RED中村 『赤い革命』 ~THE RED STAR ARMY~ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) BORN TO EAT 9月号-グローバル化する缶スープととある鉄板ルアー- https://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps1c2o8uc9 2025-09-01T12:00:00+09:00
 
関東は雨が降らないねぇ。
川の水温もお湯並みだし、シーバスも長いお盆休み中だし、一雨二雨欲しいとこだなぁ。


さて、BORN TO EAT9月号です!!




★缶スープって需要あるの?★

レッドがよく利用するJR成田線と京成本線。
東京、秋葉原、神宮球場ならJRで上野、浅草、アメ横なら京成本線。
どちらの路線も歴史が古く、グネグネと曲がりながら東京を目指して走る。


京成本線に乗ってアメ横に行く途中、ホームの自販機でよくジュースを買う。
うすうす気づいていたのだが、高確率で妙なスープ缶が変な存在感を放って鎮座しておるのだ。というわけで、気になったスープ缶調査の総集編である。
ちなみに比較的よく見るコーンスープは除く。


まずは薄めからということで『うまだし』


 

 

‘やまや’というメーカーのダシ汁らしい。
やまや?おうっ!!明太子のやまやか!!!
福岡のメーカーってことはアゴダシなのだろうか。


缶の中を覗き込むと、薄い透明な色をしたいわゆる西日本でいうところの出汁が入っている。
間違っても関東のソバツユでは無い。
グビグビと呑んでみると、頭の中には福岡のブチブチ切れるうどん出汁が蘇る。
ふむふむ、こりゃ弁当のお供にいいかも。



★つづいて『飲む缶カレー』


 


スパイシーとか書いてあるので、北海道のスープカレーを想像したのだが違った。
あくまで欧風カレーがドロドロでは無い感じ。
パンには合いそうだが、おにぎりには合わないだろうな。



★続いてスゲェの見つけた!
ジンジャーチキン!!


 


名前からしてなんか旨そうじゃないか。
なんか少しラーメン寄りなのか?
長岡生姜ラーメン的な…。


期待しながら飲むと、まぁまぁパンチの利いた生姜風味と辛味がガツンとくる。
まるでウィルキンソンのジンジャーエールみたいだ。
まぁここまではいいだろう。
ラーメン系の中華っぽい鶏出汁なのかと思ったらなにかが違う。頭がバグる。


これは何だっけ???

なにかブイヨン寄りなのか。
チキンコンソメか??予想を裏切る西洋風の味。
生姜の味がパンチあるだけにここは中華風の味で攻めて欲しかった。



★日本、インド、ユーロと来たら次はお隣の韓国。
チゲ風スープである。


 


ビリビリくるトンガラシの辛みの後に来るアサリの出汁!!
ホタテの体臭ならぬ、アサリの体臭がほんのりと鼻孔をくすぐる。
なかなかいいところ突いて来るな!!



★続きましては豚骨ラーメンでおなじみの一風堂の缶スープ。


 


 
最初から缶に入っているので、もちろん濃いめとか脂多めとかにはできないが、これはさすが王道の味。
旨い。
なんなら、二缶買って、自宅で麺を入れればちゃんとした豚骨ラーメンが出来そうだ。


ただ、スープ仕様になっているようで、若干塩分は控えめの設定になっている様子。




そしてついにラスボスの登場である。

いままでご紹介した5種はいずれも暖かい缶スープである。紫色のオーラが立ち込める自販機に近づくと鎮座していたのがコレ。

★『飲むふるる冷麺』


 


ふるるってなんだ???
謎が謎を呼ぶ。
しかもメーカーは袋麵で有名な辛ラーメンを販売している韓国の大手メーカー。


夏だし、冷えてるし、塩分補給にもいいかも。
ノリノリでぐいっと飲んでしまった。
口の中に広がるキムチの匂いと酸味、麺の匂いに塩味と辛味。
一気に打ち寄せる複雑な風味と冷たい液体。
まるで溺れた時に一気に口と鼻の中に入ってくる海水。



「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛~~~~~~~!!!!!」

 


まままずい~~~!
マズイ~~!
不味い
~!!


独り真夏の京成佐倉駅で漏らす嗚咽。
誰だコレ作ったヤツ!!出てこい!!




★衝撃だったルアー★

10数年に一回くらいなんじゃこれは?っていう明らかに他のルアーとは違う釣れっぷりを見せるルアーが現れる。


私にとって初めてこいつは神ルアーじゃないか!っと思ったのが、ハンプコーポレーションの『グース125F』


もう手元には5本ほどしか残っておらず、おいそれとキャストする気になれない。
今から27年前に出現したシャローランナーの元祖『コモモ125F』によって水深1m程度の‘シャローの釣り’が完全に確立された。


釣り歴の浅いアングラーには冗談にしか思えないだろうが、コモモが出現する前までシャローの釣りと言えばフローティングミノーを万歳状態でリトリーブしていた。


コモモの発売後、各メーカーから雨後のタケノコの如く、シャローランナーが発売される。
アクションや形状も似たり寄ったりといったモデルが多かった中、突如彗星の如く現れたのがグース125Fだった。


 


ボディ形状こそ125ミリの3フック仕様と当時のシャローランナーの基本形を備えつつ、その独特なカップ形状が目を引いた。


アクションもコモモとは一線画す動きで、ローリングしつつもケツのフリは強め。
レンジもコモモよりさらに10cmほど浅く水面下15〜20cmを狙える。
さらには独特なラトル音が特徴的なルアーだった。
当時は盤洲干潟や富津岬のウェーディングで使用していたが、明らかにシーバスの反応が違った。


