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鹿島灘〜大激闘編〜

  • ジャンル:釣行記
鹿嶋の得意先で仕事が終わったのが、深夜3時過ぎ。
明るくなるのを少し待って、夜明けの鹿島灘へ〜

ベッドランドに上がり、薄暗いうちからキャスト開始。

先発はヒラメにも効くと思っているApiaDover120Fから〜

数投後、ピックアップ寸前にトビウオが追って来ていた。

このトビウオが後々のキーとなる〜

シーライドに変え、広範囲を探っているとヒイラギが引っかかって来た。
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ベイトは居るようだ。

が、




数分後、ルアーの射程圏にスナメリ……



またか…



HLの逆側に移動しようと後ろをみると、外側で鳥が旋回中〜


テトラに上がり、フォルテン40gフルキャスト!


シャクっているとトビウオがジャンプ!

ん⁉︎なんかにげてるような感じなんだけど…


2投目


ナブラはたってないが、まさにルアーを通しているラインで水面が割れる!

青物だ!

ベイトはトビウオ⁉︎

デカい群れかも⁉︎


そう思った数秒後、突然













ドンッ






すぐさま追い合わせをいれたその瞬間








ジジジジジィ






もの凄い勢いでドラグが出ていく!




全くなにも出来ずにただ耐えること約10秒



ようやく最初の走りが止まる。


いままで経験したことのないとんでもないのがかかったのは間違いない。


コレは一人では絶対取り込めないと思い、20m位離れた場所にいた餌師のおっちゃんに大声で叫ぶとダッシュで来てくれた。

自分の腰にかけてあるネットを渡してランディングをお願いする。

しかし何度も走られ全く寄ってこないし、浮いてこない。

体感7.8分後


なんとか残り30m位に差は詰まったと思ったら、今度は真横に走られる。


マズイ


テトラに巻かれそうになったのを見て、おっちゃんが

「もう1つ前のテトラに乗っちゃわないと」

自分
「そこにのると滑るし、波も被ってヤバいんでここで頑張ります。」

なんとか横への走りも止まり、さらに差は縮まると、

ランディングしようとおっちゃんが先のテトラに下りようとする。

「そこは危ないんで、そこに行かないと取り込めないなら、やらなくて良いです」と自分


自分の逆側に回りランディング体制に入るおっちゃん
「全く浮いて来ねーな」

自分「とんでもないのがかかってます」

その数秒後

最後の力を振り絞られ⁉︎また真横に走られる。


ジジジジジィ













プツんっ














切れた









茫然とする自分におっちゃんが
「いやぁデカかったなあ。何回かデカイの釣れたのを見た事あるけど、あんなに浮いてこないのは、初めてだ。せめて魚は見たかったなあ〜」

「自分は利根川でスズキをよくやるんですけど、80.90のスズキの比じゃなかったです。メーター10kg以上のレンギョのスレ以上でした。このロッドはシーバス用のMLで柔らかいんで、このロッドでは無理でした。」


何度も惜しかったなあ〜、残念だったなあと言われ、自分も何度も悔しいですと答えていた。

少し談笑し、おっちゃんは自分の釣座へ戻って行った〜


気は取り直せないが、悔しさを噛み締めながらリーダーは組み直し、

「鳥も居ないし、もう居なくなっちゃったかな?」と思いながらキャスト再開〜


開始5投くらいしたら、また鳥が回ってきた。

その1投目の着水からのフォール中に


コンッ


フッキングせず


さらに高速でシャクること数回、ルアーの近くで水面が割れる!

テンションマックスになったその時













ゴン



すぐさま追い合わせ!


のった!






ジジジジジィ




ドラグが出ていくがさっきほどではない。



さっきの魚は主導権は全くとらせて貰えなかったが、今度はこちらに分がありそうな感じ!


ファイトに気づいておっちゃんが来てくれた。

「また来たのか!」とおっちゃん


「さっきのよりは大分楽です」と自分


それでも5分位はファイトしただろうか


ようやく浮いてきた

テトラにつかまりながら、ランディングしようとするおっちゃん

なんとか取り込めたと思ったら


バキッ


ネットのシャフトが折れる



折れたシャフトを持ちもう一度トライしてくれるおっちゃん



おっちゃんのいる場所に魚を誘導したので、自分からは水面が見えない。



そして、ついに







「よっしゃぁー」


とおっちゃんの声




自分も
「よっしゃぁー。ありがとうございます」



あがってきたのはワラサ

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写真を撮るときズレてしまったが、尻尾を伸ばして68cm。



このファイトで70cm弱ならラインブレイクした魚はメータークラスだったろうが、おっちゃんのおかげでとれた感動の魚!


「網ごめんな。」とおっちゃん

「全然気にしないで下さい。本当にありがとうございました。」






血抜きをし、ストリンガーに繋ぎ片付けて釣座にいるおっちゃんにもう一度お礼を言い、撤収〜

おっちゃん本当にありがとう!



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