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水難事故後は…


ちょっと真面目に考えました。


GW最終日となった7日。

昼過ぎから支笏湖で釣り。

湖畔に降りてしばらくして、上空からヘリコプターの爆音が響き上を見るとヘリが旋回しながら低空で飛んでます。

ボートかカヌー転覆したか?と察しました。

その後40分位して消防車、救急車、警察の車輛等が沢山来て、捜索している模様。
この日は午前中は微風でしたが、午後からは風速14メーター吹く予報でした。

支笏湖と言えどこの風が吹くとかなりの波…

消防隊員さんがこちらに来て事情を説明してもらいました。
美笛河口付近で男性二人が手漕ゴムボートで釣りをしていて、風が強くなり戻れ無くなり、本人から消防へSOS
ライフジャケットは着用しているとのこと。
ヘリでボートは発見したが、ボートに人影はなし。ボートも転覆しておらず風に流されこちら側に漂着する模様です

もしボートや遭難者を見つけたら連絡欲しいと…

このとき自分が思ったのは、この風でなぜボート?天気予報見てない?

ボートは無人でライフジャケット着用…
落水していたら30分も持たないかも…
このとき水温は手持ちの水温計で5度しかない…冷たすぎる。

夕方にボートは自分が釣りしているところから3キロ程離れたところで回収され、やはり無人。

次の日男性2名が御遺体で見つかったとニュースで知りました。

残念
お悔やみ申し上げます。


水難事故は起こるべくして起こったとも言えます。あの風予報で沖へ…あの場にいたらわかりますが、とてもボートで釣りをする状況ではない。
事故を未然に防ぐ為、天候の確認は釣り人にとっては初歩的なことだと思います。
ライフジャケットを着用していても落水してしまったらこの水温ではとても生きていけない。
それでもライフジャケット着用していたおかげで、発見されて良かったとも言える。
これで、もしライフジャケットを着用していなくて、御遺体も見つからない時はほんとに悲惨だと…

もし遺体が発見されない場合…

失踪者扱いになります。

失踪者扱いということは、保険金も下りず。会社からの給料も退職金もらえず。
銀行口座は凍結ですよ…
残された家族はほんと困るでしょう。

船が転覆したとかの原因であれば、1年後に死亡の書類が裁判所で認定されるらしいですが、もし磯等で落水して遺体が見つからない場合は失踪者となり7年間死亡の認定はおりません。
つまり7年も貰えるはずのお金がもらえないのです。
残された家族はほんとに悲惨ですね。
もし一家の大黒柱が水難事故で失踪者になったら…妻や子供はどうなる?
明日の暮らす為のお金すら銀行から下ろせないかも知れない…

ちなみに財産はもちろん高い相続税が掛かります。


ちょっと色々と考えさせられますよね。

あんまり事故が多いと行政側もなにかしらの規制をしなくてはとなりますし…
港湾部の立ち入り禁止とか釣り禁止とか…

だから水難事故は釣り人は起こしてはならない。
水辺で遊ぶプロだと釣り人は自覚して下さい。
家族を悲しませた上に苦労を掛けることはけっしてしないで下さい。

釣りをして死んで本望なんて絶対ない。

生きていれば何度も釣りを楽しめます。



















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