アクションとサウンドのせいなのか、シーバスを寄せる力が強くやたら釣れた。
また、他のシャローランナーより浅めのレンジ感というのも盤洲にハマった。
バイトが深く明確にガツンと来るアタリが多く、小さい魚からランカーまで無差別に寄せて食わす。
一時期、2個あるうちの1個のルアーボックス内は全てグースを入れていた。



当時黎明期のシーバスシャローゲームを追っていたアングラーの間では強烈なインパクトを残したグース125F。
その後サイズ展開などバリエーションモデルも発売された。だが、宣伝上手なメーカーは生き残り、宣伝下手なメーカーはいつのまにか消えてしまうのは今日と同じ。


...だがしかし‼︎
ほんのちょっと前の出来事である。
シーバスルアーの通販サイト『キングフィッシャー』に突如として、新品グースがまあまあまとまった数が販売していたのである。
イベント最中で見たモノだから、後で買おうとその場で一回寝かせてしまった。
数日後にキングフィッシャーのサイトを見たら全て完売。



ヤラレター‼︎


おそらくあの当時、グースでいい思いをしたベテランアングラーが買い漁ったに違いない。
先日キングフィッシャーの店長に会う機会があったので、この件を聞くと「あれだけ釣れて流行ったルアーだから、新品見つけて仕入れれば絶対売れると思った」っとのこと。


さすがシーバス専門店の目利き!!
シーバスゲームの歴史に精通してないとなかなかこういう仕入れはできないよねぇ。





★とある鉄板ルアー★

そんなたま~に出くわす神ルアー達なのだが、最近コレは⁉っというルアーがある。
オヌマンプロデュースでD社から発売予定の鉄板バイブ。


まだプロト段階なシロモノなのだが、釣れ具合がかなりエグかった。
アクションといい、重さといい、やはり今までの鉄板と違うモノがある。
詳しくは…言えない。
人様プロトルアーであるし、守秘義務があるのでアクションうんぬんやらアレとかアレとか。
詳しく聞きたかったらイベントか何かでオヌマン捕まえて聞いてください。


コレを使わせてもらったのは、利根川で収録したロケの時。
私はオヌマンと組んだのだが、その時にデイゲームではコレ試してみてと渡されたのである。


実にオヌマンらしく、搭載フックが#12
エンジェルシューターやジェネラスで使用したらフックがベロベロ伸びそうに思えたので、フロウハントを使った。この組み合わせは良かったのかも知れない。夕マヅメのボイル待ちで試しにキャストしているといきなり2本連続でヒット!


 


正直、この時は「今日の回遊シーバスは鉄板食うのか」くらいしか思わなかった。



★なんかおかしいゾ★

ところがどうだ。
翌朝マヅメのボイル終了後、川面にすっかりイナッコの気配が無くなってベタ~っとした状態。
普通ならここでジアイ終了ってなるはずなのだが、ここで例のルアーを投げるとポロポロと釣れてしまう。


デイゲームのウェーディングはもちろんのこと、2日目の夕マヅメのボイル前も同じ。
また釣れる。
しかもこのルアーのおかしいのはジアイ前やジアイ終了後のみならず潮止まりとか、普通食って来ないだろうというクソ時間に釣れる。
もちろんロケ中は狙いどころの時間にジグザグベイト80Sとか利根川定番のルアーでも釣っている。


 


 
それにしても普通は休憩を取るクソ時間に例のルアーを使うと釣れてしまうのだから、休憩の取り方がすごく難しい。


一つ言えるのは、岸際シャローが多い利根川にはメッチャ丁度良いウエイト感であること。
すこぶる利根川デイゲームと相性が良い気がする。





★久々の無双ルアーか?★

さて、もらったサンプル。
よもやアノ日だけ限定で釣れたものなのだろうか?っという疑惑があるので、その後も利根川で使ってみた。


だいたい今時期は18:30~19時くらいまでに利根川ドッグ回りに入れば夕マヅメのイナッコボイルに間に合う。
そこをわざわざ17時くらいに行って例のルアーを投げてみる。
オープンエリアに投げてみる⇒釣れる。
暗い水門の中に入れてみる⇒釣れる。


 


ウ~~~ム。
そして、あろうことか本命のナイトゲームではホゲる。
ウ~~~ム。


これは世に放たれてはいけない気がする。
秋に入ると型狙いのシーズン始まるけど、案外小さいルアーもバックり食ってきたりするしねぇ。
今持っているカラーバリエは3色。
発売後にどんなカラーが出るのか楽しみにしています。


皆さんの神ルアーは何でしょう??
特定の場所やベイトパターンで圧倒的に差が出るルアー何かあったら是非、REDまで通報ヨロシク!!



 
【10周年限定復刻生産】
 PDG メッシュキャップ


詳細はこちら
 




 
新製品情報!!
9月にナンバーセブンのウェイトチューンモデルが発売されるから使ってね!!
レンジ40㎝は絶妙だぜ!!

 
NUMBER SEVEN 117F SHO
HANGOVER

 
9月号はここまで。
それではまた~!!
次回10月号は10月1日から3日の間に公開します!!


 
BORN TO EAT 8月号
-日々ひたすら絶望のロケと焚火のおじさん-
https://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps13sc7hcy

 
BORN TO EAT 7月号
年に一度の北海道遠征とサンライズ出雲は山岳路線へ-
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BORN TO EAT 6月号
-出る出る詐欺とさぁどうするRED?-
https://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps1monkp84

BORN TO EAT 5月号
-ポジドラ10周年とレッドのソウルフード-
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BORN TO EAT 4月号
-SUSURU.TVとご褒美おヒラ様遠征-
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BORN TO EAT 3月号
-鶴橋ワンダーランドとバチ抜け2025-
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BORN TO EAT 2月号
-野毛探検と釣りフェス2025-
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RED中村