【見るまえに跳べ！】Ｇｏ！Ｔｏ！五島列島２０１７！！

秋。
そう、世間は秋真っ盛りだった。
美味しいものは沢山あるし、紅葉も綺麗だ。
過ごし易いし、良い季節と言わざるを得ない。
そう、「秋」・・・。

でも、僕はまだ肌を焼きたい。
蝉の鳴き声も聞き足りない。
「この車、黒色やから車内めっちゃ暑い」とか言ってたい。

夏が終わるのが悲しすぎるのも、この季節。

季節を逆行したい・・・。
夏の残り香を探したい。

熱いダッシュボードに間違って手を置いて「熱っ」とかやりたいんだよ・・・。

行くしかないだろ。
僕達は深夜の高速をひた走り、船に飛び乗った。

Ｇｏ！Ｔｏ！五島列島！！
２０１７年秋！！

こんなドヤ顔のタイトルやけど年に１回は誰かが言ってそうなありきたりな感じ。
すみません。

ツララ/エクストリーム社の「やっちゃん」こと藤原氏と共に、五島列島の福江島に行って参りました。

長崎の離島としては、壱岐に２度ほどお邪魔していますが、今回訪れた五島列島には初上陸。
世間は連休。
弾丸遠征を決行することになったのだ。

フェリーから降りた僕達は真っ先に水辺に向かう。
今回訪れたのは福江島。
やっちゃんは何度か福江島に上陸しており、ポイントも幾つか知っていたので早速案内して頂いた。

遠征でのメインターゲットはヒラスズキ。
その合間に根魚を狙う贅沢プランなのだ。

しかし、初日の今日。
既に風は弱くなり、波も穏やかになってきている。
しかも、明日と明後日は風が更に弱くなるらしい。
ヒラスズキにはなかなか厳しい状況になりそうだ。

まぁ、五島に来ただけで既に楽しいのであまり問題無い様に思えてしまうのだが。

少しだけ竿を振り、異常がない事を確認して、先に宿へチェックインをしに向かった。

今回は民宿の「百椿」さんに宿泊させて頂いた。
アパートの一室を借りるシステムで、台所も付いている。
基本的な生活必需品は揃っていた。
程よい快適度で、個人的にはかなり落ち着く空間でした。

その後は移動の疲れもあってかダラダラ。
その後、今回お世話になった泉さんと野原さんが良い牛肉を持ってきて下さったので、早速の肉会。
旨い酒に肉・・・・夜が更けていく。

明日の朝は様子を見つつ、まずはロックフィッシュを狙ってみることになった。

そして翌朝。
島のポイントを泉さんに案内して頂くことになりました。

今までちゃんとしたショアロックをやったことが無かった僕。
手探りな釣りにはなりましたが・・・。
開始早々に愛想良く反応してくれる魚が登場。

フエフキダイ！
昨夜に「簡単に釣れるよ～」と聞いていたのだが、こんなに早く登場するとは・・・。
しかし初魚種なので、自分としては嬉しい一匹。

このあとはフエフキダイが連発。

ボトムをフワフワしてると小さなアラも登場。
これも初魚種。
模様がハッキリしててカッコいいなぁ。
大きくなってねー。とすぐにリリース。

タックルデータ
ロッド:TULALA Monstruo79
ライン:フロロ16lb
ルアー:4インチワームテキサスリグ

帰り道、島の綺麗な夕景が目に飛び込んだ。
アラやフエフキダイなんかの初魚種と、いつも愛嬌抜群のアラカブに遊んでもらい、大満足の一日だった。

今晩は「ソトノマ」さんで晩御飯を頂きました。
魚はもちろん、肉料理も鍋も旨すぎる・・・。
このお店の為に福江島に来たいくらいです。
本当にご馳走様でした！

翌日。
気合を入れてラストチャンスのヒラスズキ狙い。
相変わらず凪気味の海だが、丁寧にやれば出るかもしれない。

野原さんにお世話になり、各ポイントを攻めて行く。

凪の海を打ち尽くす。
陽も傾き、いよいよ終わりが近づいた頃だった。

時間的にも最後のポイント。
ワンド気味になったシャローにミノーをタラタラ流す。

手前まで帰ってきたルアー。
そろそろピックアップかと思った瞬間。

ガンッ！！

突然伝わる衝撃！
その後、満月になるロッドと引き出されるドラグ！

喰った！！

瞬く間にラインを出され、すぐ沖の根に真っ直ぐに突っ走る魚。

「タマンや！」
野原さんが言った。

止まんねぇ。
やべぇ。

タマン強ぇ！！

ラインに対し、限界まで強く設定したドラグ。
なのに滑り出る。
これ以上走らせたらマズイ。

スプールを抑えてガチンコ勝負だ。

曲げ切ったロッドから、少しだけ糸の出方が緩んだ。
そこを見計らってゴリ巻きポンピング！

寄ってこい！！

何度かの突込みの後、ゆっくりと浮いてきた白い魚体。
手前に寄っても抵抗するしぶとさ。

もう、楽しすぎて手に汗握ってしまう！

やったぁーーー！！

タマンとったーーー！！！

タックルデータ
ロッド:TULALA Harmonix Staccato98(プロト)
ライン:PE1.5号+40lb
ルアー:K2F122

４．５ｋｇ。
７０ｃｍくらいだろうか。
綺麗な魚体に手が震えた。

フックは曲げられていて、まぁよく獲れたなぁと。
ラインシステムも、もう少し太くしようと誓ったのだった。

色んな人に助けられて最高の一日になった。
本当に、感謝感謝の一日。
また忘れられない思い出が水辺から生まれた。
これだから釣りはやめられない。

すっかり暗くなり始めた帰路を急ぐように帰った夜。
満月が綺麗で、心に深く残る夜だった。

翌朝。
今日が最終日。
昼のフェリーに乗って本土へ戻らないといけない。

最後に、やっちゃんドライブで島全体を案内してもらった。

天気も良く、海風がとても気持ち良い。
良い景色だ。
また見に帰ってこよう。

ドライブした後は、フェリー乗り場まで送って頂いた。
やっちゃん本当にありがとう。

フェリー乗り場から見える青い空。
国内でも国外でも、気が付いたら空の写真撮ってるなぁ。

待ち構えるのは、本土へ向かうフェリー。

島でお世話になった皆様。
やっちゃん。
本当にありがとうございました！！

しかし、島に夢中になり過ぎて全然写真撮ってないなぁ。笑
我ながら勿体無いなぁ、と思う。
次回から写真マシマシでいくのでよろしくお願い致します！

END