秋はまだちょっと先

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9/17

二日前雨がガッツリ降ったため、魚が供給されると考えて境川・柏尾川合流部へ。

去年通りある程度暗くなるまでキャストはしない……
つもりが、スイムチェックと称して色々なルアーを投げてる私。
アホか…ポイントは外してるけど。

完全に暗くなってもボイルは始まらない。
というか、このポイントはイナッコが嫌がる動きしかしないんだけど。
イナッコが引き波立てて必死に逃げてるタイミングがチャンス。


完全に暗くなって30分程経ってからやっとイナッコが浮き出した。
時たま騒ぎだして水面を疾走する。

とはいえここからが長かった。
典型的な『喰わないボイル』だったのだ。
イナッコが多過ぎてルアーが喰われないのとは違う。
しっかり見切る。

イナッコはちょっと少ないかな~と感じる量ではあるが、許容範囲。
シーバスボイルは定点ではなく、法則性の無い散発的なもの。


………これイナッコも少ないがシーバスも少ないな?

こういうシチュエーションは厳しいんだよなぁ…

そう思いつつ、2、3投でルアーローテしていく。

狭いポイントなのでライトの使用自体にも神経を使い、ロッドは水面に出さない(回収時だけティップは出すが)。
うっすら入る光でルアーを交換する。

……………………………タフコンだぁ…


…………とはいえ風が吹いてるからロッドの風切り音がそこまで響かないのが救いか。水面が波立ってイナッコが沈むけれども。



そんな事を考えながらごっつぁんをスローに通すと足元でバイト。
…………乗らん。

ガルバにチェンジ。
キャスト方向を変えてブレイクを通す。
ルアーがシャローに乗って数巻でバイト。
これも乗らん。


…………どっちもバイトが甘くてフッキングまで至らん。

水分補給して一旦クールダウン。

よくイナッコを観察する。











うん、わかんねぇ!✨
見てる限り喰われてるイナッコには特に秩序はない…
てかシーバス自体もスイッチが常時オンってわけでもなさそう……
地形変化で喰ってねぇし…


と、ここでボイルが同じような場所で出た。
よく観察するともう一度。



イナッコの逃げる方向はバラバラ。
とはいえ一部のボイルが出る場所は特定のエリア(5m四方位?)っぽい。明暗明側にドシャローと壁が絡む場所。
シーバスが突っ込んで来る方向は無秩序。突っ込んで来るのはいいとこ1、2個体。



コレを攻略するのかぁ………………

難易度高ぁ……



とはいえ一筋の光明、攻めない選択肢はない。

そこを打つのにちょうどいい立ち位置へ移動。
水面に影を落とさないように壁に張り付きながら移動する。

ルアーはクロストリガー(クリアチャート・フェイスミラー)。
流れはトロいが少し下流に向かって流れてる。
アップに投げ、明暗暗側橋下に着水させる。ティップをやや上げ、デッドスローとスローを繰り返す。
スローでアクションON。デッドスローでOFF。スローで気付かせてデッドスローで喰わせるイメージ。

ルアーがバイトゾーン外縁部に差し掛かったかな~というタイミングでデッドスローに切り替える。その瞬間、

『ゴン!』

しっかりしたバイトが出た。
フッキングを叩き込みファイト開始。
フックがSTX-38#8のため慎重にファイト。
サイズは全然だが、とにかく元気いっぱいにエラ洗いと疾走を繰り返す。
ランディング寸前まで大暴れ。

あまりにも暴れまくったからかリリース時の蘇生も時間がかかった。


その間に流れは本格化したのでポイントを移動。

誰もが攻める明暗へ。



下流から風が吹いているからか表層の水はそんなに動いてない。
………てか止まってるなコレ。


オーソドックスに明暗をリトリーブで切っていくもバイトは出ない。
1キャスト毎に着水点変えてトレースしているんだが。
流れがある程度出るまでスマホいじりつつ待機。


下流から吹く風より表層の流れがやや効きだしたタイミングで再開。ダウンやクロスで攻めていく。
………食わねぇんだよなぁ。
今居るガッツリ出来る橋が絡む明暗よりもうっすら明暗の方がシーバス自体は拾いやすい。
明暗誰しもが攻めるしね。
ベイト(イナッコ)が居ても反応しないってのは夏は良くある。

今はイナッコが時たま騒いでダッシュするからシーバスは居るんだけど。
表層系には反応がない。
マリブ78にチェンジ。
ちょっとレンジを入れるために7秒程フォールさせてドリフト。



『ゴツッ』

ん~バイトじゃない。シーバスのボディに接触したな。
………でもヤル気ないな~コレ。
バイブをただ巻いても喰わないやつだ。
かといってダートだとポイント荒らすしなぁ…


スイッチが入れられて散らしにくい攻めかた……















あるわ。
リフト&ドリフトフォール。
リフトで波動出してフォールで喰わせるメゾット。



……攻めかたがリトリーブ一辺倒の湘南では多分誰もやってない。
だからこそ効くかも。
そんな希望を抱きつつ、ミニエントをセットし明暗明側へクロスキャスト。
下流から風が吹いてるため糸フケを多めに出してフォールさせる。
狙いのレンジまで沈んだら糸フケを回収しリフト。
張らず緩めずを保ちリトリーブしながらフォール。
それを繰り返して暗側に入りフリー気味にフォール。
リフト時に『ゴンゴンゴンゴン!』

やっぱりフォールで喰うなあ。
ちっさかったのでジェットスキー状態で一気に寄せてブッコ抜き。

あっさりランディング。
とはいえテール一本で上がってきた辺りなにげにシブい喰いかたをしてる。

元気なうちにリリース。
ファイトに時間かけてないからかさっさと逃げてった。


着水点を変えることでトレースコースを変えつつ、同じように攻める。


…時々突風が吹いてスゲー攻めにくいが。
バイトはフォール時に出る。

次は暗側にガッツリ入れたキャストでバイト。
『コッ…』とアタった瞬間即アワセ。
乗った!と感じた瞬間一気にドラグが出される。
「ちょっとサイズいいぞ…」
ダウンで掛けたとはいえややキツめ(1.1キロ程)のドラグを出せるのは50クラス以上。
ちょっと慎重に…
ガバガバガバッ(エラ洗い)
響くエラ洗いの音。ブッ飛ばされるミニエント。
バチッ!(ミニエントが足場のコンクリにぶち当たった音)
うぎゃー!ミニエント無事か!?
ライトで照らしてチェック。
無事に……………縦クラックが入ってやがる…………
コーラルピンクが~!


この後はミニエントのイワシに付け替えて同様に攻めたものの、アタリもカスリもしない。


やっぱカラーか……
クッソ~!


時間が許す限り粘ったものの、追加はなく………


肩を落としながら帰る羽目になった





ロッド : DAIWA LABRAX AGS 93ML
リール : DAIWA ルビアスLT3000-C
ライン : TORAY シーバスPE F4 #0.8
リーダー : シーガーグランドマックス#5

ルアー :ごっつぁんミノー89F(横綱イワシ、ハッピーレモン)、ガルバ73s(マルチイワシ、涼海)、クロストリガー(闇鰯、クリアチャート・フェイスミラー)、ミニエント57s(イワシ、コーラルピンク)
















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