ジャクソン:アスリートF12
120㎜ 18g フローティング
fimoの総合サイトがリニューアルされてから、何がよくなったのか全然実感できませんし、ブログタイトルもなぜか表示されず、ちょっとユーザーをないがしろにしているような気にさせられますね。さて、これからもこのブログはいつもの調子です。
アスリートは、現在のシーバスゲームの初期から長年にわたって販売されてきたジャクソンの看板商品ともいえる名作ルアーです。50㎜ほどから140㎜まで、各種サイズを揃えており、しかも基本的なシルエットもほぼ同一という非常に分かりやすいルアーでした。フローティングとシンキングはそれぞれ専用設計されて別々のシリーズだったというのも特徴です。
シリーズの中でも9㎝シンキングが世界中のルアーの中でも屈指の名作だと思っていますが、この12㎝のフローティングもなかなか素晴らしいルアーです。当時はK-TENの登場で重心移動機構が各社の製品に仕込まれるようになった時代です。当然、K-TENのマグネット式はパテントで保護されていましたので、アスリートのフローティングモデルは各サイズ鉄球1個がレールを移動するシンプルなものでした。
この鉄球がリトリーブ時にはボディのちょうど中央部分に半固定されるため、ウェイトが前寄りに半固定される他社の重心移動式ミノーに比べてピッチの細かいアクションを刻みます。鉄球1個というのがいいのか、2個を採用していた他社製品に比べて引き抵抗が軽めなので、シンキング同様にどんな高速リトリーブでもアクションが破綻しません。
長めのリップが前に突き出ているので、足場が高くてもほぼ足元までしっかり引くことができるのもK-TENをはじめとする他社製品に対するアドバンテージでした。
写真のものは、シンプルな鮎カラーで半透明のクリア系になります。現在のシーバスルアーはほとんど海外製だと思いますが、当時はOEMで各社のルアーが作られていた時代なので、例えばダイワのショアラインシャイナーの仕上げとよく似ています。シール目玉もクラシックな雰囲気で気に入っています。