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▼ 捕るロッド、捕れるロッド
約2年ぶりにバチ抜け調査に行き、それなりのサイズ(本当にそれなり)を手にした翌日、あわよくば同じサイズ、運があればそれ以上のサイズが捕れるのでは無いか、ここで1本出れば5月22日の時点で凄腕の順位が20位以内に入るのは確実、と、捕る気満々でポイントに向かった。
このときロッドは前日の7.6ft Lから9.7ft LMLに持ち替えていた。
足場の高さ、障害物の有無、ルアーの重さ、必要な飛距離などを考慮して、その状況で使える限りの短いロッドを選ぶのが自分のスタイル。
なぜなら、短いロッドの方がルアーを操作しやすく、また、魚をかけた後のロッドさばきもしやすいからだ。
ただ、ロッドが短いがゆえに、いわゆる「ため」が少なく、結果としてバラすことが多くなってしまう。
しかし、ここでロッドを上手くさばいていかに魚をばらさないようにするか、ということが非常に楽しい。
だから、短いロッドの方が魚を捕ることをより意識したものであると考えている。
9.7ft LMLに持ち替えた理由はただ一つ、かけた魚が捕れるからだ。
なぜなら、特にバチを意識した魚のように針掛かりが浅くなりやすい(と想像している)場合、長くてしなやかでためがきくロッドの方が身切れによるバラシは減ると考えているからだ。
目論見は見事的中し、サイズは出なかったが2ヒット2ゲット。
前日が8ヒット5ゲットからすると完璧なキャッチ率であった。
魚が釣れれば嬉しい。
だけど、同じ魚をキャッチするのならヒットやキャッチ率が下がったとしても、使う道具を含めてより楽しめる方法を選んでもいいのではなかろうか。
捕るロッドと捕れるロッド、似たような言葉ではあるが自分の中では大きな違いがあると思っている。
- 2011年5月24日
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