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▼ ダイワ モアザン スライ95F(グローブライド)
- ジャンル:釣り具インプレ
今春発売の新商品 モアザン スライ95F。
表に出ないホゲ釣行でなんとか動きのイメージを作っていたのだが、その甲斐あってか先日の釣行で爆発的な釣果をもたらしてくれた。
今回はこのルアーの位置付けと使い方のポイントを僕なりにまとめてみることにする。
●パッケージング
95ミリ、6.8g フローティング。
カップ型のほぼリップレス形状で、若干のレンジキープをするが、完全に水面直下を泳ぐ設計となっている。
アクションはI字系というかほぼ棒。
フックはST-36の8番であり、鬼の3フック仕様となっている。
そもそもが軽いので普通のMLクラスの竿だとティップを上手く曲げて投げないと飛ばない。(ベリーを使おうとしても曲げきれない)
キャストが決まれば40m弱は普通に飛んでくれる。
●狙いのシチュエーション
狙っているのは表層まで上がったバチ。
バチの引き波が出ていればハンドル1回転3秒位でアップに投げてゆっくり巻いているだけで細い引き波がバイトを誘発してくれる。
先にも書いたがレンジキープ力が低いので風の強い日には向かない(引き波も打ち消されるしバチも浮かないし)。
バチの釣りというのは基本アップストリームに投げて流されてくるバチを演出するというパターンを踏むことが多い。
そんななか、世に出回るバチペンと言うのが大概シンキングなのだが、アップに投げると水が当たらないのでかなりレンジが深くなるのだ。
(ただし流速の早い河川でクロス~ダウンに流し込む場合重い方がやり易い)
これを水面まで持ってこようとするとかなりリトリーブスピードを上げねばならないが、スライ95Fはフローティングであるがゆえ、アップに投げてゆっくり巻いてもちゃんと浮いてくれる。
これこそがフローティングバチペンの存在意義と言える。
●ラインシステムの注意点
モアザン スライ95Fはフローティングであるのだが、リーダーの太さやスナップの大きさによりシンキングへと変貌する。
きちんと浮かせて引き波を立てるためには太すぎないリーダーと大きすぎないスナップをチョイスする必要がある。
僕の使用状況として、メインでPE1号に16lbのフロロ、一般的に用いられるカルティバのクロスロック1号辺りでは何の問題もなかった。
ただし、裏を返せばフックやスナップを大きくし、スローシンキングとした場合水面直下10センチの水面に出切らないバチやベイトフィッシュにアジャスト出来る可能性を秘めている。
前述の存在価値を考えると僕はフローティングで使用したいけれども。
●オススメカラー
透過系のカラーを一種とマット系のカラーを一種用意するのが良いと思う。
あとは、後述するベイトパターンの場合はホログラム色が一つだけラインナップされているのでそれをチョイスすべし。
●ベイトパターンへの適合
実はこのスライ95F、ソフトにトゥイッチを掛けると前にスッ、スッとスライドする。
その様を見るとわかるが、まるでベイトフィッシュが泳ぐ姿にそっくりなのだ。
僕はひと目みて、これはエンピツサヨリとトウゴロウイワシに効くと直感した。
先日のかめやのイベントの際にその旨を大野さんに聞いてみたところ、大野さんもその有効性を認めていたのでほぼ間違いなく効くと思う。
とある日の釣行でバチは抜けておらず、岸際に2~3センチ程度のマイクロイワシが入っている状況の中バイトが出たこともあり、上記パターンに限らず水面を意識してさえ居ればゲームが成立しそうな気もしている。
ベイトパターンにおける使い方については今後フィールドで検証をしてみたい。
総評
春先のバチパターンにおいて、水面に引き波が出ている場合にまず投入すべきプラグ。
しかし、ベイトフィッシュへのパターン適合性、トッププラグとしての可能性も有していると言える。
表に出ないホゲ釣行でなんとか動きのイメージを作っていたのだが、その甲斐あってか先日の釣行で爆発的な釣果をもたらしてくれた。
今回はこのルアーの位置付けと使い方のポイントを僕なりにまとめてみることにする。
●パッケージング
95ミリ、6.8g フローティング。
カップ型のほぼリップレス形状で、若干のレンジキープをするが、完全に水面直下を泳ぐ設計となっている。
アクションはI字系というかほぼ棒。
フックはST-36の8番であり、鬼の3フック仕様となっている。
そもそもが軽いので普通のMLクラスの竿だとティップを上手く曲げて投げないと飛ばない。(ベリーを使おうとしても曲げきれない)
キャストが決まれば40m弱は普通に飛んでくれる。
●狙いのシチュエーション
狙っているのは表層まで上がったバチ。
バチの引き波が出ていればハンドル1回転3秒位でアップに投げてゆっくり巻いているだけで細い引き波がバイトを誘発してくれる。
先にも書いたがレンジキープ力が低いので風の強い日には向かない(引き波も打ち消されるしバチも浮かないし)。
バチの釣りというのは基本アップストリームに投げて流されてくるバチを演出するというパターンを踏むことが多い。
そんななか、世に出回るバチペンと言うのが大概シンキングなのだが、アップに投げると水が当たらないのでかなりレンジが深くなるのだ。
(ただし流速の早い河川でクロス~ダウンに流し込む場合重い方がやり易い)
これを水面まで持ってこようとするとかなりリトリーブスピードを上げねばならないが、スライ95Fはフローティングであるがゆえ、アップに投げてゆっくり巻いてもちゃんと浮いてくれる。
これこそがフローティングバチペンの存在意義と言える。
●ラインシステムの注意点
モアザン スライ95Fはフローティングであるのだが、リーダーの太さやスナップの大きさによりシンキングへと変貌する。
きちんと浮かせて引き波を立てるためには太すぎないリーダーと大きすぎないスナップをチョイスする必要がある。
僕の使用状況として、メインでPE1号に16lbのフロロ、一般的に用いられるカルティバのクロスロック1号辺りでは何の問題もなかった。
ただし、裏を返せばフックやスナップを大きくし、スローシンキングとした場合水面直下10センチの水面に出切らないバチやベイトフィッシュにアジャスト出来る可能性を秘めている。
前述の存在価値を考えると僕はフローティングで使用したいけれども。
●オススメカラー
透過系のカラーを一種とマット系のカラーを一種用意するのが良いと思う。
あとは、後述するベイトパターンの場合はホログラム色が一つだけラインナップされているのでそれをチョイスすべし。
●ベイトパターンへの適合
実はこのスライ95F、ソフトにトゥイッチを掛けると前にスッ、スッとスライドする。
その様を見るとわかるが、まるでベイトフィッシュが泳ぐ姿にそっくりなのだ。
僕はひと目みて、これはエンピツサヨリとトウゴロウイワシに効くと直感した。
先日のかめやのイベントの際にその旨を大野さんに聞いてみたところ、大野さんもその有効性を認めていたのでほぼ間違いなく効くと思う。
とある日の釣行でバチは抜けておらず、岸際に2~3センチ程度のマイクロイワシが入っている状況の中バイトが出たこともあり、上記パターンに限らず水面を意識してさえ居ればゲームが成立しそうな気もしている。
ベイトパターンにおける使い方については今後フィールドで検証をしてみたい。
総評
春先のバチパターンにおいて、水面に引き波が出ている場合にまず投入すべきプラグ。
しかし、ベイトフィッシュへのパターン適合性、トッププラグとしての可能性も有していると言える。
- 2017年4月21日
- コメント(6)
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