釣旅第13弾「釣りたいけれど、釣りたくない」 川内川 2日目
釣旅の出発前は準備が忙しくて寝る時間がなくなる。毎度のことなので早めに用意しておこうと思っても結局はギリギりまで動かない。
今回も睡眠不足が著明だった。
と、いう寝坊した言い訳から2日目がスタートしたのだった(笑)
それでも夜が明ける頃にはポイントへ入ることができた。
当初、狙っていたポイントではなく昨日の夕マズメに入ったポイントなら朝マズメに間に合うので予定を変更したからだ。
今、思えば朝マズメに行こうと思っていたポイントで寝てれば良かった(笑)

夕マズメに釣れたから少なからず可能性はあると思ったが反応はない。
昨日は目視できたベイトの跳ねも見られなかった。
朝マズメは違う場所なのか?
と考えていたからここに入る予定ではなかったのだが寝坊してしまったからには諦めるしかない。
それに投げてみなけりゃ本当の結果は分からないし。
干満差の影響が少ない淡水河川で鱸を狙う「時間帯」を別けている。(ナイトゲーム用)
大きく別けると「夕マズメ、夕マズメ後、夜中、朝マズメ前、朝マズメ」となる。
経験上、大型(90cm以上)の鱸を狙いたいのなら完全に暗くなってからが良い。
夕マズメ後or夜中or朝マズメ前に釣れている。
ちゃんと狙うなら「時間帯」をもっと細分化していく。
時間帯だけ考えるならそんなところだろうか。
このポイントは早々に見切って、狙いのポイントへ移動することにした。


完全に明るくなってしまった。
急瀬とトロ瀬、チャラ瀬が絡むシャローは如何にもマズメにベイトが動きそうな場所なのである。
マズメを外しているので反応がないことは納得している(笑)
広大な瀬の攻略にはロングロッドが有効であると思う。
奥の流れを狙う場合、手前の流れにラインを引かれないようにロッドを操作することがあるのだけれど、長さがあれば高い位置までラインを上げることができる。
なので磯用に持ってきたハーモニクス11を使ってみた。
これはこれで対応できるってのはシーバスを基準に作りこまれているからだろう。
急流を跨ぐような遠距離のポイントでは有効に使えそうだった。
朝マズメも完全に終了したところで午前中のプランを考えた。
プラン1
新たなポイント探しと前日に確認したポイントの再チェックを行う。
午後からは雨予報となっているため本格的に降り始める前に見ておきたい。
プラン2
ポイントチェックが重要なのは分かっているが、朝の釣りが終わったら温泉に入る。
鹿児島県は関東と比べると日帰り入浴がリーズナブルとなっており、何ヶ所か行ってみたい温泉をピックアップしたので釣旅中に寄ってみることにしていた。
そして当然のようにプラン2が選ばれた(笑)



「諏訪温泉」
近隣と比べると料金は少し高めの350円だったがそれでも十分に安いと感じられる。
一昔前の雰囲気に心が休まった。


温泉が美味しいとは思わない。
けれど飲んでみたくなる。
みたいな(笑)

時間に余裕があったので干満差の影響があるエリアも見て回った。
約2mの上げ潮でどこまで海水が上がるのかは興味がある。
この河川は高度変化が緩やかなようなので水深があれば海からの距離が離れていても海水層が伸びるだろう。
汽水域は異常に広いような気がする。



前日に傷めた右小指の傷口が化膿しそうだったので消毒することにした。
ポイント探し中にコンクリート斜面で滑ってしまい右手を着いてしまった。
コンクリートで皮膚を力強く擦ると簡単に削れてしまうことを思い出したよ(笑)
この絆創膏は防水で最大5日間も貼りっぱなしで問題ないとのこと。
貼らないほうが早く治る時代は終わったようだ。


朝から何も食べずに行動していたら流石に腹が減ってしまったのでラーメンを食べることにした。
鹿児島だからって訳ではないが、チャーシューの誘惑に勝てなかった(笑)
ご馳走様でした。



しっかりと雨が降り始めた。
雨量によっては増水が気になるところだが、出発前日に100mm以上の雨量があったことを考慮すると大概の雨では大幅な増水はないと判断している。
日中の釣りも考えていたが雨のせいで気が進まない。





