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オススメ大型河川用ミノー




えー、今回はリクエストを頂きまして、大規模河川でオススメのミノーについて書きたいと思います。オススメの基準は誰が投げても比較的釣果が出しやすい「釣れるルアー」という基準で書いて行こうと思います。


♦︎「釣れるルアー」の定義について。


まず、初めに釣り道具というのは魚種やフィールド、用途によって種類が違います。サーフにメバリングロッドは持っては行かないでしょうし、フカセ用の磯竿でメタルジグを投げる人はいません。


それと同じことで、シーバスに関してもそのフィールドによって向いたタックル・ルアーセレクトというものがあります。したがいまして、ここでは大規模河川向けのルアーを紹介しますので、小中規模河川や運河筋で、紹介したルアー達をセレクトしてもイマイチな釣果になるかなと、思います。(どこで投げてもとりあえず一匹は釣れるってのはCD7くらいしか無いような気がします)


また使用に際し、「リトリーブ速度」「好み・得意の釣り方」「ルアーコントロールの腕」など人それぞれ個性があるので、それらを全てひっくるめて…雑に言うと「ある程度条件を問わず、様々な条件で、ある程度テキトーに扱っても釣れる・反応がある」というのを「釣れるルアー」として紹介したいと思います。




♦︎カラーセレクトについて


基本的にはチャート系とナチュラル系(ホロ入り)の二種類だけで大丈夫です。もっと言うとチャート系かフラッシング系か、です。もしクリア系の色があれば、ナチュラル系の上位互換としてチョイスしても良いです。

ただし注意点がありまして、クリア系には2種類あり「つやありクリア」と「つや消しクリア」です。車のヘッドライトみたいなツヤツヤのクリア系は水中で鏡面状に光を反射するので、バチバチのフラッシングを放ち、強いアピール力があります。またつや消しクリア…マッドクリアというべきか、薄ら透けているタイプのモノはシルエットが幽霊のようにボヤけるのでアピール力は逆に抑えられます。

クリア系が上記の性質を発揮するのは光量がある場合なので水質が透明なことが前提になります。一口にクリア系と言っても正反対の性質があるので注意してチェックしてみてください。




参考動画:水中での色の見え方



同じルアーをカラー別に複数本用意できればベストですが、そこまでお金溶かしたくない方はとりあえずナチュラル系を選んだら良いと思います。


「ナチュラル系はチャート系を兼ねる」ので、とりあえずは釣れるハズです。というのも普通に釣りする分には「チャート系の方が釣れる」という状況あっても「チャート系でしか釣れない」という状況は少なく、逆に「チャート系では釣れないが、ナチュラル系では釣れる」という状況があるためです。


カラーにうるさいデイゲームでは特にそうですが、少なくともホームエリアでは「チャート系しか視認できないような水質」になっている時点で「釣りがまともに出来ない水量」になっていることがほとんどです。

なのでポイントの水質・性質に応じて基本カラーを選定してください。基本的にはデイであれナイトであれ魚から見えやすいカラーセレクトを基準にしてみてください。


★ナイトゲーム

ナイトゲームでは基本的にほとんど関係ありません。同じルアーで「ナチュラル系のカラーでは3匹だが、チャート系では5匹釣れた」くらいの差はありますが、その程度です。釣れそうなカラーや「イケてるな」と思うカラーをチョイスしてみて下さい。意外にも気に入ったカラーを投げるというのは大事です。このルアーは釣れるという信念…モチベーションに繋がります。


★デイゲーム


デイゲームではカラーにこだわった方が良いです。「ナチュラル系は釣れるのにチャートは全く釣れない」たまにその逆もあったりして、カラーリングによって反応が全く違う事が多々あります。


魚がボトム付近にいると仮定した場合、そのルアーのレンジが表層に近いほどシルエット系を優先し、ルアーの潜行レンジが深くなるにつれてフラッシングが水中を通りやすいカラーリングを優先してください。つまり「魚から見えやすいであろうカラーリング」が基準になります。


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クリアな水質だとこんな感じのカラーが強いです。デイ用にリペイントしたアサシン129Fです。ホロ+サイドはクリア系塗料+バックとベリーに黒系が入るとかなりオススメ。ホロパターンにも数種類あり、それぞれ特徴がありますが著しく釣果に影響があるわけではないので、今回は割愛します。





♦︎ルアー紹介


★サイレントアサシンシリーズ

シマノ製。AR-C搭載で良く飛びます。ドリフトでヨシ巻き物でヨシ。至って普通のミノーですが、どんな使い方でもシーバスが反応するアクションするので1番活躍するかと思います。オールマイティ選手です。ただし129以上のサイズはロッドワークによるアクションを付けたりしても余り美味しい感じではないです。巻き物orドリフトがベスト。デイでもナイトでもバンバン釣れます。



☆129F&129S

1番オススメサイズです。129Fはデッドスローでも泳ぎ、早巻きでもさほど暴れません。流速の早いポイントやサーフでも活躍します。どシャローじゃない限りどこでも使えます。

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Fは60〜100センチ、Sは150〜200センチくらいの潜行深度です。Sはスローだとほぼ動かず、早巻き過ぎても動きません。つまり一定の巻き速度でしか動かないルアーです。早歩きくらいの速度が1番良い動きします。デッドスローで流して「1.5m潜るシンペン」のようにも扱えます。また、Sは上潮時に海水層に沈めて巻き物として使うとかなり便利なのでこの2つはオススメ。





