、石もて追われたジャイアンツからペナントを奪取するまでの戦いを描いている。
ヤクルト(物語内のチーム名はエンゼルス)の選手のみ仮名が使われているが、チームリーダの高原は若松勉(元ヤクルト監督)、頭脳派キャッチャーの市川は大矢明彦(元ベイスターズ監督)、助っ人ハドソンは赤鬼と呼ばれたマニエル(現フィリーズ監督)など読む人が読めば登場人物が誰かすぐわかるようになっている。
終盤ジャイアンツとゲーム差なしで激戦が繰り広げられ、特に直接対決のない最終戦、雌雄が決した際の最後の一文が秀逸で物語をより印象深いものにしている。著者の海老沢泰久はその文体からかなり好みが分かれるが、私としては文句なくお勧めの一冊。

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にゃらん
- 2012年4月3日
(現題 プロ野球 問題だらけの12球団)
小関順二 著 (蒼馬社)
かつてのジャイアンツのように、9連覇のような大記録を成し遂げるチームはもう現れないのか?黄金時代を作るチームは他のチームと何が違うのか?
その問いに対する一つの答えが本書にあるように思う。ドラフト制度にその焦点を当てチーム構成に対する考え方やのその本質を浮き彫りにしている。
1997年の発売当初こそさほど話題にならなかったものの、その後ロングセラーとなり、タイトルを「プロ野球 問題だらけの12球団」と変えてほぼ隔年で出版されているコトが、本書が如何に的を得ているかを物語っていると思う。ホークスの項に「3年後に優勝しているのはこのチームだと思う」と書かれており、果たして1999年にその通りとなった。
勿論、新人選手については特に詳しく書かれているので、ペナントレースが始まる前は期待に胸を膨らませて読み、数年経ったらその予測がどうなったか、過去を振り返りつつ楽しむコトが出来る一粒で二度美味しい本。
にゃらん- 2012年4月14日