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シリアナ・ガバニコフ
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▼ 熱い国より暑い母国
- ジャンル:釣行記
タイより暑くてビビる。
帰国した瞬間にそう思った。
友人にスイッチバズを託すという
重要なミッションをこなしホッと一息。
本当ならこのままチャドー狙いに行く予定だったのにな。まあ仕方がない。
時間潰しでとりあえずタイ料理を食いまくり、
釣りの準備。
リーダーを忘れた事に気がつきタクシーで釣具屋へ向かう。
ついでにやっすい中古のオグルを見つけたので
合わせて購入。パチモンじゃないやーつ。
近くに居たフランス人と少し会話をして情報交換。
何か夜釣りしてたら軍人に怒られたと言っていた。
何それ、怖い。
翌朝、車で養殖池に向かう。
バンコク市内から1時間くらい。
50前後のバラならかなり取れました。
この池のポテンシャルが凄過ぎると言うか
例えるならテキ屋の金魚すくいでガサする感じ。
レギュレーションとして
トップのみなら可と言う縛りでしたが
アホみたいに釣り上げても全くスレなかった。
キャストして巻いてくると遠くでルアーが吹っ飛んでいる光景は見てて面白い。
特に反応がヤバかったのは
サファーダのパールホワイト。
みんな狂った様にアタックしていた。
異常なまでに反応を示していたので
スタッフが動画を撮っていたほどだった。
ブラジリアンルアーすげぇ。
今回は二箇所の池で釣りをした。
先程の池とは比べものにならない程低活性な池だったが
どちらかと言うと攻略しがいがあるこっちの池の方が好きだった。
ちなみにレギュレーションは割と緩い。
ただしソフトルアーは禁止。
釣れる魚も一回りでかい。
あーでもねぇ、こーでもねぇと
考えながら釣りする方が面白い。
アタリはあるが乗らない。
ショートバイトが多い。
しかし
ショートバイトでも竿先に感じるのは全くショートではない。
コツンと言う感じではなく全てゴン。
サイズが違けりゃアタリも違う。
でも乗らない。はがゆい感じ。
だがワンテンから安心と信頼のオグルに変えてみたら1発だった。
マシなサイズ
つい逃げの釣りに走ってしまう。
バラ堀はオグルさえ投げておけば大体何とかなる。
海外遠征用タックル
ロッド : モンスターキス MV-65
リール : シマノ カルカッタコンクエスト300
ライン : 中華製ぺ 75lb
リーダー : ナイロン 50lb
ルアー : オグル、ガンタレル、チビタレル、サファーダ、ジョイクロ128、ルドラ、ワンテン
ここのボリバラ相手だと完全にオーバースペックだった。
低活性の池では
オグル、ジョイクロ、ルドラで3本づつ
高活性の池では
ガンタレル、チビタレル、サファーダでたくさん。数えきれないしそもそも数えていない。
しかし
あのサイズであのトルクはすげぇ。
止水の溜池の養殖物でだ。
ガンタレルはあと数匹釣ってたら折れてた。
細いけど2、3匹なら平気と思ってたらあっさり曲げられた。
サファーダも太軸に替えたのにこれである。
リーダーも1匹釣ってこれ。
ワイヤーリーダーだったら交換しなくて済むな。
途中、ランチをはさみ15時で納竿。
何やかんや楽しめたが
やはり不完全燃焼ではあった。
理由は色々あるが
1番はやはり相手がボリバラだと言うこと。
釣り堀は楽しいけど自慢にならないし釣れて当たり前だし。
そんなモヤモヤした感じのまま帰国しました。
ドブ川ナマズは狙わずに帰国しました。
これがこの旅1番の後悔。
単純に次回の遠征先をホテルで考えていたら
忘れてました。
あとこれ飲み過ぎたってのもある。
海外で酔っ払うのは本当に危険なので
気をつけて下さい。
- 2018年7月21日
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