少し時間が空きましたが、相変わらず釣れない釣りを続けています



今年も狙いのサカナは例年通りになってきており、本当に食わせられない日々が続いてます



去年末より作り始めたルアーたちもあれやこれやと数が増え…



作って試し、サカナの反応を見て肩を落として作り直す…


満足いく出来にもならんし、釣果も上げられず…





例えばこのS字はジョイクロよりほんの少し小さなサイズで作ってみました


これも理由があり、狙い始めて6年の今年になってようやく解ったという体たらくですが、このサカナもれっきとした｢海のサカナ｣


バスのように、その時に興味をもってるエサと動きなどが多少違っても口を使ってくれる、なんてことはまずありません


徹底的にエサをイメージさせられる要素にしか反応しない


謎のサカナを｢バスっぽい｣と形容される方がいますが、アタシは全く思いません


時にバスっぽい動きをする海のサカナ…そんな感じですね






フィールドに出続けても得られるヒントはごくたまに…それもわずかなヒントだけ



それらを地道に、少しずつ少しずつ積み上げていく日々



お隣の県をメインフィールドとしているなら、もしかしたらもう少し早く進めるのかもしれません


が、アタシが選択しているのはあくまでも地元がメイン



県南でヒラや青物、謎のサカナを狙われていて、フィールドでお会いする知り合いのGさんと久しぶりに会った時の話


｢このサカナを釣るのに1番難しいのは、コイツを専門に狙い続けることですよね｣と…



釣れない日がいくらでも続く



その間も時間は過ぎ、潮が変わって｢旬｣のサカナは移り変わっていく


海の釣りをするのなら、本当ならそうした季節ごとに変わっていく釣種に対応しながら楽しむのが、おそらく1番楽しい



それを無視して、ひたすらどこにいるのかも分からん…どうやったら食わせられるのか途方に暮れる日を繰り返していく



純粋にそのサカナが好きでなければ続けられないのかな…と思います



他の方もご存じのように、ここ何年かで言葉は悪いですが、このサカナをいわゆる自己の利益のために利用する流れが完全に出来上がってます



アタシもその例には漏れていないと自省していますが、それでもこのサカナを狙い続けているのはそういった理由だけじゃない



心底このサカナに惚れちゃったから
言葉にできないくらいカッコイイんだもん




アタシ程度では役不足な相手ってのは分かってる



それでも取り憑かれたように足を向けさせられる





その姿

強烈なバイトから始まる硬質な引き

目の前に横たわった時の凄まじい存在感



たった1本で全てが報われるような釣り



他の方は分からんけど、アタシはその泥沼からもう抜けられなくなってます




今年も少し前にようやく1本
自作のスイムベイトじゃなく、市販品で1番信用してるヤツ


掛けたのは丸1年ぶり


獲れたのは丸２年ぶりという情けなさ(^-^;



それでもいいのよ



釣りができる時間がある限り、釣りができるフィールドがある限りいつかはこの手にできるサカナ



けどね、専門に狙ってると公言してる以上、1本上げたからといって満足するワケにはアカン…


負けっぱなしの日が続いてますが、いつか、いつの日かそこそこ釣れるようになりたいなぁ…




それにはまだまだウデが足らん



精進します…