ご存知の方もいらっしゃいますし
いずれわかることですので先に書きますが
今回ニュースになった事故はワタクシのかわいがっていた後輩です。
出身高校からの後輩で日記にも誌面にも登場した人間もいます。
ビデオキャスト用に撮った未掲載の中で出演している人間も
複数おります。
今日も明日も葬儀です。

事故の原因は当人しかわからないものですが
事故の状況からみても
居眠りの可能性は高いと思います。

人にはそれぞれ予定というものがあります。
どうしても行かなければならないときがあります。
これ以上悲しいことが起きるのを少しでも止めるために
ワタクシの持っている技を公開します。

大昔の日記でも書きましたが
ほとんどがふざけた内容に見えるかもしれません
しかし、その線を越えてでも運転手は『走行中に寝てはいけない』のです。
たかが一瞬です。今ワタクシが手元から落としたライターが床に落ちるまでの
ほんの0.1秒ほどの間に、リカバー不能の状態まで陥る可能性があります。

居眠り運転には段階があります。
免許を取ってすぐの人々がちょっとした徹夜程度でなってしまうもの。
これは1段階目です。よくいわれるガムやカフェインなどでなんとかなる話しです。
その先のいくつかの段階に関しては、
ガムの効果などまったく荒唐無稽の話しです。

第一段階
そもそも一段階目からガムを噛むとアゴ等顔面の筋肉の疲れにつながってしまいます。
初めはアメやソーダでよいのです。
★ウィンドウを全開にする
★ちゃんとどこかに車を停めて、買う。
これだけで、アレ？というほど眠気が消えたりすることもあります。
★アメや炭酸飲料は特に筋肉を使いません。
味がするだけで眠気が消える場合もあります。
炭酸が嫌いな人ほど効果があります。
これらが一段階目で、少なくとも次のPAまでは保つことが出来るでしょう。

■第二段階
消えない場合は次に
★コーラなどのゲップを鼻に抜きます。
停車中であれば鼻の中にコーラを注ぎ込んでむせてもいいと思います。
他にも
★エロ本を開いてダッシュボードに並べる。
これは何故か効きます。バス等に追い抜かれたりするときに
かなり目が冴えます。
また、
★ドンパッチやわたパチ、ポケモンのポケパチなど
はじけるアメを唇の上ではじけさせ、
いつ来るかわからない痛みに怯えながら運転するという方法が
最も簡単で、比較的効果が高いです。
ちょっとした味程度のものが通用しない、
二段階目のこの状態は最も事故が多いときです。
刺激を強めに与えて、自分が今何をしなければならないのかの責任を
認識するべき時だと思います。

じつは、ここまでの眠気は『まやかし』です。
運転という、代わり映えのない状況に対して飽きただけの
身体のわがままです。
この先は本来の眠気と闘う方法になります。

■第三段階以降
この眠気は徹夜明けの一日目の眠気が最も強く
なかなか抗うことは出来ないと思います。
これを越えるより、さっさと停めて寝ろ、という話しですが
それでも行かなければならないのであれば、
すくなくとも恥くらいは捨てるべきです。

★仲がいいかどうか微妙な関係の異性に電話
「アレ？なんでこの人と電話してるんやろ…」位の相手です。
ふざけているわけではなく、本当に効きます。
これは家族や彼氏彼女など、テンションの低い相手ではいけません。

★ズボンを脱ぐ、チ●コを出す。
トラックの運転手の最終奥義とされる技術です。
ズボンを脱ぎ去ると、絶対事故は許されないのです。
同乗者がいても、それくらいやって欲しいものです。

■第四段階
徹夜で一睡もせず3日～5日くらい経つと、突然意識が飛んだり
意識が沈み込んだりすることがあります。
このような症状が出たら移動自体あきらめてもいいので休みましょう。
何か用事がある人は、それをキャンセルして例え相手に殺されても
被害は一人で済みます。生きていれるなら、失敗はいつだって取り返せます。
それでも次のパーキングまで距離がある場合、どうにもなりません。
しかし、それまでの段階を経ての今、というわけですから、
残された意識の中にはこれまでの方法を試したりすることくらい
考えたりできるはずです。
★わざと小便を漏らす
やったことはありませんが、事故よりはマシで、一撃で目が覚めます。
そのあとの処理等を考えると、恥ずかしいでしょうし
しばらく持たせることができます。へたすれば帰るまで持つと思います。
★減速後、左ガードレールに車を当ててこすりながら止める。
眠ってしまって事故を起こすくらいなら、
このほうが幾分もマシだということを認識させます。
一旦降りて、状況を確認し、何万円かかるか計算します。
保険が有効なら、まさに何万円程度の話しです。
誰かが死んだら、何万円で済む話しではありません。

■同乗者ができること
基本的に寝てはいけません。運転手が眠いと言えば、
すぐに起きて奥義を発動させます。
その奥義とは「携帯貸して」です。
★運転手の携帯の電話帳から、異性の名前をピックアップ
携帯とは、運転手のプライベートネタが満載です。
「この女だれよ」的な会話をします。
第2段階程度の眠気は、だいたいこの会話で目が覚めたりしますが、
それでも眠いという場合、「この人に電話かけるわ」と発言します。
深夜であっても。
もはや理由などありません。電話相手のプライベートも関係ありません。
イタズラ電話になってもいいでしょう。
命がかかってます。目を覚ますためには手段を選んでいる場合ではないのです。

内容はふざけているように見えますが、
実質この状況におかれて効果があるものは数が少なく
どれもまともなものは効果がみられません。
徹夜しながら運転するような環境の人たちは
まともな状態ではないですから、これくらいしなければならないのです。
心に留めて下さればありがたいです。