夕マズメからの釣行プランを考えようと本日2回目の温泉へ行った(笑)
市町村が管理する保健センターに温泉施設が入っているのが意外だった。
この町の人たちには温泉が生活の一部になっているんだと感じた。
ゆっくりと温泉に浸かりながら見て回ったポイントを思い返す。
河川の上流側から釣れそうなポイントにナンバーを付けてある。
11番→12番→11番→9番→15番
本日のポイント移動を決めた。
11番と9番は瀬の釣りなので早めに見切って移動をする。
12番にある淵の反転流と15番の流れの合流部は時間を掛けよう。

と、考えが固まってきたところで近場の道の駅を散策する。
向かいの味噌醤油醸造直売所ではイベントが開催されてて、本降りの雨の中でも多くの人で賑わっていた。
ちょっと土産にとも考えたが人が多いところは苦手なのでスルー(笑)
道の駅は無料の足湯場が設置されている。
飲用の温泉水も無料で汲める。
地域物産店には鹿児島産の平鱸が900円だった。
50cmぐらいの平鱸が1匹900円で売られてるって鹿児島のポテンシャルなんだろうね。
暫し、考えた。
獲れるマルスズキとヒラスズキの割合は関東地方とは違うのだろうか。
仮に1対1でマルとヒラが分布しているとして、純淡水域ではヒラスズキが釣れないと想定する…。
生息しているスズキ全体の割合からみて淡水域へ遡上する個体数は何%なのか。
関東地方の経験で釣りを組み立てると大きく合わなそうだな。
そんなことを考えながら車中で時合いを待っていた。
まだ日没まで1時間はある。
今の状況について考えを巡らせ続けるが答えなんか出るはずがない。
それに前日の釣れたタイミングは予定よりも早い時間だった。
時合いと思われる時間帯だって時合いではないかもしれない。
だったら釣りできる時が時合いだ。と釣りを始めることにした。


しっかりと降り続く雨で水位は前日と大差ない感じだ。
瀬の流れを確認するようにルアーを流しながら釣り下って行く。
出るならココって場所にルアーを通していくが反応はない。

岸際をウェーディングしながら釣り下っていると足元に大きめのコンクリートブロックが沈んでいるのが見えた。
本流筋の当たらないこの場所に浸食防止用のブロックが沈んでいるってことは?
昔とは川の形が変わっているってことだろう。
以前は流れが当たる場所であった可能性が高い。
下流にも何個か残骸がある。
風化したブロックは鱸の付き場になりやすい。
ルアーをBMC100Fから少しレンジの入るルアーにチェンジして探り直す。



1投目で釣れた…。
前日に1夜1匹釣れるように頑張ってみようと考えていたので本日の目標は達成された。


とりあえず祝杯を挙げる(笑)
まだ夕マズメまで時間もあるし、これは何匹か釣れるのかもしれないな。
でも釣れて良かったとは思うが、昨日から気になっているのは魚のサイズだ。
今、このサイズが釣れるってことは大きいサイズが釣れるのはもっと早い時期になる。
それとも九州は動きが違うのか?
高知の四万十川へ行った時も外した感はあったけど今回も微妙にズレているのだろう。
でも小型の魚は群れで居る場合が多いので数が釣れる可能性は高いはず。
現に何回かアタリらしき反応もある。
これからの夕マズメに期待が持てた。
ところが、予想に反して夕マズメに魚からの反応を得ることはできなかった。
身体に打ちつける雨もモチベーションを奪っていく。
それに加えて、日が沈むと暗くて周辺や川の状況が見えない。
前日は晴れた日の月夜だったので動きやすかった。
しかし、今日は月の明かりも届かない。
慣れない川で雨の中を動くのは危ないという理由で本日の釣りを終えることにした。

早めに上がったので、本日3回目の温泉に入ることにした。
温泉に入りたいから早めに釣りを終えたわけではない(笑)
冷え切った身体を温めながら考えた。
昨日も今日も釣れるには釣れたが何かが合っていない気がしてならない。
釣れてるのに贅沢は言えないが、何とも言えない違和感に包まれていた。


そんな微妙な心境を助長させるように丸亀製麺系列と思って食べたうどんも予想の味を外していた(笑)
考えてみれば伊予って愛媛県だよな。
四国釣旅で食べた大介うどんと似たような食感だ。

降り止まぬ雨に漫画喫茶へ逃げ込み、明日の朝マズメに向けて眠るのであった。
3日目に続く。
タックルデータ 1
ロッド:スタッカート11
リール:シマノ4000番
ライン:PE1.5号
ルアー:K2R112
タックルデータ 2
ロッド:スタッカート89
リール:シマノ4000番
ライン:PE1号
ルアー:フランキー90