☆140F&140S&160F


これは129のサイズアップ+それぞれ潜行深度を深くしたようなモデルです。140Fはサイズ感でアピールするのに良く、濁りのせいで「129Fに触るけど…乗らない」って時や微妙にレンジが合わないときに「見つけさせて食わせる」ような使い方が便利です。129Fで乗らない→140F or129Sにするとほぼ食わせられるかなと思います。

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ちなみに良く有る120Fというルアーはリップ形状と背中の盛りが大きく、アクションの性質が他のアサシンシリーズに比べると「大きく、早く」動くことから、実質違うルアーなので使い方に注意した方が良いかと思います。99Fをそのまま大きくしたようなルアーです。



★フランキー120mm
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0〜30センチがレンジです。河口や魚が浮いている状況で投げるのがオススメです。ウェイク系アクションです。ナイトゲームでの使用推奨。巻き物としても良いし、ドリフトでも良いです。一昨年はこれでランカー4本釣ったので、個人的ランカーキラーでもあります。「イマイチ流れ足りないなあ」って時でも少しの水流でガッツリ泳ぐのでアップクロスから流れに乗せて巻いたりしても使えます。





★サスケ裂波120&140

40〜60のレンジ。皆イチオシの傑作系ルアーです。普通に巻くだけで釣れます。これに関しては説明不要なので省きます。

★コモモSF125&145

〜30がレンジです。昔からある表層リップレスミノーですが意外とランカーキラーなルアーでもあります。ちょっと流れがあって表層に魚が浮いてるときが良いです。145は全く性質が違いますが、流れが緩い川でもしっかり泳ぎ、意外に釣れます。あと飛びます。凄いサイズ感に似合わず食わせ系ルアーの性質があるので意外とオススメ。ストロングスタイルでやりたくなったらまずはコレが良いと思います。

★コスケ110

〜60までがレンジ。サスケとコモモのハーフって感じです。良いルアーですが個人的にはもっとサイズ感とレンジ欲しいかな…って感じです。普通に釣れます。使い方はコモモ・サスケと同じで、レンジで差別化って感じです。170とかってふざけたサイズもあるので「価値ある1匹」を求めてルアーボックスに入れとくのも面白いと思います。笑




★セットアッパー125S

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150〜200センチまでがレンジです。アクションは高速ではウェイク系、スローではタイトピッチのウォブンロール。「良く飛んで沈むフランキー」として使ってます。流れ止まったときや上潮時、流れの緩いポイントがオススメ。アップクロスから流れに同調させて…って使い方もあります。流れがない時の対策にバッチリなんですが、巻き抵抗が…あり得ないくらいあるのでちょっと使いづらいかも。(笑)あと重心移動が戻りずらいので、ちゃんと稼働するか手に取って確認できる店頭購入がオススメ。





★セットアッパー125S-DR

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※リペイント品です。オリジナルはダイワで、メガバス風にリペイントして有ります。


200〜300センチのレンジ。いわゆるディープダイバー系です。ボトム付近を攻められるミノーで扱い易いのはこれしかないので使いこなせればかなり面白い釣りができます。バイブのレンジを探れるミノーです。フルキャストで冗談抜きで80mぐらい飛ぶのでかなり広範囲を攻められます。ノーマルの125Sと似たようなところで使うと良いと思います。水深は3m以上あるエリアが推奨です。干潮ピーク時などにシャロー付近の深場にゆっくり流すと良いのが来るかも…?ってな感じの個人的ランカーキラーです。濁り対策に海水層探るにも重宝します。





★ブローウィン140S

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ジャーキングメソッドで有名なキワモノ系。巻き物としてはほぼ使えないですが、ジャーキングのアクションがかなり有能なのであると面白いかもというルアー。魚がピンポイントにいるのがわかっている場合使うと面白いです。とにかくジャーキングありきです。




★ハイスタンダード120

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ロンジン。至って普通のミノー。フローティングでレンジは100センチ程。飛距離もアクションも普通ですが、ロッドワークによるレスポンスが良いので、トゥイッチやジャークにも使えます。巻き物としても使えますし、ドリフトでもイケます。ただし、特化した他のルアーがある場合…出番は限られるかな?という印象。ジャーキング特化ならブローウィンで「ある程度どんな使い方もできる」という汎用性を望むならこちらの方が良いかと思います。




★カゲロウ124F

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右が124F。このルアーで何匹か釣ってるんですが、写真がありません。なぜかっていうと「丸呑み」される事がほとんどで、写真撮る前に外さないといけないからです…(笑)。それだけこのルアーには「何か」があります。

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小さい方ならありました(笑)

ここでは124Fについて書きます。レンジは〜30までといったところで、使い方はコモモSF125と同じです。アクションはほぼロール。スローに流してゆらゆらロールで食わせるという…。と書くとコモモで良くない?(笑)と思っちゃいますが、このルアーには特徴がありまして、ズバリ…「流れが強いほど良い」というところ。このルアーは早巻きしたり流れにぶち当てて使うと、高速でロールしながら左右にイレギュラーにスライドします。これがとにかく強い。個人的に流れが緩いエリアで釣りする事が多く、「スローに流してトレースコースをすり合わせる…」というよりも、ラインドラグ走らせて「早めにグリグリ巻く」という高速アクションの方が使用頻度が高いです。スレにも強いので、ハイプレッシャーな場所でもルアーチェンジで1発という事も。「これで釣りたい」って思う方は購入されると良いかも、です。(笑)




とりあえず今回はここまでにしたいと思います。「あのルアーどう?」「このルアー、こういうポイントで使える?」など質問ありましたらコメントください。

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